大和証券グループ本社JP:8601

時価総額
¥1.96兆
PER
有価証券関連業を中核とする投資・金融サービス業を展開し、ウェルスマネジメント、アセットマネジメント、グローバル・マーケッツ&インベストメント・バンキング部門を持つ。

事業内容

大和証券グループ本社は、主に有価証券関連業を中核とする投資・金融サービス業を展開しています。具体的には、有価証券やデリバティブ商品の売買、売買の委託の媒介、有価証券の引受けや売出し、私募の取扱いなどを行っています。また、銀行業やその他の金融業も手がけています。

同社は、日本をはじめ、欧州、アジア、米州の主要な金融市場に営業拠点を設置し、グローバルに展開しています。このネットワークを活用し、世界中の顧客の資金調達と運用のニーズに対応した幅広いサービスを提供しています。

大和証券グループ本社は、2024年度を初年度とするグループ中期経営計画に基づき、報告セグメントの区分方法を変更しました。従来の「リテール部門」「ホールセール部門」「アセット・マネジメント部門」「投資部門」から、「ウェルスマネジメント部門」「アセットマネジメント部門」「グローバル・マーケッツ&インベストメント・バンキング部門」の3事業区分に再編しています。

経営方針

大和証券グループ本社は、2024年度から始まる3ヵ年の中期経営計画「Passion for the Best 2026」を掲げ、成長戦略を推進しています。この計画の基本方針は「お客様の資産価値最大化」であり、顧客のニーズや課題を深く理解し、最適なソリューションを提供することを目指しています。

2024年度は、ウェルスマネジメントビジネスの強化とアセットマネジメントビジネスの高度化を進め、顧客基盤の拡充とソリューション機能の強化を図りました。これにより、中長期的な顧客の資産価値と企業価値の最大化に貢献しています。

2026年度の数値目標として、連結経常利益2,400億円以上、連結ROE10%程度、ベース利益1,500億円を掲げています。これらの目標達成に向け、外部企業との資本業務提携を通じた事業基盤の拡充も進めています。

2025年度の経営方針では、引き続き「資産価値最大化」を最優先に掲げ、質の高いコンサルティングやソリューションを提供します。これにより、資産運用立国・投資大国の実現を目指し、金融・資本市場を通じた豊かな未来の創造に貢献します。

各事業部門では、ウェルスマネジメント部門が顧客理解に基づく最適なコンサルティングを提供し、アセットマネジメント部門は運用商品の拡大を図ります。グローバル・マーケッツ&インベストメント・バンキング部門は、多様なプロダクトと高度なソリューションを提供し、事業基盤の拡大を目指します。