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リコーリースJP:8566
事業内容
リコーリースは、リース&ファイナンス事業、サービス事業、インベストメント事業の3つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業を通じて、さまざまな製品やサービスを提供しています。
リース&ファイナンス事業では、リコーリースは事務用機器、医療機器、産業工作機械、車両などのファイナンス・リースやオペレーティング・リースを提供しています。また、法人向け融資やマンションローンなどの貸付サービスも行っています。
サービス事業においては、リコーリースは請求書発行や売掛金回収の代行サービス、医療・介護報酬ファクタリングサービスを提供しています。さらに、リコーグループへのファクタリングサービスや債権保証も行っています。
インベストメント事業では、リコーリースは太陽光発電や住宅賃貸、不動産関連の事業を展開しています。これにより、持続可能なエネルギーや不動産投資の分野での活動を行っています。
リコーリースは、リコーグループの一員として、国内唯一の金融事業会社です。リコー製品をリース物件として提供する「販売支援リース」は、リース&ファイナンス事業の主要な活動です。また、リコーグループに対しても多様な金融サービスを提供しています。
経営方針
リコーリースは、サステナビリティ経営を軸に持続可能な循環社会の創造を目指しています。経営理念として「私達らしい金融・サービスで豊かな未来への架け橋となる」ことを掲げ、誠実な事業活動を通じて持続可能な地球社会の発展に貢献することを基本姿勢としています。
同社は、2023年4月から新たな3ヵ年の中期経営計画を開始しました。この計画では、中長期ビジョン「循環創造企業へ」を目指し、企業の成長機会に貢献するための4つのマテリアリティへの取り組みを強化しています。これにより、経営理念に掲げる「豊かな未来」の実現を目指しています。
リコーリースは、既存のリース&ファイナンス事業、サービス事業、インベストメント事業をさらに強化し、新たなビジネスモデルへの挑戦を進めています。特に「as a Service」分野やBPO分野に注力し、企業の経営課題解決に貢献するサービスを提供しています。
また、環境、不動産、介護の3分野において事業の多様化を図っています。環境分野では、再生可能エネルギーの導入支援や3Rに資するサービスを提供し、不動産分野では多様化する住環境へのニーズに対応しています。介護分野では、医療・介護事業者向けのサービスを展開しています。
効率性の向上も重視しており、オフィス、医療・ヘルスケア、設備投資分野での業務効率化を進めています。これにより、企業の設備投資のハードルを下げることを目指しています。さらに、組織能力の強化を図り、挑戦する人材の育成や多様な人材が活躍できる環境を整備しています。
リコーリースは、資本コストを意識した経営を推進し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。財務目標と非財務目標を設定し、事業ポートフォリオの変革と経営資源の最適化を進めています。