北日本銀行JP:8551

時価総額
¥369.8億
PER
8.7倍
銀行業務、クレジットカード業務、リース業務、計算受託業務、コンピュータソフトウェアの開発・販売業務、信用保証業務。

事業内容

北日本銀行グループは、北日本銀行とその連結子会社2社で構成され、主に銀行業務を中心に、クレジットカード業務やリース業務などの金融サービスを提供しています。これにより、地域社会や企業の多様なニーズに応えることを目指しています。

銀行業務では、北日本銀行の本店および76の支店で、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、社債受託および登録業務などを行っています。これにより、個人や法人の資金管理や投資ニーズに対応しています。

リース業務は、連結子会社のきたぎんリース・システム株式会社が担当しています。この会社では、リース業務に加え、計算受託業務やコンピュータソフトウェアの開発・販売業務も行っています。これにより、企業の設備投資やITニーズに応えるサービスを提供しています。

クレジットカード業務および信用保証業務は、連結子会社のきたぎんユーシー株式会社が担当しています。この会社では、クレジットカードの発行や管理、信用保証サービスを提供し、個人や法人の消費活動や資金調達をサポートしています。

さらに、北日本銀行は2025年7月に投資専門子会社「きたぎんキャピタルパートナーズ株式会社」を設立する予定です。この新会社は、投資活動を専門に行い、地域経済の活性化や企業の成長を支援することを目指しています。

経営方針

北日本銀行は、岩手県を中心に八戸から仙台をコア事業基盤とし、地域密着型の金融サービスを提供しています。同社は「地域密着」「健全経営」「人間尊重」を経営理念に掲げ、個人や中小企業に対して付加価値の高いサービスを提供することを目指しています。

中期経営計画「BRANDING THE KITAGIN QUALITY 2027」では、2027年までに経常利益を60億円以上、当期純利益を40億円以上、自己資本比率を9.5%以上に引き上げることを目標としています。これにより、持続的な利益成長と株主価値の向上を図ります。

北日本銀行は、フィナンシャルイノベーション&ソリューション部を新設し、地域企業の持続的な経営力向上をサポートする体制を強化しました。また、投資専門子会社を設立し、地域の事業承継を支援するファンドの設立を予定しています。

女性活躍推進にも力を入れており、女性労働者の割合や管理職に占める女性の割合を向上させるための行動計画を策定しています。2023年には初の女性部長を任命し、女性の経営参画を推進しています。

北日本銀行は、地域金融機関として地元経済を支え、地域とともに発展することを目指しています。経営環境の変化に対応しながら、地域課題の解決に向けて役職員一丸となって取り組んでいます。