トマト銀行JP:8542

時価総額
¥162.6億
PER
9.5倍
銀行業務を基幹とし、トマトビジネス株式会社による銀行事務、トマトリース株式会社の産業機械リース、トマトカード株式会社のクレジットカード業務を展開。

事業内容

トマト銀行は、銀行業務を中心に、リース業務やクレジットカード業務などの金融サービスを提供しています。トマト銀行グループは、トマト銀行とその連結子会社3社で構成されており、幅広い金融サービスを展開しています。

銀行業務はトマト銀行の基幹業務であり、預金、貸出、内国為替、外国為替、商品有価証券、有価証券投資などを行っています。これにより、顧客の多様なニーズに応える金融サービスを提供しています。また、子会社のトマトビジネス株式会社は、銀行事務に関連する業務を担当しています。

リース業務は、子会社のトマトリース株式会社が担当しており、産業機械などのリースを行っています。このセグメントは、企業の設備投資をサポートする重要な役割を果たしています。

クレジットカード業務は、子会社のトマトカード株式会社が担当しています。クレジットカードの取り扱いに関する業務を行っており、顧客に便利な決済手段を提供しています。ただし、この業務の重要性は相対的に低いため、セグメント情報では「その他」として記載されています。

さらに、トマト銀行グループには、非連結子会社として「トマト創業支援投資事業有限責任組合」が存在し、創業支援に関する投資事業を行っています。これにより、新たなビジネスの創出を支援しています。

経営方針

トマト銀行は、地域経済と社会の発展に貢献することを使命とし、銀行業務を通じてその責任を果たしています。2024年4月には新たなパーパス「夢をかなえ、地域の未来を創造する」を制定し、10年後のビジョンとして「いつも会って話せる あなたのメインバンク」を掲げています。このビジョンの実現に向け、中期経営計画「第4次 みらい創生プラン」を推進し、地域経済の成長に寄与することを目指しています。

トマト銀行の中期経営計画は、2024年4月から2027年3月までの期間を対象とし、ビジネスモデルである本業支援・最適提案活動を通じて顧客の課題解決に取り組むことを重視しています。これにより、地域経済や産業の発展を支援し、持続的な成長を図ります。また、経営目標として、コア業務純益32億円、当期純利益19億円、自己資本比率8%以上を掲げています。

トマト銀行は、地域や顧客にとって身近な存在であり続けることを目指し、経営理念「人をつくり 人につくす」を大切にしています。地域金融機関として、少子高齢化や若年層の都市部流出による人口減少などの課題に対処し、法人顧客には資金繰り支援や事業再構築支援を、個人顧客にはライフイベントに沿った金融商品を提供しています。