セブン銀行JP:8410

時価総額
¥3324.5億
PER
17倍
国内外でATMサービス、普通預金や定期預金、ローン、海外送金、デビットサービス等の金融サービスを提供。

沿革

2001年4月

予備免許取得
「株式会社アイワイバンク銀行」設立(資本金20,205百万円)
銀行営業免許取得

2001年5月

営業開始
全国銀行協会入会(正会員)

2001年6月

全銀システム接続、BANCS接続、振込サービス開始

2001年8月

第1回第三者割当増資(資本金30,805百万円)

2001年12月

インターネットバンキングサービス開始

2002年3月

第2回第三者割当増資(資本金61,000百万円)

2004年7月

お客さまサービス部新設

2005年4月

ATMコールセンター(大阪)稼働開始
確定拠出年金専用定期預金の取扱い開始

2005年7月

第2世代ATM導入開始

2005年10月

社名変更(「株式会社セブン銀行」に変更)

2006年1月

新勘定系システム稼働開始

2006年3月

銀行代理業務開始
定期預金開始

2006年4月

ATMでのICキャッシュカード対応開始

2006年9月

減資(資本金61,000百万円のうち30,500百万円減資し、同額を資本準備金に振替)

2007年6月

ATMの運営・管理一括受託開始

2007年7月

ATMでの海外発行カード対応開始

2007年9月

ATMで電子マネー「nanaco(ナナコ)」のチャージ開始

2007年11月

視覚障がいのあるお客さま向けATMサービス開始

2007年12月

47都道府県へのATM展開完了

2008年2月

ジャスダック証券取引所に株式を上場(2012年4月に上場廃止)

2009年4月

金融犯罪対策室(現 金融犯罪対策部)新設

2010年1月

個人向けローンサービス開始

2010年11月

第3世代ATM導入開始

2011年3月

海外送金サービス開始

2011年12月

東京証券取引所市場第一部に株式を上場

2012年10月

米国にてFinancial Consulting & Trading International, Inc.(現 FCTI, Inc.)の全発行済株式を取得して子会社化

2014年1月

全ATMでセブン銀行口座取引画面の9言語表示開始

2014年6月

インドネシアにて合弁会社PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL(子会社)設立

2014年7月

株式会社バンク・ビジネスファクトリー(子会社)設立

2015年12月

海外発行カード利用時の12言語対応開始

2016年4月

セブン・ラボ新設

2016年10月

デビット付きキャッシュカード発行開始

2017年3月

スマートフォンによるATM入出金サービス提供開始

2018年1月

株式会社セブン・ペイメントサービス(子会社)設立

2018年5月

株式会社セブン・ペイメントサービスが「ATM受取(現金受取サービス)」開始

2018年10月

ATMで交通系電子マネー等のチャージ開始

2019年4月

フィリピンにてPito AxM Platform, Inc.(子会社)設立

2019年6月

株式会社セブン・グローバルレミット(子会社)設立

2019年7月

戦略事業部新設

2019年7月

株式会社ACSiON(合弁会社)設立

2019年9月

第4世代ATM導入開始

2020年1月

株式会社Credd Finance(合弁会社)を設立

2020年4月

即時口座開設が可能なスマホアプリ「Myセブン銀行」開始

2020年8月

株式会社Credd Financeが外国人居住者向け与信関連サービス「Sendy Credit Card」開始

2020年10月

株式会社ACSiONが不正検知プラットフォーム「Detecker」提供開始

2020年10月

株式会社Credd Financeが外国人居住者向け目的別ローン「Sendy Personal Loan」開始

2020年12月

株式会社ACSiONがオンライン本人認証「proost」提供開始

2021年2月

Pito AxM Platform, Inc.がフィリピン国内でのATM運営事業開始

2021年3月

株式会社セブン・グローバルレミットがスマホアプリによる海外送金サービス「Sendy」開始

2021年4月

セブン銀行の「パーパス」(存在意義)を策定

2021年9月

「セブン銀行後払いサービス」開始

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年4月

株式会社セブン・ペイメントサービスが「ATM集金」開始

2022年7月

海外発行カードにおける多通貨決済(DCC) サービスを開始

2022年11月

株式会社ビバビーダメディカルライフを子会社化

事業内容

セブン銀行とそのグループ会社は、国内外で多岐にわたる事業を展開しています。国内では、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどの店舗に加え、空港や駅、金融機関店舗にATMを設置し、24時間365日稼働するATMサービスを提供しています。これにより、多くの国内金融機関と提携し、利便性の高いATMネットワークを通じて、広範な顧客にサービスを提供しています。

また、セブン銀行は、普通預金や定期預金、ローンサービス、海外送金サービス、デビットサービスなど、顧客の日常生活に密接に関わる多様な金融サービスを展開しています。これらのサービスは、セブン銀行の口座を持つ顧客を対象に提供され、同社グループの知見や外部企業との連携を活かして、顧客のニーズに応えています。

海外事業においては、セブン銀行の連結子会社が米国、インドネシア、フィリピンでATMサービスを展開しています。米国ではFCTI, Inc.がセブン-イレブン店舗にATMを設置し、インドネシアではPT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALが、フィリピンではPito AxM Platform, Inc.がそれぞれ現地でATMサービスを提供しています。

これらの取り組みを通じて、セブン銀行は社会の多様化するニーズに応え、社会価値と企業価値の双方の持続的な創出を目指しています。同社とそのグループ会社は、事業とサービスの多角化に向けた取り組みを推進し、広範な顧客基盤に対して高品質なサービスを提供していることが伺えます。

経営方針

セブン銀行は、顧客の「あったらいいな」を超えるサービスを提供し、日常生活に新たな価値をもたらすことを目指しています。その経営理念のもと、顧客ニーズに応える信頼される銀行を目指し、技術革新を取り入れた自己変革、安全かつ効率的な決済インフラの提供を通じて、金融システムの安定と発展に貢献しています。同社は、セブン-イレブンなどのグループ店舗インフラを活用した24時間365日利用可能なATMネットワークを構築し、お客さまに「安全、確実、迅速」な銀行サービスを提供しています。

中期経営計画では、収益構造の強化と事業の多角化を推進し、持続的な企業価値向上を目指しています。2021年5月に策定されたこの計画では、連結経常収益拡大を最重視し、2025年度までの5年間で「第二の成長」を具体化することを目標としています。具体的には、ATMプラットフォーム事業の変革と積極的な投資、サステナビリティを経営戦略の根幹に位置づけた新たな価値創造、企業変革の推進を基本施策として掲げています。

また、経営環境の変化をチャンスと捉え、ATMプラットフォーム戦略、リテール戦略、法人戦略を通じて、国内外での事業拡大を図っています。海外では、米国、インドネシア、フィリピンでのATMサービス展開を加速し、多文化共生の実現に貢献しています。

セブン銀行とそのグループ会社は、これらの戦略を通じて、社会の多様化するニーズに応え、社会価値と企業価値の双方の持続的な創出を目指しています。同社は、事業とサービスの多角化に向けた取り組みを推進し、広範な顧客基盤に対して高品質なサービスを提供していることが伺えます。