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セブン銀行JP:8410
沿革
2001年4月 |
予備免許取得 |
2001年5月 |
営業開始 |
2001年6月 |
全銀システム接続、BANCS接続、振込サービス開始 |
2001年8月 |
第1回第三者割当増資(資本金30,805百万円) |
2001年12月 |
インターネットバンキングサービス開始 |
2002年3月 |
第2回第三者割当増資(資本金61,000百万円) |
2004年7月 |
お客さまサービス部新設 |
2005年4月 |
ATMコールセンター(大阪)稼働開始 |
2005年7月 |
第2世代ATM導入開始 |
2005年10月 |
社名変更(「株式会社セブン銀行」に変更) |
2006年1月 |
新勘定系システム稼働開始 |
2006年3月 |
銀行代理業務開始 |
2006年4月 |
ATMでのICキャッシュカード対応開始 |
2006年9月 |
減資(資本金61,000百万円のうち30,500百万円減資し、同額を資本準備金に振替) |
2007年6月 |
ATMの運営・管理一括受託開始 |
2007年7月 |
ATMでの海外発行カード対応開始 |
2007年9月 |
ATMで電子マネー「nanaco(ナナコ)」のチャージ開始 |
2007年11月 |
視覚障がいのあるお客さま向けATMサービス開始 |
2007年12月 |
47都道府県へのATM展開完了 |
2008年2月 |
ジャスダック証券取引所に株式を上場(2012年4月に上場廃止) |
2009年4月 |
金融犯罪対策室(現 金融犯罪対策部)新設 |
2010年1月 |
個人向けローンサービス開始 |
2010年11月 |
第3世代ATM導入開始 |
2011年3月 |
海外送金サービス開始 |
2011年12月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を上場 |
2012年10月 |
米国にてFinancial Consulting & Trading International, Inc.(現 FCTI, Inc.)の全発行済株式を取得して子会社化 |
2014年1月 |
全ATMでセブン銀行口座取引画面の9言語表示開始 |
2014年6月 |
インドネシアにて合弁会社PT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL(子会社)設立 |
2014年7月 |
株式会社バンク・ビジネスファクトリー(子会社)設立 |
2015年12月 |
海外発行カード利用時の12言語対応開始 |
2016年4月 |
セブン・ラボ新設 |
2016年10月 |
デビット付きキャッシュカード発行開始 |
2017年3月 |
スマートフォンによるATM入出金サービス提供開始 |
2018年1月 |
株式会社セブン・ペイメントサービス(子会社)設立 |
2018年5月 |
株式会社セブン・ペイメントサービスが「ATM受取(現金受取サービス)」開始 |
2018年10月 |
ATMで交通系電子マネー等のチャージ開始 |
2019年4月 |
フィリピンにてPito AxM Platform, Inc.(子会社)設立 |
2019年6月 |
株式会社セブン・グローバルレミット(子会社)設立 |
2019年7月 |
戦略事業部新設 |
2019年7月 |
株式会社ACSiON(合弁会社)設立 |
2019年9月 |
第4世代ATM導入開始 |
2020年1月 |
株式会社Credd Finance(合弁会社)を設立 |
2020年4月 |
即時口座開設が可能なスマホアプリ「Myセブン銀行」開始 |
2020年8月 |
株式会社Credd Financeが外国人居住者向け与信関連サービス「Sendy Credit Card」開始 |
2020年10月 |
株式会社ACSiONが不正検知プラットフォーム「Detecker」提供開始 |
2020年10月 |
株式会社Credd Financeが外国人居住者向け目的別ローン「Sendy Personal Loan」開始 |
2020年12月 |
株式会社ACSiONがオンライン本人認証「proost」提供開始 |
2021年2月 |
Pito AxM Platform, Inc.がフィリピン国内でのATM運営事業開始 |
2021年3月 |
株式会社セブン・グローバルレミットがスマホアプリによる海外送金サービス「Sendy」開始 |
2021年4月 |
セブン銀行の「パーパス」(存在意義)を策定 |
2021年9月 |
「セブン銀行後払いサービス」開始 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2022年4月 |
株式会社セブン・ペイメントサービスが「ATM集金」開始 |
2022年7月 |
海外発行カードにおける多通貨決済(DCC) サービスを開始 |
2022年11月 |
株式会社ビバビーダメディカルライフを子会社化 |
事業内容
セブン銀行とそのグループ会社は、国内外で多岐にわたる事業を展開しています。国内では、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどの店舗に加え、空港や駅、金融機関店舗にATMを設置し、24時間365日稼働するATMサービスを提供しています。これにより、多くの国内金融機関と提携し、利便性の高いATMネットワークを通じて、広範な顧客にサービスを提供しています。
また、セブン銀行は、普通預金や定期預金、ローンサービス、海外送金サービス、デビットサービスなど、顧客の日常生活に密接に関わる多様な金融サービスを展開しています。これらのサービスは、セブン銀行の口座を持つ顧客を対象に提供され、同社グループの知見や外部企業との連携を活かして、顧客のニーズに応えています。
海外事業においては、セブン銀行の連結子会社が米国、インドネシア、フィリピンでATMサービスを展開しています。米国ではFCTI, Inc.がセブン-イレブン店舗にATMを設置し、インドネシアではPT. ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONALが、フィリピンではPito AxM Platform, Inc.がそれぞれ現地でATMサービスを提供しています。
これらの取り組みを通じて、セブン銀行は社会の多様化するニーズに応え、社会価値と企業価値の双方の持続的な創出を目指しています。同社とそのグループ会社は、事業とサービスの多角化に向けた取り組みを推進し、広範な顧客基盤に対して高品質なサービスを提供していることが伺えます。
経営方針
セブン銀行は、顧客の「あったらいいな」を超えるサービスを提供し、日常生活に新たな価値をもたらすことを目指しています。その経営理念のもと、顧客ニーズに応える信頼される銀行を目指し、技術革新を取り入れた自己変革、安全かつ効率的な決済インフラの提供を通じて、金融システムの安定と発展に貢献しています。同社は、セブン-イレブンなどのグループ店舗インフラを活用した24時間365日利用可能なATMネットワークを構築し、お客さまに「安全、確実、迅速」な銀行サービスを提供しています。
中期経営計画では、収益構造の強化と事業の多角化を推進し、持続的な企業価値向上を目指しています。2021年5月に策定されたこの計画では、連結経常収益拡大を最重視し、2025年度までの5年間で「第二の成長」を具体化することを目標としています。具体的には、ATMプラットフォーム事業の変革と積極的な投資、サステナビリティを経営戦略の根幹に位置づけた新たな価値創造、企業変革の推進を基本施策として掲げています。
また、経営環境の変化をチャンスと捉え、ATMプラットフォーム戦略、リテール戦略、法人戦略を通じて、国内外での事業拡大を図っています。海外では、米国、インドネシア、フィリピンでのATMサービス展開を加速し、多文化共生の実現に貢献しています。
セブン銀行とそのグループ会社は、これらの戦略を通じて、社会の多様化するニーズに応え、社会価値と企業価値の双方の持続的な創出を目指しています。同社は、事業とサービスの多角化に向けた取り組みを推進し、広範な顧客基盤に対して高品質なサービスを提供していることが伺えます。