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山梨中央銀行JP:8360
事業内容
山梨中央銀行グループは、山梨中央銀行とその連結子会社5社で構成され、主に銀行業を中心にリース業、クレジットカード業などの金融サービスを提供しています。グループの事業は「銀行業」と「その他」に区分されています。
銀行業では、山梨中央銀行の本・支店で預金業務や貸出業務を中心に、商品有価証券売買、有価証券投資、内国為替、外国為替、社債受託、国債や投資信託、保険の窓口販売、各種コンサルティング業務を行っています。地域の中核金融機関として、地域社会の繁栄と経済の発展に積極的に取り組んでいます。
山梨中央保証株式会社は、貸出業務を補完する信用保証業務を行っています。その他の事業として、山梨中銀リース株式会社がリース業務、山梨中銀ディーシーカード株式会社がクレジットカード業務を担当しています。
また、山梨中銀経営コンサルティング株式会社は総合コンサルティングとベンチャーキャピタル業務を、やまなし未来インベストメント株式会社は投資助言業務を行っています。これらの業務は、総合金融サービスの一部として銀行業を補完する役割を果たしています。
経営方針
山梨中央銀行は、地域金融機関として山梨県と東京地区を主要な営業基盤とし、多様な金融商品・サービスを提供しています。同社は、地域社会の繁栄と経済発展に寄与することを経営理念とし、地域の金融ニーズに迅速に応えるための施策を推進しています。
同社は「Value Creation Company 2034」という長期ビジョンを掲げ、2025年から2028年までの中期経営計画「Value Creation Company~1st Stage」を開始しました。この計画では、地域企業の成長支援や東京地区との連携を通じた投資促進、生産性向上を目指す改革を進めています。
中期経営計画では、連結ROEや純利益、OHRなどの財務指標に加え、人的資本や社会的インパクト指標も目標に掲げています。これにより、持続可能な経営と地域貢献を両立させることを目指しています。
成長戦略として、山梨県の特性を活かした地域強靭化や東京市場での新たな収益機会の創出を図っています。また、全社戦略として地域課題の解決に向けたグループ総合力の強化を進めています。
基盤戦略では、デジタルとリアルの両チャネルを活用し、顧客の潜在ニーズに応えることを目指しています。さらに、生産性向上やガバナンス強化を通じて、効率的で持続可能な経営を実現しようとしています。
人的資本戦略では、経営戦略と人財戦略の融合を図り、多様な顧客ニーズに対応できる専門人財の育成に注力しています。また、職場環境の整備を通じて、従業員のエンゲージメント向上を図っています。
山梨中央銀行は、これらの戦略を通じて、持続的成長と中長期的な企業価値向上を目指し、地域社会と共に発展することを目指しています。