八十二銀行JP:8359

時価総額
¥5399.7億
PER
25倍
銀行業務を中心に、クレジットカード、信用保証、債権管理回収、リース、有価証券売買、投資運用、地域商社事業、電力事業などを手がける金融グループ。

沿革

1931年8月

株式会社第十九銀行(本店  上田市)と株式会社六十三銀行(本店  長野市)が合併し、現在の株式会社八十二銀行として設立(設立日  8月1日、資本金13,312千円、本店  長野市)

1943年3月

株式会社上伊那銀行、株式会社佐久銀行および株式会社信州銀行よりそれぞれ営業譲受、(9月)長野貯蓄銀行より、(11月)上田殖産銀行よりそれぞれ営業譲受、(12月)株式会社飯田銀行を合併

1962年1月

外国為替業務取扱開始

1969年9月

新本店(現在地)竣工

1971年4月

総合オンライン開始(1975年3月  総合オンライン全店移行完了)

1971年10月

当社株式  東京証券取引所市場第二部に上場(1972年8月  東京証券取引所市場第一部に上場)

1974年6月

八十二リース株式会社設立(旧社名  長野ダイヤモンドリース株式会社)

1979年10月

「地区センター」制度開始

1981年8月

八十二ビジネスサービス株式会社設立

1982年5月

担保附社債信託法に基づく受託業務認可

1982年8月

株式会社八十二カード設立(旧社名 株式会社八十二ディーシーカード)

1983年4月

公共債窓口販売業務開始

1983年12月

八十二信用保証株式会社、八十二システム開発株式会社設立

1984年6月

商品有価証券売買業務開始

1984年9月

八十二キャピタル株式会社設立

1986年9月

八十二スタッフサービス株式会社設立

1989年5月

新総合オンライン・システム稼動

1989年5月

証券先物取引の取次業務認可

1989年6月

金融先物取引業務開始

1990年5月

証券先物オプション取引の受託業務認可

1991年7月

日本円短期金利先物オプション取引の受託業務認可

1993年10月

信託業務取扱開始

1998年12月

投資信託窓口販売業務開始

2000年6月

やまびこ債権回収株式会社設立

2002年10月

個人年金保険商品販売開始

2005年5月

証券仲介業務開始

2005年10月

八十二オートリース株式会社設立

2006年4月
2008年6月

八十二証券株式会社を完全子会社化(旧社名  アルプス証券株式会社)
銀行本体でのクレジットカード発行を開始

2015年10月

八十二信用保証株式会社を完全子会社化

2018年4月

八十二ビジネスサービス株式会社を吸収合併

2020年3月

八十二リース株式会社を完全子会社化

2020年4月

株式会社八十二カードを完全子会社化

2021年10月

八十二アセットマネジメント株式会社、八十二インベストメント株式会社設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場に移行

2022年10月

八十二Link Nagano株式会社設立

2023年2月

シンガポール支店開設

2023年3月

八十二システム開発株式会社を完全子会社化

事業内容

八十二銀行は、銀行業務を中心に、リース業務などの金融サービスを提供する企業グループです。

同社の事業セグメントは、銀行業、リース業、その他の3つに分かれています。

銀行業では、八十二銀行の本店や支店において、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、信託業務などを行っています。また、子会社の株式会社八十二カードによるクレジットカード業務、八十二信用保証株式会社による信用保証業務、やまびこ債権回収株式会社による債権管理回収業務も展開しています。

リース業では、子会社の八十二リース株式会社および八十二オートリース株式会社がリース業務を手がけています。

その他の事業セグメントでは、八十二証券株式会社による有価証券の売買業務、八十二キャピタル株式会社および八十二インベストメント株式会社による投資業務、八十二アセットマネジメント株式会社による投資運用業、八十二Link Nagano株式会社による地域商社事業および電力(発電)事業などを行っています。

このように、八十二銀行グループは銀行業務を中核としつつ、リース業やその他の金融関連サービスも幅広く手がけ、地域に密着した総合金融グループとして事業を展開しています。

経営方針

八十二銀行は、地域のリーディングバンクとして、サステナビリティの実現に向けた取り組みを中心に、中期経営ビジョン「『金融×非金融×リレーション』でお客さまと地域を支援する」に基づいた成長戦略を推進しています。

具体的には、以下の5つのテーマに注力しています。

1. 「経営の根幹としてのサステナビリティ」: 環境問題や社会課題の解決に向けて、サステナブルファイナンスの提供や脱炭素化の取り組みを強化しています。

2. 「ライフサポートビジネスの深化」: 金融サービスの高度化や非対面取引の機能拡充、非金融サービスの充実により、お客さまの暮らし全般をサポートする銀行を目指しています。

3. 「総合金融サービス・機能の提供」: 事業者向けのコンサルティングメニューやグループ機能の拡充により、ワンストップでの経営支援を行っています。

4. 「業務・組織のデジタル改革」: デジタル技術やデータ利活用による業務の効率化や新サービスの開発に取り組み、新たなビジネスモデルの構築を目指しています。

5. 「成長とやりがいを支える人事改革」: 多様化する職員の価値観やライフスタイルに対応するため、人事制度や働き方の改革を進めています。

また、2025年度の中期経営目標として、連結当期純利益250億円以上、連単倍率1.25倍以上、連結配当性向40%以上、温室効果ガス(CO2)排出量の2030年度までの60%削減などを掲げています。

このように、八十二銀行は地域の持続的な発展に貢献するべく、金融と非金融の両面から様々な取り組みを推進し、総合金融グループとしての成長を目指しています。