スルガ銀行JP:8358

時価総額
¥3116.8億
PER
11.1倍
銀行業務を中心に、貸金、保証、リース、クレジットカード、投資、人材派遣、印刷、事務処理代行、システム開発などの金融サービス。

事業内容

スルガ銀行は、銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供しています。主な事業セグメントには、預金業務、貸出業務、内国為替業務、証券・投資信託・保険の窓口販売があります。これらの業務を通じて、取引の増進に積極的に取り組んでいます。

スルガ銀行のグループ会社には、スルガスタッフサービス株式会社、ダイレクトワン株式会社、株式会社エイ・ピー・アイ、スルガカード株式会社、スルガ・キャピタル株式会社、スルガコンピューターサービス株式会社があります。これらの会社は、それぞれ異なる金融サービスを提供しています。

具体的には、スルガスタッフサービス株式会社は人材派遣業務を行い、ダイレクトワン株式会社は貸金業務、リース業務、保証業務を手がけています。株式会社エイ・ピー・アイは印刷業務を担当し、スルガカード株式会社はクレジットカード業務を行っています。

また、スルガ・キャピタル株式会社は投資業務を行い、スルガコンピューターサービス株式会社は事務処理代行業務やシステム開発業務を提供しています。これにより、スルガ銀行グループは多様な金融ニーズに応える体制を整えています。

なお、スルガスタッフサービス株式会社は2025年4月1日にスルガコンピューターサービス株式会社に吸収合併され、スルガビジネスソリューション株式会社に商号変更されました。この合併により、さらなる業務効率化とサービスの拡充が図られています。

経営方針

スルガ銀行は、企業理念「出会えてよかったと思われる存在でありたい」を掲げ、顧客本位の業務運営を重視しています。この理念は、若手・中堅社員が中心となり策定され、顧客の課題に向き合い、独自の付加価値を提供することを目指しています。また、社員やその家族を大切にする企業文化の醸成にも力を入れています。

スルガ銀行の中期経営計画「Re:Start 2025」は、リテールバンキングを中心に独自の価値提供を実現し、顧客満足度の向上と社員のやりがいを追求することを目的としています。コンプライアンスの徹底とリスク管理を強化し、持続可能なビジネスモデルの構築を進めています。

2023年4月からは「Re:Start 2025 Phase 2」を開始し、リテール・ソリューション事業の進化、持続可能な収益構造の構築、リスクテイクとリスク分散を経営戦略の柱としています。これにより、再成長に向けた取り組みを積極的に進めています。

営業部門は「コミュニティバンク」「ダイレクトバンク」「首都圏・広域バンク」「市場ファイナンス本部」の4つのプロフィットセンターに再編され、各事業領域が着実に成長しています。地域密着型のサービスや非対面取引の充実を図り、顧客に寄り添ったサービスを提供しています。

クレディセゾンとの資本業務提携により、不動産ファイナンスや住宅ローン、クレジットカード分野での協業が進展しています。両社のリテールノウハウを活用し、金融分野での課題解決を目指しています。今後も「Neo Finance Solution Company」の創造を目指し、さらなる成長を図ります。

人的資本投資では、70歳までの活躍を支援する方針を掲げ、ダイバーシティ推進やキャリア形成支援に取り組んでいます。さらに、ITプラットフォームやデジタルトランスフォーメーション(DX)への投資も積極的に進め、持続可能な成長を目指しています。