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スルガ銀行JP:8358
沿革
1887年1月4日 |
岡野喜太郎、鷹根村青野(現沼津市青野)貯蓄組合「共同社」結成 |
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1895年10月19日 |
銀行条例により株式会社根方銀行に改組 |
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1896年12月28日 |
株式会社駿東実業銀行と改称 |
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1900年7月25日 |
本店を沼津市通横町(現在地)に移転 |
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1912年7月19日 |
株式会社駿河銀行と改称 |
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1923年7月31日 |
株式会社静岡実業銀行を合併 |
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1927年3月1日 |
株式会社松田銀行を合併 |
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1928年4月1日 |
株式会社富士銀行(旧 株式会社片浜銀行)を合併 |
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1943年12月1日 |
株式会社駿河貯蓄銀行を合併 |
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1963年11月15日 |
東京証券取引所 市場第二部に株式を上場 |
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1965年2月1日 |
東京証券取引所 市場第一部に株式を上場 |
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1971年8月27日 |
情報集計所(電算センター)完成 |
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1973年6月18日 |
オンラインシステム全店稼動 |
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1974年6月24日 |
リース会社株式会社大富士総合リースを設立(1983年11月1日付東光総合リース株式会社に社名変更、1999年3月10日付スルガ総合リース株式会社に社名変更、2001年6月1日付スルガ・キャピタル株式会社(現・連結子会社)に社名変更) |
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1980年5月28日 |
銀行事務代行会社スルガビジネスサービス株式会社を設立(2008年4月1日付SDPセンター株式会社に商号変更、2008年4月の第三者割当増資による持分比率低下に伴い持分法適用関連会社、2019年12月19日付で持分法適用関連会社から除外) |
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1980年11月21日 |
クレジットカード及び保証会社スルガカード株式会社を設立 |
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1982年4月20日 |
システム開発会社スルガコンピューターサービス株式会社を設立(現・連結子会社) |
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1984年4月3日 |
経営コンサルタント会社スルガ・インベストメント・ファイナンス株式会社を設立 |
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1985年7月23日 |
ニューヨーク駐在員事務所開設(1989年10月16日付で支店に昇格、1998年3月10日付で廃止) |
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1987年6月9日 |
香港駐在員事務所開設(1995年4月20日付で支店に昇格、1998年3月13日付で廃止) |
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1988年7月25日 |
統合デジタルネットワークシステム“SUN NET”(新通信網)を稼動 |
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1990年1月26日 |
印刷会社株式会社エイ・ピー・アイを設立(現・連結子会社) |
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1991年10月1日 |
熱海信用組合との合併 |
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1996年12月26日 |
スルガカード株式会社は、クレジットカード業務と保証業務を分離し、クレジットカード会社としてスルガカード株式会社を設立(現・連結子会社)し、保証会社としてスルガ・キャピタル株式会社に商号変更(1997年3月1日付) |
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1998年1月19日 |
クレジットカード業務取扱開始 |
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1999年3月1日 |
クレジットカード会社スルガクレジットサービス株式会社を設立(2007年7月9日付SDP株式会社に商号変更、2020年4月1日付でダイレクトワン株式会社に吸収合併) |
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1999年11月11日 |
人材派遣会社スルガスタッフサービス株式会社を設立(現・連結子会社) |
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2001年6月1日 |
スルガ・インベストメント・ファイナンス株式会社のコンサルティング業務及びスルガ・キャピタル株式会社の保証業務をスルガ総合リース株式会社(現・連結子会社スルガ・キャピタル株式会社)へ集約 |
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2004年10月1日 |
スルガ銀行株式会社に商号変更 |
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2012年3月14日 |
貸金業務を営むダイレクトワン株式会社(2012年4月23日付商号変更)、債権管理回収業務を営む中部債権回収株式会社を子会社化(2021年3月23日付で清算) |
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2014年1月5日 |
勘定系システムを新システムへ移行 |
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2015年4月1日 |
保険募集業務を営むライフ ナビ パートナーズ株式会社を子会社化(2020年5月1日付LNP株式会社に商号変更、2020年11月27日付で清算) |
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2019年6月26日 |
監査等委員会設置会社へ移行 |
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2020年4月1日 |
スルガ・キャピタル株式会社の吸収分割により、ダイレクトワン株式会社はリース業務、保証業務を承継 |
事業内容
スルガ銀行とそのグループ会社は、銀行業務を中心に、多岐にわたる金融サービスを提供しています。具体的には、スルガ銀行自体が預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、証券・投資信託・保険の窓口販売などを手掛けており、これらを中心業務と位置付けています。また、スルガカード株式会社を通じてクレジットカード業務も展開しています。
さらに、グループ会社では、人材派遣業務(スルガスタッフサービス株式会社)、貸金業務・リース業務・保証業務(ダイレクトワン株式会社)、印刷業務(株式会社エイ・ピー・アイ)、投資業務(スルガ・キャピタル株式会社)、事務処理代行業務・システム開発業務(スルガコンピューターサービス株式会社)など、多様な事業を展開しています。これらの事業は、スルガ銀行グループの総合的な金融サービス提供能力を高めるものであり、顧客の多様なニーズに応えるためのものです。
スルガ銀行グループは、これらの事業を通じて、金融サービスの提供を行っており、各事業セグメントが相互に連携しながら、顧客に対して幅広いサービスを提供しています。
経営方針
スルガ銀行は、2018年11月に金融庁に提出した業務改善計画の実行に注力し、内部統制の強化とガバナンス態勢の再構築を進めています。また、コンプライアンスの徹底とお客様本位の業務運営を実現することで、健全な組織風土と企業文化の構築に努めています。2019年3月には「コンプライアンス憲章」を策定し、同年11月には「企業理念」と「中期経営計画」を定めました。これらを基に、リテールバンキングを中心に、お客様に寄り添う価値提供と持続可能なビジネスモデルの再構築を目指しています。
中期経営計画“Re:Start 2025”では、お客様本位の業務運営を徹底し、リテールバンキングにおける独自の価値提供を通じて、お客様に満足を提供することを目標に掲げています。また、コンプライアンスの徹底とリスク・リターンの適正なコントロールを行う態勢の構築により、公共性が高い金融機関としての持続可能な新たなビジネスモデルを展開していく方針です。
2023年4月には、中期経営計画の第2フェーズを策定しました。このフェーズでは、リテール・ソリューション事業の進化、持続可能な収益構造の構築、リスクテイクとリスク分散を重点戦略としています。これらの戦略を通じて、スルガ銀行はお客様から「あってよかった、出会えてよかった」と思われる存在を目指し、地域社会への貢献と企業価値の向上を図っています。