ふくおかフィナンシャルグループJP:8354

時価総額
¥8924.2億
PER
11倍
銀行業務を中心に、福岡銀行や熊本銀行、みんなの銀行などで預金業務や貸出業務を行い、証券業務やリース業務も展開する金融サービス。

事業内容

ふくおかフィナンシャルグループは、銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供しています。同社は、福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行、みんなの銀行を通じて、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務などを展開しています。

銀行業務以外にも、ふくおかフィナンシャルグループは証券業務、保証業務、事業再生支援、債権管理回収業務、リース業務などを「その他事業」として行っています。これにより、幅広い金融ニーズに応える体制を整えています。

同社の連結子会社には、FFGベンチャービジネスパートナーズ、iBankマーケティング、ゼロバンク・デザインファクトリーなどがあり、これらの企業を通じて、ベンチャー支援やマーケティング、デザイン開発などの分野でも活動しています。

また、持分法適用関連会社としてFFGリースがあり、リース業務を通じて企業の設備投資をサポートしています。これにより、ふくおかフィナンシャルグループは地域経済の発展に貢献しています。

経営方針

ふくおかフィナンシャルグループは、地域金融グループとして九州を中心に広域展開を行い、地域社会の発展に貢献しています。同社は、福岡銀行や熊本銀行などを傘下に持ち、密な営業ネットワークを活かして多様な金融商品・サービスを提供しています。

同社の中期経営計画では、デジタルトランスフォーメーション(DX)を起点に既存ビジネスモデルの変革を進め、ソリューション提供力の強化を図っています。また、国内外の市場環境変化に対応したポートフォリオの再構築や、福岡中央銀行との経営統合を推進しています。

ふくおかフィナンシャルグループは、2025年からの長期戦略として「真のゆたかさ」を実現する社会を目指しています。この戦略では、地域の産業振興やデジタル社会への対応、気候変動への対応などを重要課題として定義し、これらの解決を通じて地域社会の発展を目指します。

同社の成長戦略は、既存ビジネスの変革、新たな価値創造、新たな収益の獲得、アプローチの革新、強靭な基盤造りの5つの基本方針に基づいています。これにより、地域社会における経済的・物質的・精神的な豊かさの実現を目指しています。