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あおぞら銀行JP:8304
沿革
1957年4月 |
長期信用銀行法に基づき日本不動産銀行として設立(資本金10億円) |
1964年7月 |
外国為替公認銀行として外国為替業務開始 |
9月 |
東京証券取引所へ株式上場 |
1970年2月 |
大阪証券取引所へ株式上場 |
1977年10月 |
行名を日本債券信用銀行に変更 |
1994年2月 |
日債銀信託銀行株式会社(現GMOあおぞらネット銀行株式会社)設立 |
1998年12月 |
特別公的管理開始、東京証券取引所・大阪証券取引所への株式上場廃止 |
1999年9月 |
日債銀債権回収(現あおぞら債権回収)株式会社 サービサー営業開始 |
2000年9月 |
特別公的管理終了 |
2001年1月 |
行名をあおぞら銀行に変更 |
2005年6月 |
香港に子会社Aozora Asia Pacific Finance Limitedを設立 |
7月 |
ニューヨーク駐在員事務所を開設 |
2006年4月 |
普通銀行に転換 |
あおぞら証券株式会社設立 |
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11月 |
東京証券取引所市場第一部へ株式上場 |
2007年5月 |
上海駐在員事務所を開設 |
2009年4月 |
インターネット支店(現BANK支店)を開設、インターネットバンキング業務開始 |
2012年8月 |
資本再構成プラン発表 |
2013年3月 |
あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット)取扱開始 あおぞら地域総研株式会社設立 |
2014年2月 |
あおぞら投信株式会社設立 |
5月 |
シンガポール駐在員事務所を開設 |
2015年1月 6月 12月 |
あおぞら不動産投資顧問株式会社設立 公的資金を完済 ロンドンに子会社Aozora Europe Limitedを設立 |
2016年5月 2017年5月 2018年4月 7月 10月 2020年6月 9月 2022年4月 |
新勘定系システムへの移行完了 本店移転 ABNアドバイザーズ株式会社設立 あおぞら企業投資株式会社設立 GMOあおぞらネット銀行株式会社がインターネット銀行事業を開始 GMOあおぞらネット銀行株式会社より信託業務を承継し、信託業務の兼営を開始 ベトナムの商業銀行Orient Commercial Joint Stock Bankに出資(当行関連会社となる) ニューヨークにて子会社Aozora North America, Inc.が金融業務を開始 東京証券取引所市場区分見直しに伴い、プライム市場へ移行 |
(2023年3月末日現在 国内本支店20、海外駐在員事務所3) |
事業内容
あおぞら銀行グループは、2023年3月末日現在、あおぞら銀行を含む連結子会社25社及び持分法適用関連会社1社で構成されています。同社グループは、銀行業務を中心に、幅広い金融サービスを提供しています。具体的には、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務などの銀行業務のほか、金融商品取引業務、信託業務、投資運用業務、投資助言業務、M&Aアドバイザリー業務、ベンチャーキャピタル業務、債権管理回収業務などを行っています。
同社グループは、GMOあおぞらネット銀行株式会社においてインターネット銀行事業を展開し、Orient Commercial Joint Stock Bankで銀行業務を提供しています。また、あおぞら地域総研株式会社では経営相談業務を手がけ、海外子会社を通じて貸出業務及び有価証券投資業務も行っています。
その他事業としては、あおぞら債権回収株式会社が債権管理回収業務を、あおぞら証券株式会社が金融商品取引業務を、あおぞら投信株式会社が投資運用業務を、あおぞら不動産投資顧問株式会社が投資助言業務を、ABNアドバイザーズ株式会社がM&Aアドバイザリー業務を、あおぞら企業投資株式会社がベンチャーキャピタル業務をそれぞれ提供しています。
これらの事業を通じて、あおぞら銀行グループは顧客の多様なニーズに応える金融サービスを提供しています。
経営方針
あおぞら銀行グループは、2023年度から2025年度までの中期経営計画「AOZORA2025」を策定し、その成長戦略を公表しています。この計画では、同社の強みを活かした「あおぞら型投資銀行ビジネス」の推進を核としています。これには、デットからエクイティに至る投融資を通じた長期的な顧客関与(エンゲージメント活動)と、「あおぞらエコシステム」の構築を通じた共同成長が含まれます。
また、同社は「あおぞら型プラットフォームビジネス」を展開し、あおぞら銀行グループおよび外部パートナーとの連携による高度な金融/非金融サービス・ノウハウを、個人および地域金融機関の顧客に適切に提供することを目指しています。
人的資本への投資も重要な戦略の一つであり、チャレンジする人材への報酬とスキルアップの機会の提供、外部専門人材の登用を通じて、組織内の「育てる」「変わる」「再生する」を実現することを目標としています。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進も計画に含まれており、多様な情報資産(データ)やデジタル技術を用いた業務や企業文化の変革を通じて、競争優位性の確保と企業価値の向上を図ります。
最後に、あおぞら銀行グループはサステナビリティの推進にも注力しており、社会の持続可能な発展に貢献することを目指しています。これらの戦略を通じて、同社は時代の変化に機動的に対応し、信頼され親しまれるスペシャリティー高い金融グループであり続けることを目指しています。