OlympicグループJP:8289

時価総額
¥118.9億
PER
小売業と小売周辺事業を展開し、食品・生活用品の販売、惣菜・パンの製造卸売、ペット用品販売・トリミング、DIY・ガーデニング用品販売など多岐にわたる。

沿革

1973年2月

東京都国分寺市に、食料品、雑貨、衣料品の販売を主たる目的とした㈱オリンピックショッピングセンターを、資本金50百万円で設立いたしました。

1973年3月

㈱オリンピックショッピングセンター(現㈱ヘルスケアジャパン)より、4店舗の営業を譲り受け、事業を開始いたしました。

1988年5月

事業の拡大及び国際化に対応すべく、商号を㈱Olympic(登記上、㈱オリンピック)に変更いたしました。

1988年10月

日本証券業協会に株式を店頭登録いたしました。

1992年12月

損害保険の代理店業を主たる業務とする当社100%子会社として㈱アバンセ(資本金300百万円)を設立いたしました。

1995年11月

電気製品及びカー用品の修理を主たる業務とする㈱ファーストケアー(資本金15百万円)を当社100%子会社といたしました。

1996年2月

運送業を主たる業務とする㈱キララは、株式譲受により当社の持分比率が80%となったため子会社となりました。

1996年12月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場いたしました。

1997年8月

ホームセンターを主たる業務とする当社100%子会社として㈱ホームピック(資本金90百万円)を設立いたしました。

1998年6月

㈱キララを当社100%子会社といたしました。

1998年10月

店舗開発を主たる業務とする㈱データプラン(資本金40百万円)を当社100%子会社といたしました。

2000年11月

㈱ホームピックは㈱タントムより同社の4店舗の営業を譲り受けました。

2000年11月

㈱ホームピック(所在地東京都中野区)は㈱長崎屋並びに㈱金沢長崎屋より㈱長崎屋ホームセンター株式を譲り受けました。

2000年11月

㈱長崎屋ホームセンターは㈱ホームピック(所在地東京都足立区)に商号変更いたしました。

2001年2月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定されました。

2001年2月

コンピュータシステムの開発、運用を主たる業務とする㈱スコア(資本金30百万円)を当社100%子会社といたしました。

2001年4月

弁当・折詰、調理食品等の製造、販売を主たる業務とする当社100%子会社として㈱オー・エス・シー・フーズ(資本金30百万円)を設立いたしました。

2002年8月

当社の100%子会社でありました㈱キララの株式の61%を売却したことにより、㈱キララは連結子会社から持分法適用の関連会社となりました。

2005年2月

靴の販売を主たる業務とする㈱OSCフットウェアー(資本金50百万円)を設立いたしました。

2005年3月

ゴルフ用品の販売を主たる業務とする当社100%子会社として㈱OSCゴルフワールド(資本金10百万円)を設立いたしました。

2005年9月

カー用品の販売を主たる業務とする㈱エムケイカーズ(資本金20百万円)の株式を100%取得し、当社の子会社といたしました。

2006年2月

当社の100%子会社でありました㈱ホームピックを吸収合併いたしました。

2006年5月

簡易分割により、当社家電満載館事業部門を新設子会社㈱OSC家電満載館(資本金100百万円)に承継いたしました。

2006年6月

簡易分割により、当社ホームセンター事業部門を新設子会社㈱ホームピック(資本金100百万円)に承継いたしました。

2006年9月

簡易分割により、当社フード営業部門を新設子会社㈱フードランド・オリンピック(資本金100百万円)に承継いたしました。また、㈱フードランド・オリンピックは㈱フードマ-ケット・オリンピックに商号を変更いたしました。

2006年9月

簡易分割により、当社ハイパー営業部門を新設子会社㈱ハイパーマーケット・オリンピック(資本金100百万円)に承継いたしました。

2006年10月

持分法適用の関連会社でありました㈱キララの発行済株式の61%を取得し、同社を100%子会社といたしました。これにより、同社及び同社の100%子会社である㈱KCコーポレーションが連結子会社となりました。

2008年2月

ペット関連事業を主たる業務とする当社100%子会社として㈱ペティア(資本金30百万円)を設立いたしました。

2008年7月

専門的なホームセンター事業を主たる業務とする当社100%子会社として㈱おうちDEPO(資本金200百万円)を設立いたしました。

2009年3月

㈱KCコーポレーションは、㈱キララを存続会社とする吸収合併により、消滅いたしました。

2010年7月

㈱OSCフットウェアーは、当社が保有する同社の株式をすべて売却したことにより、子会社ではなくなりました。

2011年3月

㈱ハイパーマーケット・オリンピックは、㈱ホームピックを存続会社とする吸収合併により、消滅いたしました。また、㈱ホームピックは㈱ハイパーマーケット・オリンピックに商号を変更いたしました。

2012年2月

㈱OSC家電満載館は、㈱ハイパーマーケット・オリンピックを存続会社とする吸収合併により、消滅いたしました。

2012年3月

㈱ファーストケアーは、㈱ハイパーマーケット・オリンピックを存続会社とする吸収合併により、消滅いたしました。

2012年3月

㈱ペティアは、㈱動物総合医療センターに商号を変更いたしました。

2012年4月

食品小売業を主たる業務とする㈱カズン(資本金40百万円)の発行済株式の90%を取得したことにより、同社は当社の持分比率90%の子会社となりました。

2012年7月

㈱カズンは、当社が保有する同社の株式をすべて売却したことにより、子会社ではなくなりました。

2013年1月

㈱アバンセが、新たなスーパーマーケット事業の運営を開始いたしました。

2013年3月

㈱ハイパーマーケット・オリンピックは、㈱フードマーケット・オリンピックを存続会社とする吸収合併により、消滅いたしました。

また、㈱フードマーケット・オリンピックは㈱Olympicに商号を変更いたしました。

2013年6月

当社の商号を㈱Olympicグループに変更いたしました。

2014年9月

㈱OSCサイクルを設立いたしました。

2014年12月

㈱おうちDEPOは、㈱Kマートに商号を変更いたしました。

㈱サイクルオリンピック、㈱ユアペティア、㈱シューズフォレスト、㈱おうちDEPO(各資本金100百万円)を設立いたしました。

2015年1月

㈱フォルム(資本金100百万円)を設立いたしました。

2017年3月

㈱データプランは、当社を存続会社とする吸収合併により、消滅いたしました。

2019年3月

おむすび・弁当・惣菜の製造・販売を主たる業務とする㈱グゥー(資本金100百万円)の発行済株式の82%を取得し、当社の100%子会社といたしました。

2020年3月

㈱OSCベーカリー(資本金10百万円)を設立いたしました。

2020年6月

㈱OSCファストフードサービス(資本金10百万円)を設立いたしました。

2020年8月

㈱Kマートは、㈱OSCトレーディングに商号を変更いたしました。

2020年12月

2022年3月

2022年4月

2022年6月

2022年9月

2022年12月

食品スーパー「フジマート」6店舗を展開する㈱優翔(資本金17百万円)の全株式を取得し、当社の100%子会社といたしました。

㈱シューズフォレストは、㈱Olympicを存続会社とする吸収合併により、消滅いたしました。

㈱グレインコーヒーロースター(資本金10百万円)を設立いたしました。

㈱優翔は、商号を㈱Kマートに変更いたしました。

当社の子会社である㈱ユアペティアの子会社として㈱ユアペティア・サロン(資本金10百万円)を設立いたしました。

当社の子会社である㈱Olympicの子会社として㈱OSCエフワン、㈱OSCミート、

㈱OSCフィッシュ及び㈱Olympicセラー(各資本金10百万円)を設立しました。

㈱OSCホームファシリティ、㈱OSCクリンネス(各資本金10百万円)を設立しました。

事業内容

Olympicグループは、小売業と小売周辺事業を中心に展開している企業グループです。グループは、株式会社Olympicを中心に、子会社27社(うち非連結子会社1社)および関連会社1社で構成されています。主な事業内容としては、食品・生活用品、スポーツ・レジャー用品の販売、食品の製造・卸売、パンや惣菜の製造・卸売、精肉や水産品の加工・卸売、酒類の販売、食品の商品企画・調達、フードコートやコーヒーショップの運営、自転車及び関連用品の販売・企画・開発、ペット及び関連用品の販売・トリミング・ペットホテル、動物病院の運営、DIY・ガーデニング用品の販売、建築・設備工事、ゴルフ用品専門店、自動車用品の販売・修理、店舗開発、清掃業、物流センターの管理運営、システムの提案・開発・運用・サポート、保険代理業、海外製品の輸入・卸売などがあります。

Olympicグループは、持株会社としてグループ全体の経営戦略の策定、経営資源の配置、間接業務の一括受託管理、ショッピングセンターの管理・運営などを行っています。また、グループ各社は、それぞれ特定の事業領域に特化し、小売業を中心に幅広いサービスを提供しています。これにより、Olympicグループは多様なニーズに応える総合的なサービスを展開しているのです。

経営方針

Olympicグループは、小売業界において、厳しい経営環境の中で成長を目指しています。同社は、「正直を売る」という基本理念のもと、お客様に満足される商品を提供し、信頼される企業グループであり続けることを経営の基本方針としています。そのために、同社はいくつかの戦略を推進しています。

まず、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)でのドミナント化を目指し、シェアの拡大を図っています。これにより、購買力の高い地域に経営資源を集中させ、効率的な商品供給体制を構築しています。また、ローコストオペレーションとキャッシュフロー重視の運営を徹底し、収益力の向上を目指しています。

専門店を指向した業態戦略も重要な柱です。食品事業、ディスカウント事業、専門店事業の3区分を基本とし、多様化するお客様のニーズに応えています。特に、専門店事業では、自転車販売のサイクルオリンピックやペット専門のユアペティア、DIY・ガーデニング専門のおうちDEPOなどを中心に、独自性を打ち出しています。

グループの効率的運営と業容拡大施策も進められており、持株会社制を活用して経営の効率化を図り、安定した収益確保を目指しています。投資活動においては、既存店の改装・新規出店等の設備投資を行い、有効なM&Aも活用して業容拡大を図っています。

これらの戦略を通じて、Olympicグループは、お客様から「安心して買える、信頼できる」と評価される企業価値の向上に努めています。同社は、営業収益2,000億円達成と営業収益経常利益率10%の実現を目標に掲げ、次なる成長への基盤確立を目指しています。