ゼビオホールディングスJP:8281

時価総額
¥478.6億
PER
13.4倍
スポーツ用品・衣料の小売、スポーツマーケティング、商品開発、クレジットカード、WEBサイト運営等を展開。店舗にはスーパースポーツゼビオ、ゼビオスポーツ、ヴィクトリア等が含まれる。

沿革

1973年7月

株式会社サンキョウ(福島県いわき市、1986年8月当社へ合併)の経営する6店舗の全ての営業権、権利義務一切、主たる資産及び負債を譲り受け株式会社サンスーツとして当社設立。

1974年12月

福島県郡山市中町に“サンキョウ郡山店”を設置すると同時に営業本部を同地に移転。

1979年8月

本店を福島県郡山市中町11番1号へ移転すると同時に、商号を株式会社サンキョウに変更。

1979年11月

福島市の旧長崎屋ビル(地下1階、地上7階、床面積5,098㎡)にファッション&スポーツをテーマとした当社初の大型店を開店。

1983年11月

郊外型スポーツ店の“トップスポーツ並木店”を郡山市に設置。

1985年11月

株式会社ファイブスタジオ(現有限会社サンビック)より、同社の経営する3店舗の営業権、主たる資産及び負債を譲り受け、婦人服の販売及び飲食業を開始。

1987年11月

ゼビオ株式会社へ商号変更。同時に店名を従来のサンキョウ(メンズ店)はゼビオ(複合大型店)とゼビオメンズ、トップスポーツはゼビオスポーツ、エブリディはゼビーへ、それぞれ変更。定款の事業目的及び公告の方法を変更。

1988年4月

社団法人日本証券業協会東京地区協会に店頭登録。

1988年7月

福島県郡山市朝日三丁目7番35号に新本社屋を竣工し、同所に本店を移転。

1990年5月

東京証券取引所市場第二部に上場。

1990年7月

当社初の郊外型ゴルフ専門店を茨城県勝田市(現ひたちなか市)に設置。

1991年4月

株式会社磐梯リゾートホテル(清稜山株式会社へ商号変更)の株式を100%取得。

1992年10月

本宮流通センター竣工。本格的稼働開始。

1992年12月

仙台市に郊外型大型複合店“スーパースポーツゼビオ仙台泉中央店(1フロア1,000坪)”を設置。併せて大型店6店舗を新規開設。

1993年12月

新設店7店舗と複合型大型店“仙台泉中央店”など大型店10店舗を業態変更し、「スーパースポーツゼビオ」を17店舗に拡大。

1995年3月

中国地方(鳥取県、山口県)、東海地方(静岡県)に初進出。また、「スーパースポーツゼビオ」の拡充を図り、同業態を24店舗と拡充。

1995年4月

本宮流通センターを増床。九州地方(福岡県)、近畿地方(京都府)に初進出。

1995年9月

東京証券取引所市場第一部に指定替。

1996年6月

英国の製造小売チェーン「ネクスト社」と業務提携契約を締結。

1999年11月

国内最大級の売場面積(約2,400坪)で自然をテーマにした“スーパースポーツゼビオドーム札幌月寒店”を開設。

2002年3月

ゼビー業態を廃止。

2002年11月

本宮流通センター内にて、一括物流システム稼働開始。

2004年7月

ゼビオビジネスサービス株式会社(連結子会社、現ゼビオコーポレート株式会社)を設立。

2005年4月

株式会社ヴィクトリア(連結子会社)の株式を100%取得。

2005年8月

ゼビオインシュアランスサービス株式会社(現ゼビオカード株式会社)を設立。

2005年9月

メンズ事業及びメディア事業を営業譲渡。

2006年6月

ゼビオカード株式会社(連結子会社)を設立。

2008年7月

ゼビオナビゲーターズネットワーク株式会社(連結子会社)を設立。

2008年10月

株式会社ゴルフパートナーの株式を公開買付けにより取得し、連結子会社とする。

2009年4月

株式会社ゴルフパートナーを簡易株式交換により完全子会社化。

2010年6月

日本最大級の体験型スポーツモール“スーパースポーツゼビオドームつくば学園東大通り店”を開設。

2011年5月

クロススポーツマーケティング株式会社(連結子会社)を設立。

2012年4月

大韓民国ソウル市に株式会社ゼビオコリア(現株式会社ゴルフパートナーコリア)を設立(連結子会社)。

2012年7月

国土観光株式会社(現クロスアライアンス株式会社)の株式を100%取得(連結子会社)。

2013年11月

株式会社ネクサスを設立(2013年12月株式会社タケダスポーツよりスポーツ小売店「タケダスポーツ」23店舗を事業譲受)。

2015年10月

純粋持株会社体制へ移行。ゼビオホールディングス株式会社へ商号変更。

2017年4月

2017年5月

清稜山株式会社の研修・宿泊事業を国土観光株式会社へ事業譲渡。

株式会社ネクサスのスポーツ小売事業部門を株式会社ヴィクトリアへ事業譲渡。

清稜山株式会社及び株式会社ネクサスをゼビオホールディングス株式会社へ吸収合併。

2018年4月

株式会社ゼビオコリアを株式会社ゴルフパートナーコリアに商号変更。同年5月、ゴルフパートナー韓国1号店を出店。

2019年12月

静岡県及び神奈川県内でスポーツ用品店などを展開する「シラトリグループ」と業務提携に係る基本合意書を締結。

2020年3月

ゼビオインシュアランス株式会社をゼビオカード株式会社へ吸収合併。

2020年5月

国土観光株式会社をクロスアライアンス株式会社に商号変更。

2020年12月

東京ヴェルディ株式会社の株式を取得し、連結子会社とする。

2021年6月

ゼビオスポーツ総研株式会社(連結子会社)を設立。

2021年10月

株式会社パステルをゼビオ株式会社へ吸収合併。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

事業内容

ゼビオホールディングスとその33の子会社は、スポーツ用品・用具及び衣料を中心に一般小売事業を展開しています。また、スポーツマーケティング、商品開発、クレジットカード事業、WEBサイト運営などの事業も手がけています。同社グループは、一般小売事業を単一セグメントとして位置づけています。

一般小売事業では、スポーツ大型専門店「スーパースポーツゼビオドーム」やゴルフ専門店「PGA TOUR SUPERSTORE」、カジュアル衣料品の販売などを行っています。また、「ゼビオスポーツ」や「ゼビオスポーツエクスプレス」などの店舗も運営しています。

ファッション衣料部門では、イギリスのネクスト社と提携し、その企画商品を日本で独占販売する「ネクスト事業」、独自のファッション展開を行う「X'tyle事業」、子供向けブランド「ルーキーUSA」を展開しています。

その他の事業としては、「X'tyle Vision」でのスポーツメガネ・サングラス専門店運営、「ジアシス」でのスポーツドラッグ専門店運営、そして「パステル」でのファンシー文具・雑貨専門店運営などがあります。

さらに、クロススポーツマーケティング株式会社を通じたマーケティングエージェント事業、ゼビオコミュニケーションネットワークス株式会社によるEC事業、クロステックスポーツ株式会社による海外窓口業務やR&D業務など、多岐にわたる事業を展開しています。これらの事業を通じて、ゼビオホールディングスはスポーツ・ファッション業界での幅広いニーズに応えています。

経営方針

ゼビオホールディングスは、スポーツとファッションの分野で多様な事業を展開している企業です。同社の成長戦略は、中長期的な企業価値の向上と社会貢献を目指しています。具体的には、新しいスポーツビジネスの創造に取り組み、「スポーツの新しい価値」を提案することで、お客様との接点を増やしています。

同社は、グループ内での経営理念の共有と浸透を進め、専門性の確保とシナジー創出を目指しています。また、コスト競争力の強化、成長領域への事業拡張、国内外の企業との協業やM&A戦略によるグループアセットの増強にも力を入れています。

中核事業であるスポーツ小売事業では、市場環境と立地特性を踏まえた店舗展開、EC機能の併設、商品の差別化を進めています。これにより、収益性と生産性を備えた店舗網の整備を目指しています。

さらに、新たな事業モデルの創造、事業や店舗のスクラップ&ビルド、新たな業態変革、サステナビリティ経営の実践など、多角的なアプローチで持続的な成長を目指しています。これらの取り組みを通じて、ゼビオホールディングスは、スポーツ用品販売業界における競争優位性を高め、企業価値の向上を図っています。