フジJP:8278

時価総額
¥1680.7億
PER
21.3倍
総合小売業を中心に、スーパーマーケット運営、DVD・CD・書籍の小売及びレンタル、自動車販売、医薬品化粧品小売、食品製造・加工販売、クレジットカード事業、フィットネスクラブ運営など多岐にわたる事業を展開。

沿革

1967年9月
   

   10月

チェーンストアの展開を目的として、十和㈱(現㈱ヨンドシーホールディングス)の全額出資により資本金200千円にて、松山市湊町に㈱フジを設立。

愛媛県宇和島市に第1号店となる宇和島店を開設。

1973年3月

1974年10月

本店所在地を松山市宮西に移転。

大東青果㈱(現㈱フジ・アグリフーズ、連結子会社)を設立。

1978年3月

㈱フジ(旧商号 山陽興業㈱)と、株式額面金額変更のため合併。
同時に関連5法人(㈱フジ〔宇和島市〕、㈱トーワフジマート、㈱フジマート、フジ青果㈱、㈱フジ津島店)を吸収合併。

1980年5月

㈱セトスイ・フードサービス(現㈱フジデリカ・クオリティ、連結子会社)を設立。

1981年9月

高陽店を開設(広島県第1号店)。

1983年10月

自社カードを発行し、クレジット契約販売を開始。

1984年4月

   10月

   11月

㈱フォードフジ(現㈱フジモータース)を設立。

㈱フジ・トラベル・サービス(連結子会社)を設立。

中村店を開設(高知県第1号店)。

1985年2月

㈱メディコ・二十一を設立し、薬局・化粧品部門を分離独立。

1987年4月

   10月

岩国店を開設(山口県第1号店)。

広島証券取引所に株式を上場。

1988年11月

大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。

1993年2月

㈱オリックスレンタカー四国(現㈱フジ・レンタリース)を設立。

1995年3月

㈱西南企画(連結子会社)を設立。

1997年8月

東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に株式を上場。

1998年7月

㈱フジファミリーフーズ(連結子会社)を設立し、外食事業部門を分離独立。

㈱フジセキュリティ(連結子会社)を設立。

1999年7月

フジグラン丸亀を開設(香川県第1号店)。

2001年11月

フジグラン北島を開設(徳島県第1号店)。

2007年10月

㈱ユーミーケアを設立。

2008年4月

   9月

愛媛県伊予郡松前町にエミフルMASAKIを開設。

㈱メディコ・二十一は株式交換により、㈱レデイ薬局(持分法適用関連会社)の完全子会社となる。

2009年6月

フジ・TSUTAYA・エンターテイメント㈱(連結子会社)を設立し、DVD・CD・書籍の小売及びレンタル部門を分離独立。

2010年3月

   9月

㈱セトスイ・フードサービスにデリカ事業を統合、商号変更し、㈱フジデリカ・クオリティ(連結子会社)として事業を開始。

㈱レデイ薬局が㈱メディコ・二十一を吸収合併。

2012年6月

   12月

㈱フジ・カードサービス(連結子会社)を設立し、クレジットカード事業部門を分離独立。

㈱スーパーふじおかから㈱フジマート(連結子会社)の全株式を取得。

2013年3月

   5月

   12月

大東青果㈱を商号変更し、㈱フジ・アグリフーズとして事業を開始。

共同出資により㈱フジファームを設立。

㈱フジ・スポーツ&フィットネス(連結子会社)を設立し、総合フィットネスクラブ事業部門を分離独立。

2014年7月

㈱エービーシー及び㈱スーパーゼットが運営していた店舗の譲受会社として、㈱フジマート四国(連結子会社)を設立し、事業を開始。

2016年1月

共同出資により㈱フジすまいるファーム飯山を設立。

2018年10月

イオン㈱と資本業務提携契約の締結。

2020年3月

旧㈱ニチエーから会社分割により、㈱ニチエー(連結子会社)の株式98%を取得し、事業を開始。同年7月に全株式を取得し、完全子会社化。

2020年4月

㈱サニーTSUBAKI(連結子会社)の全株式を取得。

2021年9月

マックスバリュ西日本㈱(連結子会社)との経営統合に関する基本合意書の締結。

2021年11月

当社の事業を承継する予定で㈱フジ分割準備会社(現㈱フジ・リテイリング、連結子会社)を設立。

2021年12月

マックスバリュ西日本㈱との株式交換契約締結。

会社分割による共同持株会社設立へ向け、経営統合契約、吸収分割契約を締結。

2022年3月

マックスバリュ西日本㈱との経営統合に伴う持株会社体制への移行。同社との株式交換契約効力発生に伴い、同社及びその子会社が連結子会社となる。

㈱フジ分割準備会社を吸収分割契約の効力発生に伴い、㈱フジ・リテイリング(連結子会社)へ商号を変更。

事業内容

フジグループは、株式会社フジを中心に子会社27社、関連会社3社から構成される企業集団で、総合小売業を主軸に多岐にわたる事業を展開しています。同社の事業セグメントは、持株会社・不動産賃貸業、総合小売業、DVD・CD・書籍の小売及びレンタル業、スーパーマーケット、自動車販売業、医薬品化粧品等小売業、食品製造・加工販売業、食品加工業、容器・機械等の洗浄・清掃業、飲食業、クレジットカード事業、総合フィットネスクラブ事業、青果卸売業、菓子卸売業、水産物の加工、卸売業、農業、不動産賃貸業、総合ビルメンテナンス業、冷凍設備等の工事設計施工業、清掃業、一般旅行業、旅行代理店業、自動車賃貸業、障がい福祉サービス事業、介護サービス業など、幅広い分野に及んでいます。

具体的には、フジ・リテイリングやマックスバリュ西日本株式会社が総合小売業を、フジ・TSUTAYA・エンターテイメント株式会社がDVD・CD・書籍の小売及びレンタル業を、株式会社フジマートや株式会社フジマート四国がスーパーマーケット事業を、株式会社フジモータースが自動車販売業を、株式会社レデイ薬局が医薬品化粧品等小売業を、株式会社フジデリカ・クオリティや株式会社フジ・ハートデリカが食品製造・加工販売業を担っています。また、株式会社フジ・カードサービスがクレジットカード事業、株式会社フジ・スポーツ&フィットネスが総合フィットネスクラブ事業を展開しており、その他にも多数の事業を通じて、生活提案型の事業活動を行っています。

経営方針

フジグループは、経営ビジョン「お客さまと従業員の『圧倒的な安心とワクワク』を実現する~最も地域に貢献する企業集団~」を掲げ、中国・四国エリア及び兵庫県西部を中心に、地域とお客さまの豊かな生活づくりに貢献しています。経営方針には「現場重視」「従業員満足」「シナジー創出」を挙げ、地域のお客さまに支持される店舗、従業員が誇りを持って働ける職場、マスメリットの追求による強固なプラットフォームの構築を目指しています。

中期経営計画では、2024年3月の合併新会社発足を見据え、株式会社フジ・リテイリング及びマックスバリュ西日本株式会社との経営統合を推進中です。統合推進委員会・分科会を設置し、事業課題の解決やシナジー創出の定量目標策定、具体的な解決策の立案・実行を進めています。新会社は、持続的な成長、地域共生・地域密着の深化、強固な顧客基盤づくりを目指し、中期経営計画の策定に取り組んでいます。

同社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響や社会問題に対応しつつ、お客さまの安全・安心意識の高まりや生活様式の変化、コスト上昇への対応、人材確保、生産性の高い働き方の実現など、継続的な課題に取り組んでいます。また、経営統合を推進し、共同仕入れ、PB商品の共同開発、システム統合、サプライチェーンの再構築、資材・什器・備品等の共同調達、ネットビジネスの共同研究・開発などに重点的に取り組み、統合シナジーを最大限活用しています。

フジ・リテイリングでは、「最新基準の店舗づくり」を掲げ、安全・安心が確保された快適な買物環境の追求、デジタル化の推進、多様化ニーズへの対応に注力しています。また、マックスバリュ西日本株式会社では、スーパーマーケットの基本に徹底して取り組み、お客さまが安全に安心して買い物ができる環境づくりを実践しています。これらの取り組みを通じ、フジグループは地域に根差した事業展開を進め、持続可能な成長を目指しています。