フジ (8278) 株価

時価総額
¥1736.3億
PER
24.7倍
総合小売業の愛媛県大手。スーパーマーケット事業を中心に、飲食・フィットネス・自動車販売・旅行・介護など生活密着型の多角的サービスを展開。子会社20社・関連会社2社を通じて地域に根ざした生活提案型事業を推進。愛媛・高知を中心とした四国地方が主要展開エリア。

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事業内容

株式会社フジは、四国・中国地方を基盤とする総合小売業を中核とした生活提案型企業グループです。同社は総合小売業を本体事業として運営しており、スーパーマーケットチェーンの「フジ」ブランドで食料品から日用品まで幅広い商品を販売しています。生活に密着した商品とサービスを一体的に提供する「生活提案型」の事業モデルを展開し、地域のお客様の多様なニーズに応えています。

同社の主要顧客は地域住民であり、スーパーマーケットを中心とした小売業からの売上が収益の中核を占めています。子会社のフジマート、フジマート四国、ニチエーなどもスーパーマーケット事業を運営し、グループ全体での店舗網拡大と売上拡大を図っています。収益は主に小売業からの商品販売によるものですが、関連サービス業からの収入も重要な構成要素となっています。

同社グループの事業セグメントは多岐にわたり、小売業以外にも生活関連サービスを幅広く展開しています。食品関連では食品加工業、青果物・水産物の卸売業、農業まで手がけ、サプライチェーンの川上から川下まで一貫して管理しています。また、自動車販売・賃貸業、フィットネスクラブ事業、電子マネー事業、旅行業、介護サービス業なども展開し、顧客の生活に関わる多様なサービスを提供する総合生活サービス企業として事業を拡大しています。

経営方針

フジは2024年から2026年度の3ヶ年中期経営計画を推進中で、明確な数値目標を掲げています。同社は2026年度に営業収益8,250億円、営業利益率2%超の達成を目指しており、さらに2030年度には営業収益1兆円規模という野心的な成長戦略を描いています。この目標達成に向けて「中期経営計画の実行推進」「コスト構造改革」「営業力の強化」の3つを重点方針として位置づけ、組織横断的なタスクチームを設置して具体的施策の実行を加速させています。

厳しい消費環境に対応するため、同社は「安さ」の訴求を差別化戦略の中核に据えています。プライベートブランド「トップバリュ」の拡販やエブリデイ・ロー・プライス商品のアイテム数拡大を進めるとともに、自社オリジナル商品の開発に注力しています。これらの取り組みにより、お客様への価値提供と売上総利益の積み増しを同時に実現し、競合他社や異業種との差別化を図る戦略です。

既存店舗の活性化とスクラップ&ビルドによる成長投資を積極的に推進し、多様化するお客様ニーズへの対応と店舗利便性の向上を図っています。同社は地域密着型の事業展開を強化し、持続的な成長と収益力向上を目指しています。また、ESG経営の推進により地域社会との連携を深め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを通じて企業価値の向上を図る方針です。

技術革新の分野では、3月から順次開始されるシステム統合が重要な施策として位置づけられています。顧客・購買データの一元管理により需要予測の高度化や販促施策の精度向上を実現し、業務標準化・効率化による重複業務の削減を進めています。これらのデジタル化推進により新たなシナジー創出と収益力向上を図るとともに、経費削減や多能化推進によるコスト構造改革を並行して実施し、競争力の強化を目指しています。

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