イズミJP:8273

時価総額
¥2600.7億
PER
11.5倍
ショッピングセンター、GMS、スーパーマーケットでの衣料品、住居関連品、食料品販売、クレジット取扱、店舗施設管理、外食サービス、卸売業、不動産賃貸業を展開。

沿革

1950年6月

株式会社泉不動産(現連結子会社)設立

1961年10月

資本金500万円をもって、広島市堀川町98番地に株式会社いづみを設立

1961年11月

いづみ八丁堀店を第1号店として衣料品及び日用雑貨品の販売を開始

1969年9月

岡山県に初めて進出し、いづみ岡山店を開店

1974年10月

山口県に初めて進出し、いづみ岩国店を開店

1974年12月

本店を広島市上幟町7番17号に移転

1978年10月

株式を大阪証券取引所市場第二部及び広島証券取引所に上場

1980年9月

商号を株式会社イズミに変更

1981年4月

本店を広島市南区京橋町2番22号に移転

1983年7月

株式会社クローバー開発(現㈱ゆめカード:現連結子会社)を設立

1986年2月

有限会社ジョイ・ステップ(旧連結子会社)設立

1986年8月

大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定

1987年12月

株式を東京証券取引所市場第一部に上場

1990年6月

株式会社エクセル(旧連結子会社)を設立

1991年3月

中国テクノサービス株式会社(現㈱イズミテクノ:現連結子会社)を設立

1994年3月

島根県に初めて進出し、ゆめタウン浜田を開店

1995年3月

福岡県に初めて進出し、ゆめタウン遠賀を開店

1996年9月

イズミ・フード・サービス株式会社(現連結子会社)設立

1996年11月

兵庫県に初めて進出し、ゆめタウン氷上(現ゆめタウン丹波)を開店

1997年8月

株式会社長崎ベイサイドモール(現連結子会社)を設立

1998年4月

佐賀県に初めて進出し、ゆめタウン武雄を開店

1998年5月

大分県に初めて進出し、ゆめタウン中津を開店

1998年10月

香川県に初めて進出し、ゆめタウン高松を開店

2000年4月

長崎県に初めて進出し、夢彩都(現ゆめタウン夢彩都)を開店

2000年7月

株式会社ロッツ(現持分法適用関連会社)を設立

2002年7月

株式会社ゆめタウン熊本(旧連結子会社)が民事再生会社の株式会社ニコニコ堂から4店舗を賃借し、熊本県に初めて進出

2004年6月

熊本県に当社として初めて進出し、ゆめタウン光の森を開店

2007年2月

株式会社ゆめタウン熊本が、株式会社ニコニコ堂を吸収合併

2008年9月

連結子会社の株式会社ゆめタウン熊本及び株式会社エクセルを株式会社イズミが吸収合併

2009年9月

連結子会社の泉開発株式会社他連結子会社3社を株式会社イズミが吸収合併

2011年11月

徳島県に初めて進出し、ゆめタウン徳島を開店

2012年9月

連結子会社の有限会社ジョイ・ステップを株式会社イズミが吸収合併

2013年11月

本店を広島市東区二葉の里三丁目3番1号に移転

2015年1月

物流拠点として、イズミ広島物流センターを広島市西区に開設

2015年2月

株式会社スーパー大栄(現ゆめマート北九州)を連結子会社化

2015年10月

株式会社ユアーズを連結子会社化

2017年10月

中期経営計画(2019年2月期から2021年2月期)を策定

2018年4月

株式会社セブン&アイ・ホールディングスと業務提携を締結

2021年4月

第二次中期経営計画(2022年2月期から2026年2月期)を策定

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

事業内容

イズミは、小売事業、小売周辺事業、およびその他の事業を展開している企業グループです。このグループは、イズミを含む連結子会社15社、関連会社4社、および非連結子会社1社で構成されています。

小売事業では、ショッピングセンター、ゼネラル・マーチャンダイジング・ストア(GMS)、スーパーマーケットなどを通じて、衣料品、住居関連品、食料品などの販売を主体としています。このセグメントには、イズミ、ゆめマート熊本、ゆめマート北九州、ユアーズなどが含まれます。

小売周辺事業は、クレジット取扱業務、店舗施設管理業務、外食など、小売事業を補完する業務を行っています。このセグメントには、ゆめカード、イズミテクノ、イズミ・フード・サービスなどが関連会社として位置づけられています。

その他の事業としては、卸売業や不動産賃貸業があり、ヤマニシや泉不動産などがこのセグメントに含まれます。

イズミグループは、これらの事業を通じて、多岐にわたるニーズに応えるサービスを提供しており、小売業を核としながらも、その周辺事業や他の分野での事業展開により、顧客の生活をサポートしています。

経営方針

イズミは、顧客満足度の向上と企業価値の増大を目指し、地域密着型の経営を推進しています。同社は、地域社会との連携を深め、地域のニーズに応える商品やサービスの提供を通じて、社会貢献を目指しています。具体的には、三世代にわたる幅広い顧客層のニーズに応える商品の品揃え、安心・安全な商品の低価格提供、そして働きがいのある職場環境の実現に取り組んでいます。

中期経営計画では、2024年2月期に営業収益4,766億円、営業利益310億円を目標としています。また、持続的成長のために、「you me MIRAI 宣言」を掲げ、CO2排出量の削減、プラスチック包装の削減、食品ロス・リサイクルの推進など、環境への取り組みを強化しています。

さらに、イズミは、地域から頼りにされる拠点づくり、気候変動への対応、人と地球にやさしい商品の提供、住みやすい街づくり、働きがいのある職場づくりを重点領域としています。これらの取り組みを通じて、広域型ショッピングセンター「ゆめタウン」、近隣型ショッピングセンター「ゆめモール」、食品スーパーマーケット「ゆめマート」の出店を積極的に進め、地域シェアの拡大を図っています。

また、M&A戦略の積極展開により地域ドミナント基盤を強化し、競争優位を実現するとともに、地域経済の発展に貢献しています。店舗作業の効率化やデジタル化の推進により、生産性の向上と従業員の労働環境の改善にも注力しています。

イズミは、これらの成長戦略を通じて、企業価値及び株主価値の増加を目指しています。同社の取り組みは、地域社会への貢献と持続可能な成長を目指す姿勢を示しており、今後の展開が期待されます。