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クレディセゾンJP:8253
事業内容
クレディセゾンは、ペイメント、リース、ファイナンス、不動産関連、グローバル、エンタテインメントの各事業セグメントを展開しています。これらの事業を通じて、顧客に多様なサービスを提供しています。
ペイメント事業では、クレジットカード事業や債権回収事業を行っています。主要な関係会社には、セゾンファンデックスやセゾン債権回収などがあります。これにより、顧客に便利な決済手段を提供しています。
リース事業は、企業や個人向けにリースサービスを提供しています。これにより、顧客は必要な設備や機器を柔軟に利用することができます。
ファイナンス事業では、信用保証やファイナンス関連のサービスを提供しています。セゾンファンデックスやスルガ銀行が主要な関係会社として、この分野を支えています。
不動産関連事業では、不動産の売買や賃貸、債権回収を行っています。セゾンリアルティやファンデックス債権回収がこの分野で活動しています。
グローバル事業は、レンディングやインベストメントを中心に展開しています。Saison InternationalやKisetsu Saison Financeなどが、海外市場での事業を支えています。
エンタテインメント事業では、アミューズメント関連のサービスを提供しています。コンチェルトやイープラスが、この分野での主要な関係会社です。
経営方針
クレディセゾンは、「サービス先端企業」としての経営理念を掲げ、顧客満足主義や取引先との相互利益の尊重、創造的革新を重視しています。国内ではペイメントやリース、ファイナンス事業でのシナジーを強化し、多様な企業との提携を進めています。グローバル事業では、進出国に適した金融ビジネスを提供し、地域経済の発展に寄与することを目指しています。
中期経営計画では、「GLOBAL NEO FINANCE COMPANY」をビジョンに掲げ、「Innovative」「Digital」「Global」を基本コンセプトとしています。クレディセゾンは「総合生活サービスグループ」への転換を図り、セゾン・パートナー経済圏の確立に注力しています。顧客満足度の向上を目指し、サステナビリティ推進にも力を入れ、持続可能な社会の発展に貢献しています。
クレディセゾンは、企業価値向上のために財務の健全性を重視し、連結事業利益やROEを重要な指標としています。2027年までに連結事業利益1,000億円、ROE10%超を目標に掲げています。これにより、信用格付を意識した経営を行い、財務健全性を維持しています。
ペイメント事業では、金利上昇や競争激化に対応し、ノンアセットの強化やDX推進による効率化を進めています。ファイナンス事業では、リースや信用保証の拡大を図り、住宅ローン事業も強化しています。グローバル事業は、インドや東南アジア、ラテンアメリカでのレンディングとインベストメントを拡大し、社会課題の解決に貢献しています。
与信管理や回収体制の強化により、債権の健全化と業務効率化を図っています。DX推進でオペレーション業務を効率化し、AIを活用した不正検知システムで安全な決済環境を提供しています。これにより、顧客満足度の向上を目指しています。