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理経JP:8226
事業内容
理経は、ITおよびエレクトロニクス業界において、日本、米国、アジアの技術的発展と各国の業界動向に注目し、これらの国々間での商品の輸出入販売を主要業務としています。理経グループは、理経とその子会社3社で構成されています。
理経の事業セグメントは「システムソリューション」、「ネットワークソリューション」、「電子部品及び機器」の3つに分かれています。システムソリューションでは、理経と株式会社ネットウエルシステムが主要な役割を果たしています。
ネットワークソリューションは、理経が単独で担当しています。このセグメントでは、ネットワークインフラの構築や運用、管理に関するソリューションを提供しています。
電子部品及び機器のセグメントでは、理経、株式会社エアロパートナーズ、エアロパートナーズ・アメリカ, Inc.が主要な会社として活動しています。このセグメントでは、電子部品や機器の販売を行っています。
経営方針
理経は、社会変革を先取りし、先端技術を活用したソリューションを提供することで、高度情報化社会に貢献することを目指しています。法令遵守や経営資源の有効活用を通じて企業価値を高め、持続可能な成長を追求しています。また、地球環境保全にも積極的に取り組んでいます。
同社の中期経営計画では、ESG投資やカーボンニュートラル、SDGsの課題解決を重視しています。多様性のある人的資本への投資や知的財産の保護を通じて競争力を強化し、収益拡大を目指しています。具体的には、構造改革、基盤強化、企業価値の向上、社会貢献の4つの基本方針を掲げています。
構造改革では、注力事業への人材リソースの集約や組織の再編を進めています。特に、システムソリューション、ネットワークソリューション、電子部品及び機器の3つの基幹事業を複合し、宇宙ビジネスへの取り組みを開始しました。また、VRを活用した新たなビジネスモデルの開発にも注力しています。
基盤強化においては、多様性に富む中核人材の採用や従業員教育の充実を図っています。防衛装備品事業の好調により、収益基盤が大きく改善されました。これにより、四半期ごとの営業利益の黒字化を達成しています。
企業価値の向上に向けては、積極的な情報発信を行い、市場での知名度を高めています。業績の好調により、株価や時価総額が改善され、企業価値の向上が図られていますが、さらなる向上を目指しています。
社会貢献では、防災情報の伝達や減災システムの導入を通じて、SDGsに貢献しています。また、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを進めています。理経グループとして、チャリティ活動にも積極的に参加し、社会貢献を続けています。