タカチホJP:8225

時価総額
¥21.5億
PER
4.2倍
観光みやげの卸売・小売・製造、スーパー銭湯「まめじま湯ったり苑」、商業施設「ショッピングタウンあおぞら」運営、釣具・アウトドア用品販売、飲食店舗運営。

沿革

1949年2月

ラジオ、玩具、金物、衣料品、食料品等の販売を目的とし、資本金500千円をもって長野県長野市新田町に「株式会社高千穂ストアー」を設立。

1951年5月

長野市内の善光寺及び周辺の観光地を対象とするみやげ品の風呂敷、のれん、手拭の卸を開始する。

1960年5月

長野県長野市東鶴賀町に本社を移転、本格的にみやげ品の卸を行う。

1963年9月

本社を長野県長野市中村町に新築移転、電化製品の販売を廃止、観光みやげ品の総合卸商社とする。

1963年10月

「株式会社タカチホ」に商号を変更。

1975年4月

長野県長野市に「長野青空市場」(現ショッピングタウンあおぞら)を開設。

1976年2月

新潟県佐渡郡佐和田町に佐渡営業所(現 株式会社佐渡銘販)を設置。

1979年6月

岐阜県高山市に高山営業所(現 株式会社ひだ銘販)を設置、長野県松本市に松本営業所を設置。

1980年4月

群馬県沼田市に群馬営業所(現 株式会社赤城銘販)を設置。

1982年2月

菓子製造を目的とする子会社「株式会社たかの」(資本金10,000千円)を設立。

1984年4月

群馬県吾妻郡嬬恋村にみやげ品小売の直営店「岩窟店」を開店。

1984年7月

株式会社阿達実商店(山形県鶴岡市)の営業を譲り受け、当社鶴岡営業所(現 庄和堂株式会社)として営業開始。

1986年11月

長野県長野市大豆島に本社社屋を新築し移転。

1987年1月

本社敷地内に製菓工場完成、子会社「株式会社たかの」を同所に移転し、生産を開始する。

1988年8月

子会社「株式会社たかの」解散、製菓工場は当社の直営となる。

1988年12月

長野県下高井郡木島平村にみやげ品小売の「スーベニアショップユングフラウ」を開店。

1990年5月

長野県長野市に釣具等レジャー関連用品小売の「アウトドアステーションバンバン」を開店。

1992年4月

長野県北佐久郡立科町にみやげ品小売の「スーベニアショップ白樺湖店」を開店。

1994年10月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

1995年4月

熊本県阿蘇郡長陽村にみやげ品小売の「阿蘇店」を開店。

1996年2月

長野県松本市に釣具・アウトドア用品小売の「松本店」を開店。

1997年2月

長野県上田市に釣具・アウトドア用品小売の「上田店」を開店。

1997年4月

長野県長野市に釣具・アウトドア用品小売の「徳間店」を開店。

1999年9月

洋酒卸売業免許を取得し、ワイン等の販売を開始。

1999年12月

長野県長野市にFC契約による和洋菓子小売りの「シャトレーゼ長野稲里店」を開店。

2000年10月

長野県長野市にスーパー銭湯「まめじま湯ったり苑」を開設。

2000年11月

新潟県新潟市にスーパー銭湯「女池湯ったり苑」を開設。

2000年12月

長野県北佐久郡軽井沢町に旬粋ブランドショップ「軽井沢 旬粋」を開店。

2001年12月

福岡県福岡市に「ラーメンギャラリー・みやげ館」開店。

2001年12月

新潟県新潟市にスーパー銭湯「松崎湯ったり苑」を開設。

2003年10月

宮城県黒川郡富谷町にスーパー銭湯「とみや湯ったり苑」を開設。

2003年11月

新潟県新潟市にスーパー銭湯「槇尾湯ったり苑」を開設。

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2005年11月

埼玉県羽生市に日帰り温泉「羽生湯ったり苑」を開設。

2006年9月

長野県長野市に旬粋ブランドショップ「九九や旬粋」を開店。

2009年3月

山梨県北杜市小渕沢町に旬粋ブランドショップ「八十旬粋」を開店。

2010年7月

東京都足立区に東京営業所(現 株式会社東京旬彩堂)を開設。

2011年4月

新潟営業所における事業を株式会社越後銘販に吸収分割。

2012年4月

当社の長野県以外における事業の一部を子会社11社にそれぞれ吸収分割。

2012年4月

2013年4月

新東名高速道路清水PA内に旬粋ブランドショップ「富士旬粋」を開店。

長野県下高井郡小布施町に旬粋ブランドショップ「㐂なり旬粋」を開店。

2015年3月

2017年3月

長野県長野市JR長野駅ビル内に「九九や旬粋MIDORI長野店」を開店。

神奈川県鎌倉市JR鎌倉駅ビル内に「鎌倉旬粋」を開店。

2017年9月

2018年3月

2019年3月

長野県松本市イオンモール松本内に「ハートメモリ信州」を開店。

長野県長野市善光寺仲見世通りに「門前そばももとせ」を開店。

千葉県成田市成田山表参道に「旬粋 成田山表参道店」を開店。

2019年7月

2019年8月

2020年6月

2021年2月

2022年4月

「まめじま湯ったり苑」を除く長野県外5施設の事業譲渡を行う。

上信越自動車道 あらいハイウェイオアシスに「そばどころ 弐枚目」を開店。

長野県長野市善光寺仲見世通りに「café do lette(カフェ・ドレッタ)」を開店。

本社及び各子会社におけるオンラインショップの開店を完了。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQスタンダードからスタンダード市場に移行。

事業内容

タカチホは、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業です。主な事業としては、みやげ卸売事業、みやげ小売事業、みやげ製造事業、温浴施設事業、不動産賃貸事業、アウトドア用品事業が挙げられます。これらの事業は、タカチホ及びそのグループ会社によって運営されています。

みやげ卸売事業では、観光みやげ品をホテルや宿泊施設、JR駅、高速道路のサービスエリアなどに卸売しており、このセグメントにはタカチホと株式会社越後銘販を含む11社が関与しています。一方、みやげ小売事業は、高速道路のサービスエリアや観光地にある直営店での販売を行っており、タカチホともう一社の連結子会社が担当しています。

みやげ製造事業では、主にクッキー類を含むみやげ用食品の製造をタカチホが手掛けています。温浴施設事業では、長野市にあるスーパー銭湯「まめじま湯ったり苑」を運営。不動産賃貸事業では、同じく長野市に位置する商業施設「ショッピングタウンあおぞら」の運営を行っています。

アウトドア用品事業は、長野県内の3箇所にある直営店で釣具やアウトドア用品の販売を展開。その他の事業としては、ギフト、飲食店舗、保険事業の運営がありますが、保険事業は2022年7月31日に事業譲渡が行われ、ギフト店に関しては2023年3月31日に営業を終了しています。

これらの事業内容は、タカチホとそのグループ会社が連携して展開しており、多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。

経営方針

タカチホは、レジャー産業を軸に多様な事業を展開する総合商社です。同社は「リスタート ~新時代に向けた価値創造~」を中期スローガンに掲げ、事業構造改革を推進し、企業利益、資本効率、生産性の向上に取り組んでいます。成長戦略として、新たなサービスの立案・実施、新規商材の発掘、商品力強化、キャッシュフローの改善などに努め、収益の確保を目指しています。

人材育成にも力を入れており、マネジメントスキルの向上、権限委譲、キャリアプランの確立などを通じて、組織力の強化を図っています。また、多様性の確保と推進、女性管理職比率の向上、健康経営の推進などにより、従業員の処遇向上にも注力しています。

中長期的な取り組みとしては、IR強化、中期経営計画へのコミット、成長に向けた投資、業務効率化、DXによる業務効率化、他業種との連携強化などを進め、企業価値の向上を目指しています。これらの戦略を通じて、タカチホは市場における優位性を確保し、社会から求められる企業を目指しています。