木曽路JP:8160

時価総額
¥710.5億
PER
34.4倍
しゃぶしゃぶ・日本料理の「木曽路」、特選和牛の「大将軍」、国産牛焼肉の「くいどん」、居酒屋「大穴」、鶏料理の「とりかく」、和食「鈴のれん」、からあげ専門店「からしげ」などの飲食店経営。

事業内容

木曽路は、主に料理および飲食物の加工調理提供を行う飲食業を展開しています。事業は飲食店としての単一セグメントで構成されており、さまざまな飲食店を運営しています。

木曽路の主な事業部門には、しゃぶしゃぶ・日本料理を提供する「木曽路部門」があります。この部門では、伝統的な日本料理としゃぶしゃぶを楽しむことができる店舗を展開しています。

焼肉部門では、特選和牛を提供する「大将軍」や国産牛焼肉を楽しめる「くいどん」を運営しています。これらの店舗では、高品質な肉を使用した焼肉を提供しています。

その他の部門には、居酒屋「大穴」や鶏料理の「とりかく」が含まれています。また、和食 旬彩処の「鈴のれん」やからあげ専門店「からしげ」も運営しています。これらの店舗は、多様な料理を提供しています。

さらに、木曽路は物販や不動産賃貸の経営、食肉の加工販売も行っています。これにより、飲食業以外の分野でも事業を展開し、収益を多角化しています。

木曽路の店舗は、地域別に中部、関東、関西、九州に展開されています。2025年3月31日現在、合計で190店舗を運営しており、地域ごとに異なるニーズに応じたサービスを提供しています。

経営方針

木曽路は「よろこびの食文化の創造」を経営理念に掲げ、日本一質の高い外食企業を目指しています。この理念のもと、同社は食材の品質、独自性のある商品、落ち着ける店舗環境、優れたサービス、そしてお値打ち感のある価格設定を重視し、外食の楽しさを提供しています。

中長期的な成長戦略として、木曽路は「木曽路」部門を中心に事業を拡大し、各部門で市場の変化や顧客ニーズに応じたビジネスモデルを構築する方針です。地域別には、中部、関東、関西の各地区に出店し、バランスの取れた経営基盤を形成することを目指しています。

木曽路は成長性と収益性の向上を目指し、売上高成長率と売上高経常利益率を経営指標としています。顧客起点の経営を徹底し、独自性のある商品・サービスの開発に注力し、高い成長性が期待される分野に経営資源を投入しています。

同社は、食の安全・安心の追求、コンプライアンスの徹底、組織の見直し、教育体系の整備を進めています。また、焼肉部門の拡大を図り、企業の社会的責任を果たすためにSDGsや環境配慮にも取り組んでいます。

営業基盤の強化として、顧客の声を重視し、品質、サービス、清潔さの向上を図ります。接客や調理、店舗運営の基本技術を向上させ、商品力とサービス力を強化することで、外食の喜びを提供し続けます。

収益基盤の改革では、生産性向上を目指し、業務の改善や経費の見直しを行います。さらに、海外展開やM&Aの機会を模索し、新業態の開発も検討しています。これにより、持続可能な成長を実現しようとしています。