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ソーダニッカJP:8158
事業内容
ソーダニッカは、無機薬品、有機薬品、合成樹脂を主要な取扱品目とする化学品専門商社です。ソーダニッカグループは、ソーダニッカを中核とし、8つの子会社で構成されています。これにより、幅広い市場に対して多様な化学製品を提供しています。
ソーダニッカの化学品事業は、無機薬品や有機薬品を化学、紙パルプ、食品、洗剤、官公庁などの市場に販売しています。これにより、さまざまな産業のニーズに応える製品を提供しています。
機能材事業では、合成樹脂や機器・材料を食品、樹脂加工、電機などの市場に販売しています。これにより、製造業や加工業の多様なニーズに対応しています。
その他の事業としては、不動産の賃貸収入や、ソーダニッカビジネスサポート株式会社などの子会社による事業があります。これにより、グループ全体での収益基盤を強化しています。
ソーダニッカビジネスサポート株式会社は、受託業務や倉庫・運送業を行っています。曹達日化商貿(上海)有限公司は、中国市場での工業薬品販売を手がけています。
PT.SODA NIKKA INDONESIAは、インドネシア市場での工業薬品販売を行っています。SODA NIKKA VIETNAM CO.,LTD.は、ベトナム市場での工業薬品販売を担当しています。
モリス株式会社は、ベトナムからの商品輸入や、ベトナム進出企業へのコンサルティングを行っています。株式会社日本包装は、関西地区と中国地区で包装資材の加工販売を行っています。
株式会社日進は、中部、関西、北陸地区で包装資材や機器の販売を行っています。有限会社野津善助商店は、山陰地区で化学工業薬品や食品添加物の販売を行っており、2025年4月1日に株式会社野津商店に商号変更予定です。
経営方針
ソーダニッカは、化学品専門商社として無機薬品、有機薬品、合成樹脂を主要取扱品目とし、環境とモノづくりに貢献することを基本方針としています。市場重視の営業活動を推進し、活力ある企業体質の構築を目指しています。
同社は2030年度までの長期ビジョン「Go forward」を掲げ、化学・機能製品に関する商品からサービスまでの機能を備え、顧客と社会の課題解決に貢献することを目指しています。事業価値と社会価値の向上を目標としています。
特に、事業戦略とサステナビリティの融合を強化し、社会と化学のコーディネーターとしての役割を果たすことを重視しています。経済成長と脱炭素社会の実現、安全・安心な生活の提供を目指しています。
中期経営計画「Go forward STAGE3」は、2023年度から4年間の計画で、長期ビジョンの達成に向けた変革を進めるステージです。2027年3月期の経営目標として、連結当期純利益の上方修正を行いました。
資本コストや株価を意識した経営を行い、株主資本コストを上回るROEを重要指標としています。中期経営計画の実行を通じて、この指標の充足を目指しています。
各事業において時代の変化に即したビジネスモデルの発展に挑み、事業や人材への成長投資と株主還元を念頭に資本効率の改善を図ることが課題です。具体的な成果を上げることを目指しています。