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東邦ホールディングスJP:8129
沿革
1948-09 | 東京都世田谷区において東邦薬品株式会社を設立(資本金30万円)、医薬品販売業者として病院等に対する医薬品の卸売を開始 |
1980-11 | 東京店頭登録銘柄として株式を公開 |
1988-07 | 本社電算部門を分離独立させて、㈱東邦システムサービス(現・連結子会社)を設立(東京都) |
1993-07 | ㈱エトス〔現・㈱ファーマみらい〕(現・連結子会社)を設立(東京都) |
1993-12 | ㈱東京臨床薬理研究所(現・連結子会社)を設立(東京都) |
2000-10 | ㈱セイナス〔現・㈱セイエル〕(現・連結子会社)を子会社とする(広島県) |
2001-10 | 本間薬品㈱〔本間東邦㈱〕(連結子会社)を子会社とする(新潟県) |
2002-10 | 船橋薬品㈱〔東海東邦㈱〕(連結子会社)を子会社とする(愛知県) |
2002-12 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
2003-04 | 小川薬品㈱〔小川東邦㈱〕(連結子会社)を子会社とする(群馬県) |
2004-03 | 東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定 |
2004-06 | ㈱総合経理研究所〔現・㈱ネグジット総研〕(現・連結子会社)を子会社とする(兵庫県) |
2004-11 | ㈱ヤクシン(連結子会社)を子会社とする(福岡県) |
2005-01 | 大阪合同薬品㈱〔合同東邦㈱〕(連結子会社)を子会社とする(大阪府) |
2005-04 | 木下薬品㈱(連結子会社)を子会社とする(奈良県) |
2005-10 | 合同東邦㈱(連結子会社)が木下薬品㈱(連結子会社)を吸収合併(大阪府) |
2006-04 | 鶴原吉井㈱〔現・九州東邦㈱〕(現・連結子会社)を子会社とする(福岡県) |
2006-10 | 東海東邦㈱(連結子会社)を吸収合併(愛知県) |
2007-04 | 鶴原吉井㈱(連結子会社)が㈱ヤクシン(連結子会社)を吸収合併し、社名を九州東邦㈱(現・連結子会社)とする(福岡県) |
2008-01 | 森薬品㈱(連結子会社)を子会社とする(宮崎県) |
2008-09 | ㈱ファーマダイワ(現・連結子会社)を子会社とする(熊本県) |
2008-11 | ㈱須江薬品(連結子会社)を子会社とする(群馬県) |
2008-12 | ファーマクラスター㈱(現・連結子会社)を設立(東京都) |
2009-01 | ベガファーマ㈱(現・連結子会社)を子会社とする(大阪府) |
2009-02 | ㈲キュア(現・連結子会社)を子会社とする(新潟県) |
2009-04 | 純粋持株会社制へ移行するとともに、東邦薬品㈱から東邦ホールディングス㈱に社名変更(東京都) |
2009-09 | ㈱アルフ(現・連結子会社)を子会社とする(東京都) |
2009-10 | ㈱オムエル(連結子会社)を子会社とする(広島県) |
2009-11 | 現・㈱J.みらいメディカル(現・連結子会社)を完全子会社化する(大阪府) |
2009-12 | セイコー㈱〔現・セイコーメディカルブレーン㈱〕(現・連結子会社)を子会社とする(福岡県) |
2010-01 | ㈱セイナス(連結子会社)が㈱オムエル(連結子会社)を吸収合併し、社名を㈱セイエル(現・連結子会社)とする(広島県) |
2010-02 | ㈱アスカム(連結子会社)を子会社とする(宮城県) |
2010-04 | ㈱青葉堂(現・連結子会社)、㈱厚生(現・連結子会社)を子会社とする(大阪府) |
2010-06 | ㈱南西薬品〔現・沖縄東邦㈱〕を子会社とする(沖縄県) |
2010-09 | ㈱スクウェア・ワン(現・連結子会社)を子会社とする(東京都) |
2010-10 | 東邦薬品㈱(現・連結子会社)が㈱アスカム(連結子会社)を吸収合併(東京都) |
2010-12 | ㈱e健康ショップ(現・連結子会社)を子会社とする(東京都) |
2011-04 | ㈱ショウエー(連結子会社)を子会社とする(青森県) |
2012-01 | 東邦薬品㈱(現・連結子会社)が㈱ショウエー(連結子会社)を吸収合併(東京都) |
2013-07 | 沖繩沢井薬品㈱を子会社とする(沖縄県) |
2013-10 | 東邦薬品㈱(現・連結子会社)が本間東邦㈱(連結子会社)、㈱須江薬品(連結子会社)、山口東邦㈱(連結子会社)、小川東邦㈱(連結子会社)を吸収合併(東京都) |
2013-11 | 調剤薬局事業の連結子会社7社を再編し、社名を㈱ファーマみらい(現・連結子会社)とする(東京都) |
2014-01 | ㈱清水薬局(現・連結子会社)を子会社とする(東京都) |
2014-06 | ㈱eヘルスケア(現・連結子会社)を子会社とする(東京都) |
2015-06 | 事業持株会社制へ移行 |
2016-06 | 監査等委員会設置会社へ移行 |
2016-09 | エール薬品㈱〔現・共創未来ファーマ㈱〕(現・連結子会社)を子会社とする(東京都) |
2017-04 | 東邦薬品㈱(現・連結子会社)が合同東邦㈱(連結子会社)を吸収合併(東京都) |
2018-07 | ㈱ストレチア(現・連結子会社)を子会社とする(東京都) |
2018-10 | 協栄薬品㈱を完全子会社化し、社名を北陸東邦㈱とする(富山県) |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
事業内容
東邦ホールディングス及びそのグループ企業(東邦ホールディングスとその子会社60社、関連会社11社を含む)は、複数の事業セグメントを展開しています。これらのセグメントは、医薬品卸売事業、調剤薬局事業、医薬品製造販売事業、およびその他周辺事業に大別されます。
医薬品卸売事業では、東邦薬品株式会社、九州東邦株式会社、株式会社セイエル、株式会社幸燿などの連結子会社4社、非連結子会社7社、関連会社2社が、製薬会社から医薬品や医療関連商品を仕入れ、病院や診療所、調剤薬局への販売を行っています。また、調剤薬局事業の子会社28社や関連会社4社への供給も行っており、株式会社東邦システムサービスが基幹システムの業務を、株式会社スクウェア・ワンが不動産賃貸業を担っています。
調剤薬局事業では、連結子会社10社、非連結子会社18社、関連会社4社が保険調剤薬局事業を展開しており、ファーマクラスター株式会社が管理事業を行っています。
医薬品製造販売事業は、共創未来ファーマ株式会社(連結子会社)と関連会社2社が医薬品の製造・販売を手掛けています。共創未来ファーマ株式会社は、ジェネリック医薬品の製造販売及び注射用医薬品の受託製造を行い、主に東邦薬品株式会社に供給しています。
その他周辺事業としては、株式会社東京臨床薬理研究所、株式会社アルフなどの連結子会社5社、非連結子会社12社、関連会社3社が、上記事業に関連する周辺事業を展開しています。これらの事業は、東邦ホールディングスグループの多角的な事業構造を形成し、医薬品関連の幅広いニーズに応えています。
経営方針
東邦ホールディングスは、医療と健康に貢献することを目指し、顧客価値の創造に注力しています。同社は、「全ては健康を願う人々のために」というコーポレートスローガンのもと、独創的なサービス提供を通じて新しい価値を共創し、持続的な成長を目指しています。この成長戦略の一環として、中期経営計画2023-2025「次代を創る」を策定しました。この計画では、医療・健康・介護分野における企業集団として、国民の健康寿命の延伸と持続可能な社会保障制度の構築・維持に貢献することを目標に掲げています。
また、同社はサステナビリティ経営を推進し、環境保全と事業活動の両立、人財活用と育成、ガバナンスの強化、コンプライアンス・リスクマネジメントの最優先事項としての取り組みを進めています。これらの取り組みを通じて、健康を願う人々、顧客、地域社会、株主、社員など全てのステークホルダーから必要とされ、継続して支持される企業集団を目指しています。
医療および医薬品業界の環境変化に対応するため、東邦ホールディングスは、遺伝子治療医薬品や再生医療等製品を含む高額で厳密な管理が必要とされる医薬品の多様性に対応できる営業・物流体制の構築にも注力しています。これにより、非常時においても医療提供体制を維持し、医薬品の安定供給に必要な投資を進めています。
東邦ホールディングスは、医薬品卸売事業、調剤薬局事業、医薬品製造販売事業、およびその他周辺事業を展開しており、これらの事業を通じて医薬品関連の幅広いニーズに応えています。同社の成長戦略は、社会からの継続的な支持を得ることを目指しており、その実現に向けた取り組みを進めています。