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- ムーンバット
ムーンバットJP:8115
沿革
1885年3月 |
西陣帯地問屋として創業。 |
1916年3月 |
ショールの製造・販売開始。 |
1921年9月 |
洋傘の製造・販売開始。 |
1941年9月 |
有限会社河野与助商店を設立。 |
1946年6月 |
株式会社河与商事に改組。 |
1955年3月 |
東京支店開設。 |
1955年5月 |
洋品の製造企画・販売開始。 |
1956年10月 |
札幌支店(現・営業所)開設。 |
1958年5月 |
毛皮の製造企画・販売開始。 |
1960年10月 |
大阪支店開設。 |
1963年8月 |
ムーンバット株式会社に社名変更。 |
1963年12月 |
名古屋支店開設。 |
1964年10月 |
福岡支店開設。 |
1970年4月 |
日本洋傘センター株式会社を設立。 |
1977年3月 |
大阪証券取引所市場第二部、京都証券取引所に株式上場。 |
1977年9月 |
宝飾品の製造企画・販売開始。 |
1978年7月 |
洛南センター開設。 |
1982年10月 |
東京支店を新宿NSビルに移転。 |
1994年11月 |
萬久株式会社を買収。 |
1995年4月 |
萬久株式会社を吸収合併。 |
1995年9月 |
エムビー情報サービス株式会社を設立。 |
1996年1月 |
東部物流センター開設。 |
2001年7月 |
洛南センター(京都市伏見区)を京都市右京区に移転し、呼称を西部物流センターに変更。 |
2002年8月 |
名古屋支店を名古屋市中区栄に移転。 |
2002年9月 |
エムビー物流システム株式会社の株式売却。 |
2003年1月 |
東京支店札幌営業所を札幌市中央区大通西に移転。 |
2003年9月 |
福岡支店を福岡市博多区博多駅前に移転。 |
2004年6月 |
東京支店を千代田区九段北(市ヶ谷)に移転。 |
2007年4月 |
A.F.C. ASIA LIMITED の株式を取得し、連結子会社化。 |
2008年5月 |
東京本部(浅草橋)を江東区深川(門前仲町)に移転。 |
2009年2月 |
大阪支店を大阪市西区立売堀(阿波座)に移転。 |
2010年4月 |
エムビー情報サービス株式会社がルナ・ジュエリー株式会社から事業の全部を譲受け、ルナ株式会社(現・連結子会社)へ商号変更。 |
2011年5月 |
連結子会社A.F.C. ASIA LIMITEDが上海慕恩巴特商貿有限公司(現・連結子会社)を中国上海に設立。 |
2012年12月 |
株式会社グローリー、エクセレントスタッフ株式会社の株式を取得し、連結子会社化。 |
2013年7月 |
株式会社グローリーを存続会社として、日本洋傘センター株式会社を吸収合併。 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2016年4月 |
東京ファッションプランニング株式会社の株式を取得し、連結子会社化。 |
2021年4月 |
東京支店札幌営業所を廃止し、東京支店に統合。 |
2021年7月 |
大阪支店と名古屋支店を統合し、京都支店(京都市下京区)を開設。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。 |
事業内容
ムーンバットとそのグループ会社は、洋傘、洋品、毛皮、レザー、宝飾品、帽子などのアクセントファッション商品の企画、輸入、製造、仕入、販売を行っています。事業は主に衣服装飾品事業と身回り品事業の二つのセグメントに分かれています。
衣服装飾品事業では、ムーンバットが企画した毛皮商品を国内外のメーカーに発注し、製造後に仕入れまたは子会社A.F.C. ASIA LIMITEDを通じて輸入し販売しています。また、宝飾商品については、子会社ルナ株式会社が企画し、同様に国内外のメーカーに発注して製造された商品を仕入れまたは輸入し、販売しています。
身回り品事業では、洋傘商品をムーンバットが企画・発注し、子会社A.F.C. ASIA LIMITEDを通じて輸入し販売するほか、子会社株式会社グローリーが製造した商品をムーンバットで仕入れ、販売しています。洋品商品と帽子商品についても、ムーンバットが企画し、国内外のメーカーに発注して製造された商品を仕入れまたは輸入し、販売しています。
グループ会社には、ルナ株式会社が毛皮・宝飾商品の企画販売、株式会社グローリーが洋傘・パラソル等の製造、加工、販売、エクセレントスタッフ株式会社が販売業務の業務請負、東京ファッションプランニング株式会社が物流業務受託・デザイン企画、A.F.C.ASIA LIMITEDが各種ムーンバット取扱製品等に係る貿易、上海慕恩巴特商貿有限公司が洋傘商品、洋品商品等の仕入、販売を担っています。
経営方針
ムーンバットは、アクセントファッション商品の企画、輸入、製造、仕入、販売を手掛ける企業グループです。同社は、洋傘、洋品、毛皮、レザー、宝飾品、帽子などの商品を提供し、衣服装飾品事業と身回り品事業の二つのセグメントで事業を展開しています。
成長戦略として、ムーンバットは2021年5月に策定された第1次中期経営計画に基づき、消費者のライフスタイルや購買志向の変化に対応した商品開発、新規販路の開拓、専門店・量販店の販路拡大、Eコマース事業及び直営店事業「+moonbat」の強化を推進しています。これらの取り組みを通じて、効率的な仕入れと在庫削減、経営資源の最適分配を目指し、事業の新たな成長軌道への乗せることを目標としています。
また、同社は全てのステークホルダーに持続的な価値を提供することを経営方針として掲げており、顧客満足の向上、環境に配慮した公正公平な取引、生産性向上に努める従業員の育成、長期的な視野に立った配当政策など、多角的なアプローチで事業展開を図っています。
経営環境の変化に対しては、百貨店の閉店や売場の縮小、消費者の消費行動の変化などの課題に直面しています。これらの課題に対応するため、既存の販売ルート以外のチャネルでの売上げ・収益拡大を急務としており、為替相場の変動や原材料高騰の影響にも対応しています。さらに、気候変動による天候要因の影響も考慮し、事業の柔軟な運営を目指しています。