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堀田丸正JP:8105
沿革
1894年10月 |
東京・日本橋大伝馬町において呉服問屋を開業。 |
1928年11月 |
資本金10万円の合資会社丸正商店を設立。 |
1933年2月 |
合資会社を改め、資本金20万円の株式会社とし東京・日本橋通油町に本社を移転、織物問屋として業容拡大。 |
1936年10月 |
東京・日本橋堀留町に本社を移転。 |
1944年4月 |
㈱金松商店、㈱小梅、㈱藤安商店並びに㈱正和を吸収合併、資本金130万3千円とし商号を株式会社丸正に変更。 |
1974年4月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
1983年4月 |
株式会社正友を設立。 |
1989年3月 |
資本金を14億2千2百万円に増資。 |
1995年5月 |
有限会社ポコメロを設立。 |
2000年3月 |
第三者割当増資により、ヤマノグループの傘下に入る。 |
2000年9月 |
東京・日本橋富沢町に本社を移転。 |
2000年10月 |
千代田のきもの株式会社の全株式取得。 |
2001年4月 |
子会社千代田のきもの株式会社を吸収合併。 |
2002年3月 |
ソフランリビング株式会社の全株式取得。 |
2003年8月 |
株式会社よねはらの全株式取得。 |
2004年4月 |
株式会社正友が濱野皮革工藝株式会社より営業を譲受ける。株式会社HAMANO1880へ商号を変更。 |
2004年7月 |
株式会社天創の全株式取得。 |
2004年9月 |
有限会社ポコメロを有限会社丸正ベストパートナーグループに商号変更。 |
2004年10月 |
ソフランリビング株式会社及び株式会社よねはらを株式会社丸正に吸収合併。 |
2004年11月 |
有限会社丸正ベストパートナーグループを株式会社へ組織変更。(現・連結子会社) |
2005年6月 |
株式会社SAKAMURAを設立。 |
2005年7月 |
株式会社SAKAMURAが株式会社坂村より営業を譲受ける。 |
2007年4月 |
堀田産業株式会社を吸収合併し、商号を堀田丸正株式会社に変更。合併により東京ブラウス株式会社・タケオニシダ・ジャパン株式会社、堀田(上海)貿易有限公司(現・連結子会社)が子会社となる。 |
2007年9月 |
株式会社松崎及び松崎生産株式会社の全株式取得。 |
東京・日本橋室町現在地に本社を移転。 |
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2008年6月 |
四菱株式会社より一部営業を譲受ける。 |
2008年7月 |
株式会社天創を吸収合併。 |
2008年7月 |
株式会社SAKAMURAより営業を譲受ける。 |
2008年11月 |
東京ブラウス株式会社、株式会社HAMANO1880、株式会社松崎及び松崎生産株式会社の全株式を譲渡。 |
株式会社SAKAMURA清算結了。 |
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2009年6月 |
丸福商事株式会社の全株式取得。 |
2009年7月 |
株式会社ヤマノジュエリーシステムズより一部営業を譲受ける。 |
2012年3月 |
HMリテーリングス株式会社を設立。 |
2012年4月 |
HMリテーリングス株式会社が株式会社ヤマノホールディングスより一部営業を譲受ける。 |
2013年4月 |
子会社のタケオニシダ・ジャパン株式会社を吸収合併。 |
2013年10月 |
株式会社西田武生デザイン事務所の株式を追加取得し子会社化する。 |
2014年4月 |
HMリテーリングス株式会社の全株式を株式会社ヤマノホールディングスへ譲渡。 |
2014年10月 |
子会社の丸福商事株式会社を吸収合併。 |
2015年8月 |
株式会社吉利事業譲受準備会社を設立。株式会社吉利より和装小物卸売事業を譲受後、商号を株式会社吉利に変更し子会社とする。(現・連結子会社) |
2016年8月 |
イエリデザインプロダクツ株式会社より一部営業を譲受ける。 |
2017年4月 |
株式会社西田武生デザイン事務所の全株式を譲渡。 |
2017年6月 |
第三者割当増資により、RIZAPグループ株式会社の子会社となる。 |
2022年1月 |
子会社の株式会社丸正ベストパートナーグループを吸収合併。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。 |
2022年10月 |
子会社の株式会社吉利を吸収合併。 |
事業内容
堀田丸正とその子会社である堀田(上海)貿易有限公司は、和装品、宝飾品、婦人洋品、マットレス、ギフト商品、意匠撚糸の製造および卸売販売を手掛ける企業集団です。2022年10月には株式会社吉利を吸収合併しました。堀田丸正は、留袖や訪問着、振袖、袋帯などの和装品、宝石や貴金属のアクセサリー、和装小物を含むきもの事業を展開しています。これらは同社が企画から販売までを手掛けています。
また、ライフスタイル事業では、マットレスを中心としたヘルスケア商品や葬祭関連のギフト商品を提供しており、これも同社の企画・販売によるものです。ファッション事業では、布帛やニットを中心とした婦人服やホームファッション商品の卸売、百貨店での販売、ニット製品の企画販売、そしてD2C事業を展開しています。これらの活動は同社が企画から製造、販売までを行っています。
マテリアル事業では、意匠撚糸の製造と卸売販売を行っており、これは堀田丸正と堀田(上海)貿易有限公司が共同で手掛けています。さらに、ファッション事業の強化として、マテリアル事業の製品企画部門をファッション事業に組織改編したことが報告されています。これらの事業活動を通じて、堀田丸正は多岐にわたる商品とサービスを提供し、顧客の多様なニーズに応えています。
経営方針
堀田丸正は、162年の長い歴史を持つ企業として、伝統を探求しつつ新しい価値を創造し、社会の発展に貢献することを使命としています。同社は、お客様を起点とすること、変革と挑戦、多様性の尊重、一人ひとりがリーダーであること、共創共栄を価値観として掲げています。これらの価値観を基に、感動を与え心の豊かさを提供することを目指しています。
経営戦略として、堀田丸正は事業を「収益向上重点事業」「成長投資事業」「事業モデル改革事業」に分類し、投資と構造改革を進めています。特に、マテリアル事業とファッション卸事業に経営資源を集中させ収益向上を目指す一方で、D2C事業の確立と成長に向けた投資を推進しています。また、きもの事業においては事業モデルの改革を進めています。
経営環境の変化に対応するため、不採算事業からの撤退や経費削減、組織改編などの構造改革を行い、財務基盤の健全化を図っています。これらの取り組みを通じて、堀田丸正は経営基盤の安定と成長を目指しています。
重要な経営指標としては、「営業利益」を継続的な収益力の指標とし、「売上高営業利益率」「自己資本比率」を収益性と安定性の観点から重視しています。これらの指標を基に、堀田丸正は経営の健全性と成長を追求しています。