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GSIクレオスJP:8101
沿革
1931年10月 |
株式会社林大作商店(資本金5万円)として横浜市に設立、米国・欧州への生糸・絹撚糸の輸出を 開始 |
1934年4月 |
商号を株式会社郡是シルクコーポレーションに変更 |
1939年5月 |
本社を神戸市に移転 |
1942年1月 |
商号を郡是産業株式会社に変更 |
1945年3月 |
事業目的の取扱品目に織物・編物その他繊維加工品及び雑貨を追加 |
1945年8月 |
日本商事株式会社を合併 |
1949年2月 |
東京支店及び大阪支店を開設 |
1952年2月 |
本社を東京都中央区に移転し、東京支店を統合 |
〃 |
京都支店を開設 |
1955年4月 |
Gunze New York,Inc.を米国に設立(現GSI Exim America,Inc.、現・連結子会社) |
1956年7月 |
事業目的の取扱品目に農林水産品、染料、助剤、一般化学製品、肥料、医薬品、医療器具、鉱工品 及び機械類を追加 |
1970年4月 |
Gunze (Dusseldorf) GmbHをドイツに設立(現GSI Europe-Import+Export GmbH、現・連結子会社) |
1970年7月 |
Gunze Trading Hong kong Ltd.を香港に設立(現GSI Trading Hong Kong Ltd.,現・連結子会社) |
1970年9月 |
東京支店を開設 |
1971年9月 |
商号をグンゼ産業株式会社に変更し、本社を千代田区神田錦町3丁目17番地に移転 |
1973年2月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
1973年11月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場 |
1978年11月 |
東京・大阪証券取引所市場第一部に上場 |
1981年12月 |
神戸支店及び横浜支店を閉鎖し、業務を京都支店に集約 |
1985年3月 |
市谷支店を開設 |
1994年2月 |
本社、東京支店及び市谷支店を千代田区九段南二丁目3番1号に移転統合 |
1998年3月 |
GSI Holding Corporationを米国に設立(現・連結子会社) |
1999年3月 |
京都支店を閉鎖 |
1999年9月 |
株式会社セントラル科学貿易の増資引受(現・連結子会社) |
〃 |
株式会社ジーマークの増資引受(現・連結子会社) |
2001年4月 |
株式会社オフィス・メイトの増資引受(現・連結子会社) |
2001年11月 |
商号を株式会社GSIクレオスに変更 |
2003年11月 |
GSI (Shenzhen) Ltd.を中国に設立(現・連結子会社) |
2005年3月 |
GSI Creos Korea Co.,Ltd.を韓国に設立(現・連結子会社) |
2006年6月 |
丸一産業株式会社の増資引受(現GSIマルロンテックス株式会社、現・連結子会社) |
2011年1月 |
株式会社いずみの増資引受(現・連結子会社) |
2011年4月 |
株式会社クレオスアパレルを設立(現・連結子会社) |
2012年10月 2020年7月 2021年2月 |
GSI (Shanghai) Ltd.の増資引受(現GSI Creos China Co.,Ltd.、現・連結子会社) 日神工業株式会社の増資引受(現・連結子会社) 株式会社GSI ABROSの増資引受(現・連結子会社) |
2021年9月 |
GSI Creos Technology (China) Co. Ltd.の株式取得(現・連結子会社) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2022年12月 |
本社を港区芝三丁目8番2号(現在地)に移転 |
事業内容
GSIクレオスは、繊維事業と工業製品事業を中心に展開している企業で、子会社26社と関連会社3社を含むグループ体制を敷いています。同社の事業セグメントは、ファイバー、アウター、インナー、セミコンダクター、ケミカル、ホビー&ライフ、マシナリー&イクイップメントの7つに大別されます。
ファイバーセグメントでは、原糸や繊維原料の国内外販売、輸出入、メディカル繊維原料・製品の製造加工、販売を手掛けています。アウターセグメントでは、アパレル製品のOEM、ODM、テキスタイル・アパレル製品の卸売り、輸出入、自社ブランド製品の販売を展開しています。インナーセグメントでは、インナー製品のOEM、ODM、販売、輸出入、インナー用生地の開発、販売、自社ブランド製品の販売に注力しています。
セミコンダクターセグメントでは、最先端半導体製造装置用部材、汎用性半導体部材、半導体製造設備用の部材の輸出入を行っています。ケミカルセグメントでは、塗料原料やその他化学品の輸出入、機能性プラスチック樹脂の輸入、フィルムの国内販売、カーボンナノチューブの開発・製造・販売を手がけています。
ホビー&ライフセグメントでは、ホビー関連商材の国内・海外販売、化粧品原料の輸入、国内販売、健康食品の国内販売を展開。マシナリー&イクイップメントセグメントでは、産業機械・理化学機器の輸入販売、メンテナンス、複合材成形設備・材料の輸入販売、炭素繊維強化樹脂の開発・製造・販売を行っています。これらの事業を通じて、GSIクレオスは多岐にわたる産業分野に貢献しています。
経営方針
GSIクレオスは、繊維事業と工業製品事業を軸に、ファイバー、アウター、インナー、セミコンダクター、ケミカル、ホビー&ライフ、マシナリー&イクイップメントの7つのセグメントを展開する多角的なビジネスを展開しています。同社は、2022年4月から新たな中期経営計画「GSI CONNECT 2024」をスタートさせ、環境、生活・健康、エネルギー分野でのサステナブルな社会づくりに貢献する事業の深耕・拡大を目指しています。この計画では、ガバナンス体制の強化と人材の充実を図りながら、ESG経営を推進し、企業価値のさらなる向上を目指しています。
世界的な新型コロナウイルス感染症の影響が緩和されつつあるものの、地政学リスクによるエネルギー価格や原材料価格の高騰、円安基調の長期化による物価高など、経済活動の先行きは不透明な状況が続いています。このような状況の中、GSIクレオスは、持続可能な社会づくりに貢献する事業を通じて、株主、取引先、従業員などすべてのステークホルダーの信頼と期待に応え、幸せを実現することを経営の基本方針として掲げています。
GSIクレオスの成長戦略は、環境、生活・健康、エネルギーという重点領域における事業の拡大に焦点を当てています。これらの分野での事業展開を通じて、同社はサステナブルな社会づくりに貢献し、長期的な企業価値の向上を図ることを目指しています。