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トルクJP:8077
沿革
1926年8月 |
創業者、故小林正治が大阪市に於て小林正治商店を創立し、ボルト・ナット及び鋲螺類全般の販売を目的として発足 |
1941年6月 |
小林商事株式会社設立 |
1943年7月 |
小林産業株式会社と改称 |
1955年11月 |
外国部新設 |
1958年3月 |
関西鉄業株式会社を吸収合併 |
1961年10月 |
株式公開、大阪証券取引所市場第二部に上場 |
1970年4月 |
九州支店を開設 |
1970年8月 |
東大阪商品センターを開設 |
1970年11月 |
札幌支店を開設 |
1970年12月 |
東京事務所を開設 |
1971年3月 |
大阪証券取引所市場第一部上場 |
1976年11月 |
東京事務所、倉庫の新築竣工、東京支店と改称 |
1984年6月 |
高松営業所、水島営業所開設 |
1985年1月 |
岡部株式会社と業務提携 |
1988年5月 |
北関東営業所開設 |
1988年6月 |
オカコー四国株式会社と業務提携、高松営業所に代え営業開始 |
1989年4月 |
水島営業所を支店に昇格し、山陽支店と改称 |
1989年9月 |
厚木営業所開設 |
1990年4月 |
東淀川商品センター開設 |
1990年11月 |
埼玉営業所開設 |
1990年12月 |
東北支店開設 |
1993年1月 |
札幌支店新築移転 |
1994年3月 |
東大阪商品センター移転 |
1994年7月 |
名古屋支店開設 |
1995年6月 |
広島営業所開設 |
1997年3月 |
厚木営業所移転、横浜営業所と改称 |
1997年10月 |
DESON METALS COMPANY LIMITEDを共同出資設立、営業開始 |
1998年5月 |
北関東営業所と埼玉営業所を統合させ北関東支店として移転開設、旧北関東営業所は北関東商品センターと改称 |
1998年7月 |
株式会社ナカイチの株式を100%取得、コバックス株式会社と改称し、販売子会社として営業開始 |
1999年9月 |
関東商品センター開設 |
2000年6月 |
DESON METALS COMPANY LIMITED上海事務所開設 |
2001年1月 |
名古屋支店新築移転 |
2001年9月 |
関西岡部株式会社を共同出資設立し、同年11月より営業開始 |
2002年9月 |
北関東支店移転 |
2006年11月 |
当社が保有する関西岡部株式会社の全株式を岡部株式会社に譲渡し、岡部株式会社が保有するDESON METALS COMPANY LIMITEDの全株式を譲受し、60%の株式を保有 |
2007年6月 |
北関東支店を新築移転(栃木県佐野市) |
2008年10月 |
岡部株式会社との販売代理店契約を終了し、建材土木部および東淀川商品センターを閉鎖 |
2009年8月 |
当社のコンクリート事業部門をコバックス株式会社へ統合 |
2011年12月 |
四国営業所開設 |
2012年1月 |
中正機械金属株式会社の事業を、当社100%出資子会社の中正機械株式会社に譲受し、営業開始 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合により、東京証券取引所市場第一部上場 |
2014年7月 |
東京北営業所開設 |
2014年10月 |
北陸営業所開設 |
2016年10月 |
株式会社オーワハガネ工業の株式を100%取得し、販売子会社として営業開始 |
2017年7月 |
中島工機株式会社の株式を100%取得し、販売子会社として営業開始 |
2018年4月 |
横浜営業所を移転、京浜営業所と改称 |
2018年9月 |
沖縄営業所開設 |
2020年4月 |
商号をトルク株式会社に変更 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2022年4月 |
大正DCを開設 |
2023年10月 |
東京証券取引所のプライム市場からスタンダード市場へ移行 |
事業内容
トルクは、そのグループ企業として、トルク自身、8つの連結子会社、2つの関連当事者、および1つのその他の関連会社を含む単一の事業セグメントに注力しています。このグループは、鋲螺商品、コンクリート製品関連金物、機械工具などの購入と販売を主な事業活動としています。トルクはこれらの商品を直接販売するだけでなく、子会社であるコバックス株式会社や株式会社オーワハガネ工業を通じても販売を行っています。また、関連当事者である濱中ナット販売株式会社からは鋲螺商品などを購入し、主要株主でもある岡部株式会社にはこれらの商品を販売しています。
トルクの事業は主に二つの部門に分かれています。一つは鋲螺部門で、鋲螺商品や機械工具などの販売を行っており、トルクを含む複数の企業がこの部門に関与しています。もう一つはコンクリート製品関連金物部門で、こちらはコンクリート製品関連の金物の販売を専門としており、トルクとコバックス株式会社がこの部門に属しています。これらの事業活動を通じて、トルクグループは建設業界などに対して幅広い製品とサービスを提供しています。
経営方針
トルクは、鋲螺商品、コンクリート製品関連金物、機械工具の専門卸商社として、そのグループ企業と共に、建設業界などに対して幅広い製品とサービスを提供しています。同社は、社会の発展に貢献することを基本理念とし、すべての取引関係者に対して信頼と期待に応えることを行動基準としています。
中期経営戦略として、トルクは収益向上のための本業強化と、成長のための新事業育成に注力しています。本業の強化には、既存物流体制の更新・改善、取扱品種の拡大、情報システムの強化が含まれます。新事業の育成では、子会社のコバックス株式会社および中正機械株式会社の育成に加え、買収・合併・提携を通じた成長を目指しています。
対処すべき課題として、トルクはデジタル化による顧客体験の向上、在庫の充実と支店倉庫の活用、提携による事業領域の拡大を挙げています。これらの施策を通じて、成熟企業から事業と収益を継続的に拡大する成長企業への変革を目指しています。特に、デジタル化推進により、業界のリーダーとして自社だけでなく取引先企業のデジタル化にも取り組む方針です。
以上の戦略と課題対応を通じて、トルクは競争力と収益性の向上、成長性の追求を目指しています。同社は、経済の先行きに不確実性が残る中でも、市場の成熟や停滞にかかわらず継続的に成長し、利益を拡大し続けることを目標としています。