DAIKO XTECHJP:8023

時価総額
¥141.9億
PER
8倍
情報通信機器の販売、情報システムの企画・設計・開発・保守、ネットワーク工事、セキュリティソフト「AppGuard®」の市場開拓など。

事業内容

DAIKO XTECHは、情報通信機器の販売や情報システムの企画、設計、開発、保守、ネットワーク工事の施工を手がけています。特に富士通製品を中心に取り扱っており、幅広いサービスを提供しています。

同社の子会社9社は、DAIKO XTECHが受注した業務の一部を委託されています。例えば、株式会社DSRは保険共済ビジネスに関連する受託やソフトウェア開発を行っています。また、大興テクノサービス株式会社はハードウェアの保守や建物附帯設備の保守管理を担当しています。

さらに、株式会社AppGuard Marketingはセキュリティソフトウェア「AppGuard®」の市場開拓や販売、導入後のサポートを行っています。その他の子会社もそれぞれの専門分野で事業を展開し、DAIKO XTECHの事業を支えています。

DAIKO XTECHの事業は大きく情報通信機器部門とソリューションサービス部門に分かれています。情報通信機器部門では、情報端末やサーバー機器、ネットワーク機器の販売を行っています。ソリューションサービス部門では、システム・ソフトウェア開発やネットワーク機器の工事、保守サービスを提供しています。

経営方針

DAIKO XTECHは、2030年に向けたビジョンとして「新たな価値提供への挑戦を続け、彩りのある企業へ~Be Challenging, Be Colorful~」を掲げています。このビジョンのもと、同社は多様な価値観を受け入れ、挑戦を通じた成長機会の創出を目指しています。プロフェッショナルな人材の育成を重視し、ステークホルダーに中長期的な価値を提供することを目指しています。

中期経営計画「CANVAS TWO」(2025年度から2027年度)では、コアビジネスの高付加価値化と効率化を通じた事業ポートフォリオの最適化を図ります。また、将来の成長基盤となる重点ソリューション領域への積極的な投資と育成を進めています。これにより、五方良し経営を実現し、挑戦と変化を恐れない企業文化を構築します。

DAIKO XTECHは、長年にわたる顧客との信頼関係を基盤に、ICTに関するコンサルティングからシステム設計、構築、運用、検証までをワンストップで提供しています。富士通とのパートナーシップを活かし、マルチベンダー戦略を推進し、顧客ニーズに応じた最適な商品・サービスを提供しています。

同社は、既存の強みを活かしつつ、新たなビジネス領域への投資を推進しています。特に、DXの推進や生成AIなどの先端技術の活用を通じて、企業価値の向上を図っています。これにより、ITへのニーズが高まる中での市場変革を目指しています。

財務戦略としては、キャピタルアロケーションに基づき、M&Aを中心とした成長投資を推進しています。財務健全性を確保しつつ、株主還元を強化することで、企業価値の向上を図っています。また、成長投資方針として、人材、教育、開発、M&A分野への投資を行い、収益性の向上を目指しています。

人財・組織戦略では、社員と組織が相互に成長する善循環を醸成するため、生産性向上や人的資本投資、エンゲージメント向上の施策を実践しています。これにより、長期的な成長を支える基盤を構築しています。