- 日本企業
- オンワードホールディングス
オンワードホールディングスJP:8016
沿革
年 月 |
摘 要 |
1927年 |
樫山 純三氏、樫山商店創業 |
1947年9月 |
樫山株式会社(現 株式会社オンワードホールディングス)設立 |
1960年10月 |
東京・大阪・名古屋各証券取引所第二部上場 |
1962年4月 |
オンワード販売株式会社(現 オンワード商事株式会社)設立 |
1964年7月 |
東京・大阪・名古屋各証券取引所第一部上場指定替え |
1966年9月 |
本社所在地を大阪府大阪市東区本町から東京都中央区日本橋に移転 |
1972年9月 |
ONWARD KASHIYAMA U.S.A.INC.設立 |
1986年10月 |
ジェイプレスINC.株式取得 |
1988年2月 |
ONWARD KASHIYAMA HONG KONG LTD.設立 |
1988年9月 |
株式会社オンワード樫山(現 株式会社オンワードホールディングス)に社名変更 |
1990年7月 |
チャコット株式会社株式取得 |
1995年6月 |
上海恩瓦徳時装有限公司設立 |
2001年12月 |
恩瓦徳時尚貿易(中国)有限公司設立 |
2005年5月 |
Project Sloane Limited(ジョゼフグループ)株式取得 |
2007年9月 |
株式会社オンワードホールディングスに商号変更(アパレル事業部門を株式会社オンワード樫山が継承、商事事業部門をオンワード商事株式会社が継承) |
2008年10月 |
株式会社クリエイティブヨーコ株式取得 |
2009年3月 |
株式会社O.P.S.(現 株式会社オンワードパーソナルスタイル)設立 |
2009年12月 |
株式会社アイランド株式取得 |
2011年8月 |
ONWARD KASHIYAMA VIETNAM LTD.設立 |
2016年4月 |
ティアクラッセ株式会社株式取得 |
2016年8月 |
恩瓦徳開成(大連)有限公司(現 樫山(大連)有限公司)株式取得 |
2017年1月 |
株式会社KOKOBUY株式取得 |
2018年3月 |
ゼネラルクロージング株式会社(現 株式会社KASHIYAMA SAGA)株式取得 |
2019年3月 |
株式会社オンワードデジタルラボ設立 |
2019年3月 |
株式会社大和株式取得 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
事業内容
オンワードホールディングスグループは、オンワードホールディングス、子会社46社、関連会社4社の合計51社で構成されています。同社グループの主な事業内容は、紳士服、婦人服などの繊維製品の企画、製造、販売を行うアパレル関連事業と、ライフスタイル関連事業です。
アパレル関連事業では、株式会社オンワード樫山、オンワード商事株式会社、株式会社アイランド、株式会社オンワードパーソナルスタイル、ジョゼフLTD.、ジェイプレスINC.、恩瓦徳時尚貿易(中国)有限公司などを含む多数の企業が衣料品の企画・製造・販売を手掛けています。
一方、ライフスタイル関連事業では、カタログギフト、ダンス用品、ペットファッション、化粧品、なごみ雑貨の製造販売、リゾート施設の運用管理、商業施設の企画・設計・施工、不動産賃貸事業など多岐にわたるサービスを提供しています。このセグメントには、株式会社大和、チャコット株式会社、株式会社クリエイティブヨーコ、株式会社KOKOBUY、株式会社オンワードクリエイティブセンター、エクセル株式会社、株式会社オンワードリゾート&ゴルフ、株式会社オーアンドケーなどが含まれます。
オンワードホールディングスグループは、これらの事業を通じて、幅広い消費者ニーズに応える製品とサービスを提供しています。
経営方針
オンワードホールディングスは、成熟化する日本のファッション市場とグローバルな競争の中で、消費者の多様化するニーズに応えるため、価値ある商品やサービスの提供を目指しています。同社は、グローバル事業構造改革と事業の選択と集中を進めることで収益拡大と成長性の向上を図っています。
国内事業では、「ヒトと地球に潤いと彩りを」提供することを目標に、デジタルを活用した顧客コミュニケーション改革やOMO型店舗の拡大を推進しています。ライフスタイルセグメントでは、経営資源の重点配分やブランド価値の向上、コミュニティと販路の拡大、M&Aの推進を通じて、グループ内シナジーの創出と成長の加速を目指しています。
海外事業においては、事業の最適化を進め、ヨーロッパではジョゼフ事業の運営効率化、アジアでは中国、台湾での外部パートナーとの取り組みや新ブランドの導入、アメリカではJ.PRESSの新旗艦店を中心とした事業拡大を図っています。
商品企画・生産・物流に関しては、サプライチェーンのデジタル化によるスピード化、価格の適正化、トレーサビリティの向上を目指し、改革を進めています。これにより、効率化されたサプライチェーンの構築を目指しています。
CSRとコンプライアンスについては、社会的企業価値の向上を重要な経営課題と捉え、サステナブル経営を推進しています。具体的には、グリーン・オンワードプロジェクトを通じて、環境・社会貢献活動を推進し、コンプライアンス体制の充実やコーポレート・ガバナンスの強化を図っています。
これらの戦略を通じて、オンワードホールディングスは、持続可能な成長を目指しています。