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ユアサ・フナショクJP:8006
沿革
1937年1月 |
株式会社湯浅商店設立。(船橋町五日市) 肥料・米・雑穀・小麦粉・各種飼料の卸販売。 |
1951年7月 |
米穀卸売販売業者の指定を受ける。 |
1953年10月 |
東京営業所を開設。(1956年10月支店と改称、2008年1月現所在地に移転) |
1954年3月 |
千葉営業所を開設。(1981年6月支店と改称、1985年10月現所在地に移転) |
1955年6月 |
昭和食糧工業㈱を吸収合併。 |
1956年7月 |
旭営業所を開設。(1975年6月支店と改称、2002年2月現所在地に移転) |
1961年6月 |
木更津営業所を開設。(1982年3月に移転、2006年4月千葉支店と統合)(現・連結子会社へ賃貸) |
1962年1月 |
本社を船橋市宮本町に移転。 |
10月 |
旭澱粉㈱を吸収合併。 |
1964年2月 |
昭和産業㈱船橋工場(JR船橋駅前)の土地を買収。 |
1966年12月 |
松戸営業所を開設。(1975年6月支店と改称、1983年11月現所在地に移転) |
1967年9月 |
JR船橋駅前ビルを新築。㈱そごう・西武に賃貸。(2018年2月賃貸終了) |
1969年3月 |
埼玉営業所を開設。(1975年6月支店と改称、1993年5月現所在地に移転) |
5月 |
日の出精米工場を大型工場に増改築。(1988年8月現所在地に移転) |
1970年6月 |
商号を湯浅株式会社と変更。 |
1972年3月 |
船橋食品㈱を吸収合併し、商号をユアサ・フナショク株式会社と変更。 |
1973年12月 |
JR両国駅前にパールホテル両国新築。 |
1975年12月 |
東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。 |
1976年12月 |
プリマーベ㈱(パン製造販売)を吸収合併。 |
㈱古屋(食品の輸入販売)を吸収合併し、横浜支店開設。(2013年12月現所在地に移転) |
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神戸支店を開設。(1980年7月関西支店と改称、2004年11月現所在地に移転) |
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1977年6月 |
山幸運輸㈱(一般貨物運送業)を設立。(1995年2月商号を「ワイ・エフ物流株式会社」と変更 現・連結子会社) |
1980年11月 |
船橋市高瀬町に高瀬工場を新築。 |
12月 |
東京都中央区新川にパールホテル茅場町新築。(賃借) |
1988年8月 |
船橋市高瀬町に大型精米工場を新築移転。 |
1989年10月 |
山野㈱(ビジネスホテル経営)を吸収合併。 |
1992年6月 |
ワイ・エフ石油㈱(ガソリンスタンド経営)を設立。(現・連結子会社) |
1993年2月 |
東京都江戸川区東葛西にパールホテル葛西新築。(2022年12月閉館) |
9月 |
太田市飯田町にパールホテル太田新築。 |
1994年6月 |
旭市鎌数に事業所を新設、飼料畜産本部を移転。 |
1995年7月 |
パールプラザにボウリング場を設置。(2016年7月閉館) |
1997年10月 |
㈱湘南商事(酒類卸売業)の全株式を取得。 |
2000年1月 |
㈱仁茂田(酒類卸売業)の全株式を取得。 |
10月 |
川崎市川崎区小川町のビジネスホテルを購入、営業開始。(2001年4月パールホテル川崎と改称) |
2001年9月 |
㈱仁茂田と㈱湘南商事が合併し、商号をユアサフナショク・リカー㈱と変更。(現・連結子会社) |
2001年10月 |
川崎市高津区二子のビジネスホテルを購入、パールホテル溝ノ口と改称し、営業開始。 |
2002年2月 |
旭市鎌数に物流センターを新築し、旭支店を統合。 |
2003年3月 |
㈱ニュー・ノザワ・フーズ(米穀卸売業)の全株式を取得。(現・連結子会社) |
2004年11月 |
千葉支店内に低温物流センターを新築。 |
2005年3月 |
東京都中央区八重洲にパールホテル八重洲新築。(2023年3月閉館) |
2006年3月 |
製パン事業から撤退し、高瀬工場、草加工場を閉鎖。 |
2009年2月 |
高瀬工場を売却。 |
2009年10月 |
ホテルサンライト㈱(ビジネスホテル経営)の全株式を取得。(現・連結子会社) |
2010年3月 |
草加工場跡地に草加物流センター新築。 |
2013年4月 2015年6月 2018年11月 |
本社を船橋市宮本に新築移転。 厚木物流センター開設。 東京都新宿区住吉町にパールホテル新宿曙橋新築。(賃借) |
2021年5月 |
JR船橋駅前ビルを売却。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。 |
事業内容
ユアサ・フナショクは、食品・食材の卸売を中心とした商事部門、ビジネスホテルの経営を行うホテル部門、不動産の賃貸業を手がける不動産部門の3つの主要事業セグメントを有しています。同社は、米の集荷及び販売を始め、小麦粉、澱粉、砂糖、油脂、飼料、畜産、加工食品、酒類などの仕入れと販売を行っており、子会社や関連会社を通じてこれらの商品の流通を支えています。具体的には、ユアサフナショク・リカー㈱が酒類、㈱ニュー・ノザワ・フーズが米穀、東京太陽㈱が飼料、ワイケイフーズ㈱が加工食品、日本畜産振興㈱が畜産品の販売を担っています。
また、ホテルサンライト㈱を通じてホテルやレストランのサービス業にも携わり、不動産部門では主に自社で不動産賃貸業を営んでおり、一部子会社に対しては事務所等の賃貸も行っています。さらに、物流業務はワイ・エフ物流㈱に委託し、損害保険代理業はワイ・エフ・エージェンシー㈱が担当しており、グループ全体の保険契約の取り次ぎを行っています。これらの事業を通じて、ユアサ・フナショクは多角的なビジネスモデルを展開し、食品・食材の供給からホテル運営、不動産管理まで幅広いサービスを提供しています。
経営方針
ユアサ・フナショクは、食品流通を中心にビジネスホテル運営、不動産賃貸業を展開する総合食品商社です。同社は、安定的な成長と収益力の向上を目指し、企業価値の最大化に努めています。そのために、安心・安全な商品の提供を通じて地域社会への貢献を重視しています。
経営戦略として、同社は商事部門、ホテル部門、不動産部門の3つの主要セグメントを強化しています。商事部門では、食生活の多様化に対応し、取引先との連携を強化することで顧客ニーズに迅速に対応します。また、物流、情報、リテールサポート機能のレベルアップを図り、卸売機能の強化に努めています。ホテル部門では、サービスの充実と客室の魅力向上により集客力の向上を目指し、収益重視の経営を進めています。不動産部門では、安定的な収益確保を目標にしています。
さらに、コーポレート・ガバナンスの有効性確保、コンプライアンス体制の強化、人材育成、公正で透明性の高い経営を行うことを課題として掲げています。これらの取り組みを通じて、財務体質の強化と厳しい経営環境に耐えうる企業体制の構築を目指しています。
ユアサ・フナショクは、営業基盤の拡充と経営効率化を進め、安定的かつ継続的な利益確保を重視しています。これらの戦略により、同社は多角的なビジネスモデルをさらに強化し、食品・食材の供給からホテル運営、不動産管理まで幅広いサービスを提供し続けることを目指しています。