- 日本企業
- 伊藤忠商事
伊藤忠商事JP:8001
事業内容
伊藤忠商事は、多様な事業セグメントを持ち、幅広い業界で事業を展開しています。主な事業セグメントには、繊維、機械、金属、エネルギー・化学品、食料、住生活、情報・金融、その他があります。
繊維セグメントでは、繊維原料から衣料品、服飾雑貨までをグローバルに展開しています。主要な関係会社には、ジョイックスコーポレーションやレリアン、デサントなどがあります。
機械セグメントでは、インフラ関連事業や再生可能エネルギー関連ビジネスを手がけています。主要な関係会社には、日本エアロスペースやアイメックス、ヤナセなどがあります。
金属セグメントでは、金属鉱物資源開発や鉄鋼製品加工を行っています。主要な関係会社には、伊藤忠メタルズや伊藤忠丸紅鉄鋼などがあります。
エネルギー・化学品セグメントでは、エネルギー関連や化学品関連のトレードを行っています。主要な関係会社には、伊藤忠エネクスや伊藤忠ケミカルフロンティアなどがあります。
食料セグメントでは、原料からリーテイルまでの食料全般を扱い、効率的な生産・流通・販売を行っています。主要な関係会社には、伊藤忠飼料やプリマハム、伊藤忠食品などがあります。
住生活セグメントでは、紙パルプ事業や不動産開発を行っています。主要な関係会社には、伊藤忠ロジスティクスや伊藤忠紙パルプ、伊藤忠セラテックなどがあります。
情報・金融セグメントでは、ITソリューションや金融サービスを提供しています。主要な関係会社には、伊藤忠テクノソリューションズやエイツーヘルスケア、ほけんの窓口グループなどがあります。
その他のセグメントでは、海外現地法人が多様な商品を取り扱う総合商社として活動しています。主要な関係会社には、伊藤忠インターナショナル会社(米国)や伊藤忠欧州会社(英国)などがあります。
経営方針
伊藤忠商事は、長期的な成長を目指し、「The Brand-new Deal ~利は川下にあり~」という経営方針を掲げています。この方針は、従来の中期経営計画に代わるもので、全社員がマーケティング力を磨き、世の中のニーズを先取りすることを重視しています。
同社は、川下分野から川上・川中までの幅広い分野で培った資産とノウハウを活用し、成長投資を加速させることで事業領域を拡大しています。これにより、着実な収益成長、企業ブランド価値の向上、株主還元の拡大を目指しています。
また、伊藤忠商事は、ディビジョンカンパニー間の横連携によるシナジーの極大化や、事業の掛け合わせによるビジネス変革・創出を推進しています。これにより、より消費者に近い川下ビジネスを開拓・進化させることを目指しています。
企業ブランド価値の向上においては、人的資本の強化、ステークホルダーとの対話強化、SDGsへの貢献・取組強化を主要施策としています。これにより、外部からの高い評価を通じて企業価値を向上させることを目指しています。