ミロクJP:7983

時価総額
¥44.9億
PER
13.4倍
猟銃の製造販売、深穴加工機の製造販売、自動車用ハンドル、IT/IoT/AI製品、木工商品の仕入れ販売を展開。

沿革

1963年10月

大阪証券取引所市場第2部に株式を上場。

1966年12月

ブローニング・アームズ・カンパニーと販売並びに技術提携。

1969年4月

当社台木部門から独立し、株式会社ミロク銃床(1999年8月に株式会社ミロク精工に商号を変更)を設立。

1971年3月

高知県高岡郡梼原町と共同出資にて株式会社梼原ミロクを設立。

1971年11月

当社技術部門から独立し、ミロク機械株式会社を設立。(現連結子会社)

1972年6月

本社工場を高知県南国市篠原537番地1に移転。

1977年3月

山本銃砲製作所(1981年12月に株式会社香北ミロクに商号を変更)の株式を取得。

1981年2月

ミロク機械株式会社(現連結子会社)がミロク機販株式会社を設立。

1988年9月

高知県安芸郡馬路村に株式会社馬路ミロクを設立。

2000年5月

ミロク機販株式会社が米国にMIROKU MACHINE TOOL,INC.を設立。(現連結子会社)

2001年2月

ミロク機販株式会社を株式会社ミロクマシンツールに商号を変更。

2002年8月

品質マネジメントシステムISO9001認証取得。

2002年11月

ミロク機械株式会社(現連結子会社)が株式会社ミロクマシンツールを吸収合併。

2003年5月

商号を株式会社ミロクに変更。同時に持株会社方式による分社型新設分割により、株式会社ミロク製作所を設立(現連結子会社)し、営業の全てを承継。

2005年9月

ミロク機械株式会社(現連結子会社)が品質マネジメントシステムISO9001認証取得。

2010年11月

株式会社香北ミロクが株式会社ミロク精工を吸収合併。商号を株式会社南国ミロク(現連結子会社)に変更。

2010年12月

株式会社馬路ミロクの清算結了。

2011年11月

株式会社南国ミロク(現連結子会社)が株式会社梼原ミロクを吸収合併。

2012年1月

ミロク機械株式会社(現連結子会社)が中華人民共和国に弥勒深孔机械(太倉)有限公司を設立。

2013年7月

大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い東京証券取引所市場第2部に株式を上場。

2013年11月

株式会社ミロク工芸(現連結子会社)の株式を追加取得し、同社を完全子会社化。

2017年6月

弥勒深孔机械(太倉)有限公司の清算結了。

2019年8月

株式会社ミロク製作所(現連結子会社)から独立し、株式会社ミロクリエを設立。(現連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場へ移行。

事業内容

ミロクグループは、ミロク株式会社およびその子会社(株式会社ミロク製作所、株式会社南国ミロク、株式会社ミロク工芸、ミロク機械株式会社、MIROKU MACHINE TOOL, INC.、株式会社ミロクリエ)と関連会社(株式会社ミロクテクノウッド、株式会社特殊製鋼所、株式会社ミロク興産)で構成されています。同社グループは、猟銃事業、工作機械事業、およびその他の事業を展開しており、これらのセグメントにおける製造、仕入れ、販売を主な事業内容としています。

猟銃事業では、株式会社ミロク製作所、株式会社南国ミロク、株式会社ミロク工芸が猟銃の製造及び販売を手掛けています。工作機械事業においては、ミロク機械株式会社とMIROKU MACHINE TOOL, INC.が深穴加工機などの製造、加工、販売を行っています。その他の事業としては、自動車用ハンドルの仕入れ及び販売、IT/IoT/AI関連製品の開発及び販売、木工商品の仕入れ及び販売などがあり、これらは株式会社ミロク製作所、株式会社ミロクリエ、株式会社ミロクテクノウッドが担当しています。

ミロクグループは、これらの多岐にわたる事業を通じて、幅広い分野での事業活動を展開しており、純粋持株会社としてグループ全体の経営を統轄しています。

経営方針

ミロクグループは、猟銃事業、工作機械事業、およびその他の事業を展開する多角的な企業体です。同社は、2018年度から長期ビジョンとして「主力三事業の強みを活かし、向上させ、かつ新たな事業を創出することで盤石の経営基盤を築き、成長し続ける企業グループを目指す」という方針を掲げています。このビジョンの実現に向け、「2024中期経営計画」を策定し、生産性の向上、大型投資に耐え得る企業体質の確立、各事業間の相乗効果の追求、人財育成を基本方針としています。

猟銃事業では、ブローニンググループとの市場占有率拡大戦略に沿って、年間19万丁の生産体制構築を目指し、新製品の市場投入や生産性の向上を通じて事業の成長を図ります。工作機械事業では、深穴明けのニッチ市場における総合メーカーとしての地位を強化し、事業拡大を目指します。その他の事業では、自動車関連事業の主力製品のシフトや新素材の開発に注力し、業績向上を図ります。

また、サステナビリティへの取り組みとして、2023年度末にサステナビリティ委員会を発足させ、人的資本を中心に戦略の策定を開始しました。これにより、持続可能なグループ企業の基盤を強化しています。

ミロクグループは、これらの成長戦略を通じて、中長期的な視点から利益向上を目指し、持続可能な成長を追求しています。同社の経営方針は、「誠実と正直こそ信頼への近道」という基本理念のもと、顧客、従業員、パートナー企業、地域社会、株主との強い信頼関係の構築に努めています。