リヒトラブJP:7975

時価総額
¥38.1億
PER
事務用品の製造販売と不動産賃貸を手がける、LIHIT LAB. VIETNAM INC.での製造と大江ビルサービス㈱による不動産管理を展開。

沿革

1948年5月

リヒト産業株式会社を設立、事務用品の製造販売を開始

1953年7月

東京都台東区に東京出張所開設

1957年1月

東京都中央区に東京出張所(現 東京支店)を移転

1962年2月

大阪市東区に本社工場完成

1962年9月

大阪証券取引所市場第二部に株式上場

1964年3月

福岡市に福岡店開設

1964年9月

札幌市に札幌店開設

1968年2月

大阪市東区に本社社屋新築

1968年9月

名古屋市中川区に名古屋店開設(現在地―名古屋市中区)

1968年12月

株式会社リヒト商事(1995年3月社名変更:アイ.ダブリュー.ガティ株式会社)を設立

1969年6月

広島市に広島店開設

1969年11月

大阪市西区に大阪配送センター開設

1972年10月

名古屋証券取引所市場第二部に株式上場

1985年10月

大阪市住之江区に大阪南港作業所(大阪工場)開設及び大阪配送センター(大阪物流センター)を移転

1988年10月

大江ビルサービス株式会社(現 連結子会社)を設立

1989年3月

大阪市中央区に本社ビル(大江ビル)竣工

1991年1月

静岡県小笠郡菊川町(現 静岡県菊川市)に静岡リヒトラブ事業部(現 静岡事業部)工場開設

1991年7月

株式会社リヒトラブに商号変更

1991年9月

静岡県小笠郡菊川町(現 静岡県菊川市)に静岡事業部物流センター開設

1995年8月

大阪証券取引所及び名古屋証券取引所において信用(貸借)銘柄に選定

2003年12月

大阪工場及び大阪物流センターを閉鎖し、それぞれ静岡事業部工場及び静岡事業部物流センターに集約、統合

2004年12月

ベトナム社会主義共和国ハイフォン市に LIHIT LAB. VIETNAM INC.(現 連結子会社)を設立

2008年2月

アイ.ダブリュー.ガティ株式会社を吸収合併

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場

2019年5月

東京都中央区に東京支店竣工

2022年4月

東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所メイン市場へ移行

事業内容

リヒトラブとそのグループ企業は、主に事務用品の製造販売と不動産賃貸の二つの事業セグメントで活動しています。事務用品等事業では、リヒトラブ自身とその連結子会社であるLIHIT LAB. VIETNAM INC.、さらには協力工場が製造を担当し、リヒトラブがこれらの製品の販売を行っています。このセグメントでは、オフィスや学校で使用される各種ファイルや文房具など、幅広い製品を提供していることが推測されます。

一方、不動産賃貸事業は、主に連結子会社の大江ビルサービス株式会社が不動産の管理を手掛けています。このセグメントでは、ビルや商業施設などの賃貸や管理サービスを提供し、企業や個人に対して不動産ソリューションを提供していると考えられます。

リヒトラブグループは、これら二つの異なる事業を通じて、多様な顧客ニーズに応える製品とサービスを提供しています。事務用品の製造販売では、日常的に使用されるアイテムを提供し、不動産賃貸では、企業や個人が利用する空間の提供と管理を行っているのです。これらの事業を通じて、リヒトラブグループは幅広い市場での存在感を示しています。

経営方針

リヒトラブは、その企業理念「深い知性と燃える情熱をもって新しい価値の創造に努め、社会に貢献する」を軸に、事務用品の製造販売と不動産賃貸の二つの事業セグメントを展開しています。同社は、顧客、株主、社員、取引先の満足度向上を目指し、高品質な製品の提供、経営効率化、コーポレート・ガバナンスの強化、財務体質の改善を基本方針として掲げています。

中期経営計画では、事務用品事業の売上高11,000百万円と営業利益1,000百万円の達成を数値目標としています。持続的な成長を目指し、新製品の開発力強化、販売チャネルの開拓と周辺市場への拡充、社員の能力開発を通じた組織力の強化を経営戦略として推進しています。

経営環境の変化に対応するため、リヒトラブは製品開発、市場の開拓、生産性の向上の三つの課題に取り組んでいます。特に製品開発では、顧客のニーズに敏感に対応し、独自性の高い製品を提供することに注力。市場の開拓では、国内外の販売チャネルの拡充と新たな事業領域への挑戦を進めています。生産性の向上に関しては、多品種化・短サイクル化に対応し、全社的な生産性向上と生産バランスの適正化を目指しています。

これらの戦略を通じて、リヒトラブは更なる売上の拡大と収益力の強化を図り、社会に貢献する製品とサービスの提供を目指しています。