- 日本企業
- リヒトラブ
リヒトラブJP:7975
事業内容
リヒトラブは、事務用品の製造販売と不動産賃貸の2つの主要な事業セグメントを持っています。事務用品事業では、リヒトラブとその連結子会社であるLIHIT LAB. VIETNAM INC.が製造を担当し、リヒトラブが販売を行っています。製品には、ファイル、バインダー、デスクオーガナイザーなどが含まれ、オフィスや家庭での効率的な作業環境をサポートしています。
不動産賃貸事業においては、リヒトラブが主に不動産の賃貸を行っています。また、連結子会社である大江ビルサービス株式会社が不動産の管理を担当しています。この事業は、安定した収益源として企業の財務基盤を支えています。リヒトラブは、これらの事業を通じて多角的なビジネス展開を行っています。
経営方針
リヒトラブは、企業理念「深い知性と燃える情熱をもって新しい価値の創造に努め、社会に貢献する」を掲げています。この理念の実現に向け、「良い品はお徳です」をモットーに、ユニバーサルデザイン商品の開発を重視し、顧客や株主、社員の満足度向上を目指しています。また、経営の効率化やコーポレート・ガバナンスの強化を通じて、堅実な経営を推進しています。
リヒトラブは、事務用品事業の売上高11,000百万円と営業利益1,000百万円を目標に掲げています。持続的な成長を目指し、①新製品の開発力強化、②販売チャネルの拡充と海外市場への進出、③社員の能力開発を通じた組織力強化を経営戦略としています。これにより、独自性の高い製品提供と業容拡大を図ります。
経済環境の変化に対応し、リヒトラブは収益力向上を課題としています。エネルギーや原材料コストの上昇に対し、販売価格の見直しや新製品の販売強化を進めています。また、生産性向上と調達ルートの多様化を推進し、全社的な収益力の向上を目指しています。
製品開発においては、リヒトラブは本社と東京支店に専門部署を設置し、独自のノウハウを活かした開発を行っています。顧客の多様化するニーズに応えるため、全社的なプロジェクト「NEXTプロダクト会議」を立ち上げ、付加価値の高い製品開発に注力しています。新製品として「XCOA」や「Collel」シリーズを展開しています。
販売チャネルと事業領域の拡充も重要な戦略です。国内外での販売チャネル拡大を図り、ECルートの強化や代理店の活用を進めています。また、事務用品の枠を超えた新市場への参入を目指し、営業本部と開発部門が協働して新製品開発に取り組んでいます。これにより、さらなる売上拡大と収益力強化を図ります。