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ピジョンJP:7956
沿革
1957年8月 |
神奈川県茅ヶ崎市に株式会社ピジョン哺乳器本舗を設立 |
1958年3月 |
本社を東京都千代田区に移転、販売拠点として東京出張所(現東日本支店)を併設 |
1963年1月 |
大阪出張所(現西日本支店)を開設 |
1964年9月 |
福岡出張所(現福岡営業所)を開設 |
1965年7月 |
名古屋出張所(現中部支店)を開設 |
1965年8月 |
札幌出張所(現札幌営業所)を開設 |
1966年6月 |
商号をピジョン株式会社に変更 |
1967年4月 |
広島出張所(現広島営業所)を開設 |
1968年6月 |
仙台出張所(現仙台営業所)を開設 |
1978年2月 |
PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.(現・連結子会社)を設立 |
1985年11月 |
ピジョンホームプロダクツ株式会社(現・連結子会社)を設立 |
1988年9月 |
当社株式を社団法人日本証券業協会東京地区協会に店頭登録 |
1989年9月 |
茨城県稲敷郡に筑波事業所を新設 |
1990年9月 |
THAI PIGEON CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立 |
1991年4月 |
茨城県筑波郡(現:茨城県つくばみらい市)に常総研究所(現:中央研究所)を新設 |
1993年4月 |
常総研究所(現:中央研究所)内に託児所「ピジョンランド」を開設 |
1995年7月 |
当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場 |
1996年1月 |
PHP茨城株式会社(旧社名:株式会社フクヨー茨城、現・連結子会社)の株式を取得 |
1996年4月 |
茨城県常陸太田市に常陸太田物流センターを新設 |
1996年4月 |
PIGEON INDUSTRIES(THAILAND)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立 |
1997年7月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
1998年9月 |
兵庫県神崎郡に神崎物流センター(現西日本物流センター)を新設 |
1999年2月 |
ピジョンハーツ株式会社(旧社名:ピジョンキッズワールド株式会社、現・連結子会社)を設立 |
2000年8月 |
有限会社ナカタコーポレーションと合併 |
2000年10月 |
ピジョン真中株式会社(現・連結子会社)を設立 |
2002年4月 |
PIGEON(SHANGHAI)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立 |
2002年8月 |
PHP兵庫株式会社(旧社名:ピー・エイチ・ピー兵庫株式会社、現・連結子会社)株式を簡易株式交換にて取得 |
2004年2月 |
ピジョンタヒラ株式会社(旧社名:多比良株式会社、現・連結子会社)を子会社化 |
2004年4月 |
LANSINOH LABORATORIES,INC.(現・連結子会社)を子会社化 |
2006年4月 |
PIGEON MANUFACTURING(SHANGHAI)CO.,LTD.(旧社名:PIGEON MANUFACTURING CO.,LTD.、現・連結子会社)を設立 |
2006年6月 |
本社を東京都中央区に移転 |
2009年8月 |
PIGEON INDUSTRIES(CHANGZHOU)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立 |
2009年11月 |
PIGEON INDIA PVT.LTD.(現・連結子会社)を連結子会社PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.の95%の出資及び当社の5%の出資により設立 |
2010年11月 |
LANSINOH LABORATORIES MEDICAL DEVICES DESIGN INDUSTRY AND COMMERCE LTD.CO.(現・連結子会社)を連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.の99%の出資及び当社の1%の出資により設立 |
2011年1月 |
PIGEON MALAYSIA(TRADING)SDN.BHD.(現・連結子会社)の株式を連結子会社PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.にて取得 |
2011年7月 |
連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.にてHealthQuest Ltd.の全株式を取得 |
2011年8月 |
連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.がHealthQuest Ltd.を吸収合併 |
2012年8月 |
DOUBLEHEART CO.LTD.(現・連結子会社)を設立 |
2014年2月 |
連結子会社ピジョンウィル株式会社と合併 |
2014年4月 |
LANSINOH LABORATÓRIOS DO BRASIL LTDA.(現・連結子会社)を設立 |
2015年5月 |
LANSINOH LABORATORIES BENELUX(現・連結子会社)を設立 |
2016年4月 |
LANSINOH LABORATORIES SHANGHAI(現・連結子会社)を設立 |
2017年10月 |
PT PIGEON INDONESIA(現・連結子会社)を子会社化 |
2019年5月 |
PT PIGEON BABY LAB INDONESIA(現・連結子会社)の株式を連結子会社PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.にて取得 |
2020年1月 |
LANSINOH LABORATÓRIOS DO BRASIL LTDA.の全株式を譲渡 |
2020年4月 |
PHP茨城株式会社(現・連結子会社)の商号を「ピジョンマニュファクチャリング茨城(株)」へ変更 |
2020年4月 |
PHP兵庫株式会社(現・連結子会社)の商号を「ピジョンマニュファクチャリング兵庫(株)」へ変更 |
2020年4月 |
LANSINOH LABORATORIES (HONGKONG) CO.,LIMITED(現・連結子会社)を設立 |
2020年10月 |
LANSINOH LABORATORIES UK LIMITED(現・連結子会社)を設立 |
2021年4月 |
PIGEON AMERICA INC. (現・連結子会社)を設立 |
2021年11月 2022年4月 |
LANSINOH LABORATORIES FRANCE SAS (現・連結子会社)を設立 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
ピジョン株式会社とそのグループ会社(以下、ピジョン)は、育児用品や介護用品の製造、仕入れ、販売を中心に事業を展開しています。ピジョンは、日本事業、中国事業、シンガポール事業、ランシノ事業の4つの主要セグメントに分かれており、それぞれ特色あるサービスを提供しています。
日本事業では、ピジョンホームプロダクツ株式会社やピジョンマニュファクチャリング兵庫株式会社などの子会社が製造した育児および女性向け用品を販売しています。また、ピジョンハーツ株式会社は保育、託児、幼児教育事業を手がけ、ピジョンタヒラ株式会社やピジョン真中株式会社は介護用品の販売や在宅介護支援サービスを提供しています。
中国事業では、PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO.,LTD.やPIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU) CO.,LTD.などが製造した商品を、PIGEON (SHANGHAI) CO.LTD.やDOUBLEHEART CO.LTD.が販売しています。
シンガポール事業では、PIGEON INDUSTRIES (THAILAND) CO.,LTD.やPIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO.,LTD.などが製造した育児および女性向け用品を、PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.やPIGEON INDIA PVT.LTD.が販売しています。
ランシノ事業では、LANSINOH LABORATORIES MEDICAL DEVICES DESIGN INDUSTRY AND COMMERCE LTD.CO.やPIGEON INDUSTRIES (THAILAND) CO.,LTD.が製造した商品を、LANSINOH LABORATORIES,INC.などが販売しています。
これらの事業を通じて、ピジョンは幅広い育児および介護関連のニーズに応える製品とサービスを提供し、多様な顧客層に対応しています。
経営方針
ピジョン株式会社(以下、ピジョン)は、育児用品や介護用品の製造、仕入れ、販売を中心に事業を展開しており、日本、中国、シンガポール、ランシノの4つの主要セグメントを通じて、多様な顧客層に対応しています。ピジョンは、企業理念「Pigeon DNA・Pigeon Way」に基づき、赤ちゃんとその家族にやさしい世界を実現することを目指しています。この理念を軸に、環境負荷の軽減や社会課題の解決に取り組み、新しいビジネスモデルの構築を目指しています。
ピジョンの成長戦略は、第7次中期経営計画において明確にされており、ブランド戦略と事業戦略の一体化、グローバルでの成長加速、事業体制の強化と権限移譲を3つの主要テーマとして掲げています。これらのテーマに基づき、ピジョンは、ブランド力の向上、基幹商品カテゴリでの差別化と収益基盤の強化、各地域の市場特性に合わせた事業運営のスピード化を目指しています。
また、ピジョンは、事業競争力の向上、環境負荷の軽減、社会課題への貢献、人材・組織風土の構築、強固な経営基盤の構築という5つの重要課題(マテリアリティ)に取り組んでいます。これらの課題に対処することで、持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。
第8次中期経営計画では、これらの課題に対応し、ブランド戦略、商品戦略、地域戦略の3つの基本戦略を実行していくことが計画されています。ブランド力の向上、ものづくりの強化、市場特性に合わせた生産・販売体制の革新を通じて、既存事業領域での成長を図りつつ、新規成長領域の探索・育成にも注力します。これにより、ピジョンは、社会になくてはならない存在としての地位を確固たるものにし、持続的な成長を達成することを目指しています。