ピジョンJP:7956

時価総額
¥1723.8億
PER
22.8倍
育児用品、介護用品の製造・販売、子育て支援、在宅介護支援サービスを展開。

沿革

1957年8月

神奈川県茅ヶ崎市に株式会社ピジョン哺乳器本舗を設立

1958年3月

本社を東京都千代田区に移転、販売拠点として東京出張所(現東日本支店)を併設

1963年1月

大阪出張所(現西日本支店)を開設

1964年9月

福岡出張所(現福岡営業所)を開設

1965年7月

名古屋出張所(現中部支店)を開設

1965年8月

札幌出張所(現札幌営業所)を開設

1966年6月

商号をピジョン株式会社に変更

1967年4月

広島出張所(現広島営業所)を開設

1968年6月

仙台出張所(現仙台営業所)を開設

1978年2月

PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.(現・連結子会社)を設立

1985年11月

ピジョンホームプロダクツ株式会社(現・連結子会社)を設立

1988年9月

当社株式を社団法人日本証券業協会東京地区協会に店頭登録

1989年9月

茨城県稲敷郡に筑波事業所を新設

1990年9月

THAI PIGEON CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立

1991年4月

茨城県筑波郡(現:茨城県つくばみらい市)に常総研究所(現:中央研究所)を新設

1993年4月

常総研究所(現:中央研究所)内に託児所「ピジョンランド」を開設

1995年7月

当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場

1996年1月

PHP茨城株式会社(旧社名:株式会社フクヨー茨城、現・連結子会社)の株式を取得

1996年4月

茨城県常陸太田市に常陸太田物流センターを新設

1996年4月

PIGEON INDUSTRIES(THAILAND)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立

1997年7月

東京証券取引所市場第一部に指定

1998年9月

兵庫県神崎郡に神崎物流センター(現西日本物流センター)を新設

1999年2月

ピジョンハーツ株式会社(旧社名:ピジョンキッズワールド株式会社、現・連結子会社)を設立

2000年8月

有限会社ナカタコーポレーションと合併

2000年10月

ピジョン真中株式会社(現・連結子会社)を設立

2002年4月

PIGEON(SHANGHAI)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立

2002年8月

PHP兵庫株式会社(旧社名:ピー・エイチ・ピー兵庫株式会社、現・連結子会社)株式を簡易株式交換にて取得

2004年2月

ピジョンタヒラ株式会社(旧社名:多比良株式会社、現・連結子会社)を子会社化

2004年4月

LANSINOH LABORATORIES,INC.(現・連結子会社)を子会社化

2006年4月

PIGEON MANUFACTURING(SHANGHAI)CO.,LTD.(旧社名:PIGEON MANUFACTURING CO.,LTD.、現・連結子会社)を設立

2006年6月

本社を東京都中央区に移転

2009年8月

PIGEON INDUSTRIES(CHANGZHOU)CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立

2009年11月

PIGEON INDIA PVT.LTD.(現・連結子会社)を連結子会社PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.の95%の出資及び当社の5%の出資により設立

2010年11月

LANSINOH LABORATORIES MEDICAL DEVICES DESIGN INDUSTRY AND COMMERCE LTD.CO.(現・連結子会社)を連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.の99%の出資及び当社の1%の出資により設立

2011年1月

PIGEON MALAYSIA(TRADING)SDN.BHD.(現・連結子会社)の株式を連結子会社PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.にて取得

2011年7月

連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.にてHealthQuest Ltd.の全株式を取得

2011年8月

連結子会社LANSINOH LABORATORIES,INC.がHealthQuest Ltd.を吸収合併

2012年8月

DOUBLEHEART CO.LTD.(現・連結子会社)を設立

2014年2月

連結子会社ピジョンウィル株式会社と合併

2014年4月

LANSINOH LABORATÓRIOS DO BRASIL LTDA.(現・連結子会社)を設立

2015年5月

LANSINOH LABORATORIES BENELUX(現・連結子会社)を設立

2016年4月

LANSINOH LABORATORIES SHANGHAI(現・連結子会社)を設立

2017年10月

PT PIGEON INDONESIA(現・連結子会社)を子会社化

2019年5月

PT PIGEON BABY LAB INDONESIA(現・連結子会社)の株式を連結子会社PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.にて取得

2020年1月

LANSINOH LABORATÓRIOS DO BRASIL LTDA.の全株式を譲渡

2020年4月

PHP茨城株式会社(現・連結子会社)の商号を「ピジョンマニュファクチャリング茨城(株)」へ変更

2020年4月

PHP兵庫株式会社(現・連結子会社)の商号を「ピジョンマニュファクチャリング兵庫(株)」へ変更

2020年4月

LANSINOH LABORATORIES (HONGKONG) CO.,LIMITED(現・連結子会社)を設立

2020年10月

LANSINOH LABORATORIES UK LIMITED(現・連結子会社)を設立

2021年4月

PIGEON AMERICA INC. (現・連結子会社)を設立

2021年11月

2022年4月

LANSINOH LABORATORIES FRANCE SAS (現・連結子会社)を設立

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

事業内容

ピジョン株式会社とそのグループ会社(以下、ピジョン)は、育児用品や介護用品の製造、仕入れ、販売を中心に事業を展開しています。ピジョンは、日本事業、中国事業、シンガポール事業、ランシノ事業の4つの主要セグメントに分かれており、それぞれ特色あるサービスを提供しています。

日本事業では、ピジョンホームプロダクツ株式会社やピジョンマニュファクチャリング兵庫株式会社などの子会社が製造した育児および女性向け用品を販売しています。また、ピジョンハーツ株式会社は保育、託児、幼児教育事業を手がけ、ピジョンタヒラ株式会社やピジョン真中株式会社は介護用品の販売や在宅介護支援サービスを提供しています。

中国事業では、PIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO.,LTD.やPIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU) CO.,LTD.などが製造した商品を、PIGEON (SHANGHAI) CO.LTD.やDOUBLEHEART CO.LTD.が販売しています。

シンガポール事業では、PIGEON INDUSTRIES (THAILAND) CO.,LTD.やPIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI) CO.,LTD.などが製造した育児および女性向け用品を、PIGEON SINGAPORE PTE.LTD.やPIGEON INDIA PVT.LTD.が販売しています。

ランシノ事業では、LANSINOH LABORATORIES MEDICAL DEVICES DESIGN INDUSTRY AND COMMERCE LTD.CO.やPIGEON INDUSTRIES (THAILAND) CO.,LTD.が製造した商品を、LANSINOH LABORATORIES,INC.などが販売しています。

これらの事業を通じて、ピジョンは幅広い育児および介護関連のニーズに応える製品とサービスを提供し、多様な顧客層に対応しています。

経営方針

ピジョン株式会社(以下、ピジョン)は、育児用品や介護用品の製造、仕入れ、販売を中心に事業を展開しており、日本、中国、シンガポール、ランシノの4つの主要セグメントを通じて、多様な顧客層に対応しています。ピジョンは、企業理念「Pigeon DNA・Pigeon Way」に基づき、赤ちゃんとその家族にやさしい世界を実現することを目指しています。この理念を軸に、環境負荷の軽減や社会課題の解決に取り組み、新しいビジネスモデルの構築を目指しています。

ピジョンの成長戦略は、第7次中期経営計画において明確にされており、ブランド戦略と事業戦略の一体化、グローバルでの成長加速、事業体制の強化と権限移譲を3つの主要テーマとして掲げています。これらのテーマに基づき、ピジョンは、ブランド力の向上、基幹商品カテゴリでの差別化と収益基盤の強化、各地域の市場特性に合わせた事業運営のスピード化を目指しています。

また、ピジョンは、事業競争力の向上、環境負荷の軽減、社会課題への貢献、人材・組織風土の構築、強固な経営基盤の構築という5つの重要課題(マテリアリティ)に取り組んでいます。これらの課題に対処することで、持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。

第8次中期経営計画では、これらの課題に対応し、ブランド戦略、商品戦略、地域戦略の3つの基本戦略を実行していくことが計画されています。ブランド力の向上、ものづくりの強化、市場特性に合わせた生産・販売体制の革新を通じて、既存事業領域での成長を図りつつ、新規成長領域の探索・育成にも注力します。これにより、ピジョンは、社会になくてはならない存在としての地位を確固たるものにし、持続的な成長を達成することを目指しています。