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アシックス (7936) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
アシックスは、スポーツシューズやウェアなどのスポーツ用品の製造販売を主力事業とする企業です。同社は63社の子会社を擁するグループ体制で、スポーツイベントの運営事業も手がけています。長年培ったスポーツ科学の技術を活かし、アスリートから一般消費者まで幅広い層に向けた製品を提供しています。
同社の収益構造は、各地域の販売子会社がアシックスブランド製品を販売し、本社がロイヤルティを受け取る仕組みが中核となっています。顧客層は、プロアスリートから趣味でスポーツを楽しむ一般消費者まで多岐にわたります。主な販売チャネルは専門店、量販店、直営店舗、オンラインストアなどで構成されています。
同社の事業展開は地域別に7つのセグメントに分かれており、日本、北米、欧州、中華圏、オセアニア、東南・南アジア、その他地域で事業を展開しています。日本ではアシックスジャパンとアシックス商事が中核となり、海外では各地域の販売子会社がアシックスブランド製品の販売を担っています。各地域子会社は取引先から製品を調達し、本社にロイヤルティを支払う体制を取っています。
経営方針
アシックスは中期経営計画2026において「Global Integrated Enterpriseへの変革」を軸とした成長戦略を推進しています。同社は当初の財務目標を2年前倒しで達成し、さらに上方修正した営業利益1,300億円以上、営業利益率17.0%以上、ROA15%前後の目標も1年前倒しで達成しました。2025年には過去最高売上と過去最高益を更新し、営業利益率が業界最高水準に到達、時価総額も初めて3兆円を突破するなど、強いモメンタムを維持しています。次期中期経営計画では連結売上高1兆円の早期達成を目指しています。
同社の重点投資分野は「グローバル成長」「ブランド体験価値向上」「オペレーショナルエクセレンス」の3つの戦略で構成されています。グローバル成長では、収益基盤であるパフォーマンスランニングフットウェアやテニス分野で圧倒的ナンバーワンを目指し、各地域でコアパフォーマンススポーツの競技カテゴリーを定めてシェア拡大を図っています。また高成長を続けるオニツカタイガーやスポーツスタイル分野では、ブランド価値向上活動に注力して持続的成長を実現する戦略を採用しています。
新市場開拓においては、インド、中東、東南アジアなどの高成長地域での事業拡大を積極的に推進しています。同社は本社と地域事業会社の連携強化により、国や地域ごとの特性に合わせた戦略を一体となって推進し、全地域で高い収益性の維持向上を目指しています。主要地域のCEOがグローバル経営に参画し、カテゴリー経営の深化によって戦略の策定と実行を効率化する体制を構築しています。
技術革新への取り組みでは、独自の会員プログラム「OneASICS」を通じた顧客体験価値の向上に注力しています。同社は「OneASICS経営」を全社的に推進し、パーソナライズされたマーケティングコミュニケーションや製品サービスの向上に向けたデータ活用を強化しています。また、デジタルを活用した計画プロセスの標準化やグローバル全体のサプライチェーン最適化を図り、成長を支える安定的な供給体制の実現と収益性向上を同時に追求しています。