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三光産業JP:7922
沿革
1960年4月 |
東京都港区赤坂田町一丁目に三光産業株式会社を設立。接着剤つきのラベル、ステッカーの製造販売と輸入品及び国産品のラベル原材料の販売を開始 |
1960年7月 |
本社を東京都中央区日本橋通三丁目に移転 |
1962年4月 |
大阪府大阪市南区に大阪営業所(現大阪支店)を開設 |
1962年12月 |
本社を東京都港区北青山二丁目に移転 |
1967年4月 |
東京都杉並区に方南工場を設置(2015年10月閉鎖) |
1972年4月 |
愛知県名古屋市に名古屋営業所を開設 |
1973年11月 |
長野県佐久市に千曲川工場を設置 |
1974年7月 |
愛媛県松山市に松山営業所を開設(2002年3月閉鎖) |
1982年12月 |
埼玉県川越市に川越工場を設置 |
1983年8月 |
茨城県勝田市(現ひたちなか市)に勝田出張所を開設(2007年6月閉鎖) |
1985年4月 |
大阪府東大阪市に東大阪工場を設置 |
1987年9月 |
東大阪工場を隣接地に移転、大阪工場とし、大阪支店を東大阪市に移転、大阪工場と併設 |
1988年11月 |
マレーシア国セランゴール州シャーラム市に子会社サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.(現連結子会社)を設立 |
1989年11月 |
社団法人日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録 |
1991年11月 |
川越工場敷地内に川越第二工場を設置 |
1993年4月 |
静岡県静岡市に静岡営業所を開設(2002年9月閉鎖) |
1996年4月 |
タイ王国バンコク都にバンコク駐在員事務所を開設(2001年5月閉鎖) |
2000年2月 |
本社を現在地(東京都渋谷区神宮前三丁目)に移転 |
2001年10月 |
香港に子会社光華産業有限公司(現連結子会社)を設立 |
2002年3月 |
タイ王国アユタヤ県バンラン町に子会社サンコウサンギョウ(タイランド)CO.,LTD.を設立(2004年9月解散) |
2002年9月 |
東京都板橋区に三光プリンティング株式会社を設立(2017年2月清算) |
2003年6月 |
中国深圳市に光華産業有限公司の委託生産工場を設置(2012年6月閉鎖) |
2004年9月 |
子会社サンコウサンギョウ(タイランド)CO.,LTD.を解散 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に上場 |
2007年2月 |
中国深圳市に光華産業有限公司の子会社として燦光電子(深圳)有限公司(現連結子会社)を設立 |
2007年12月 |
中国北京市に光華産業有限公司の北京事務所を開設(2012年10月閉鎖) |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
2013年2月 |
中国蘇州市に燦光電子(深圳)有限公司の蘇州営業所を開設(2019年10月閉鎖) |
2013年7月 2015年5月 2015年10月 2015年11月 2015年12月 2016年4月 2016年5月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 タイ王国バンコク都にサンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.(現連結子会社)を設立 方南工場を千曲川工場へ統合 千曲川工場から長野工場へ名称変更 東京都板橋区の三光プリンティング株式会社板橋工場を長野工場へ統合 東京都杉並区の方南工場跡地を売却 東京都板橋区の三光プリンティング株式会社板橋工場跡地を売却 |
2017年2月 |
三光プリンティング株式会社を清算結了 |
2018年2月 |
ベトナム社会主義共和国ハノイ市にサンコウサンギョウ(ベトナム)CO.,LTD.を設立(2023年2月清算) |
2019年11月 |
株式会社トムズ・クリエイティブ(現連結子会社)の全株式を取得 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード) からスタンダード市場に移行 |
2022年7月 |
株式会社アクシストラス(現連結子会社)の全株式を取得 |
2022年12月 |
株式会社ベンリナー(現連結子会社)の全株式を取得 |
2023年2月 |
サンコウサンギョウ(ベトナム)CO.,LTD.を清算結了 |
事業内容
三光産業グループは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主力事業は、接着剤付きラベル、ステッカー、パネルなどの特殊印刷製品の企画、製造、販売です。これらの製品は、日系家電メーカーを中心に、国内外で広く利用されています。
同社グループ内の株式会社トムズ・クリエイティブは、ノベルティグッズやセールスプロモーションツールの企画、デザイン、キャンペーン関連業務を手掛けています。これにより、企業のマーケティング活動を支援しています。
また、株式会社アクシストラスでは、空調家電を中心としたYoitasブランド製品の販売を行っており、消費者の生活を豊かにする製品を提供しています。株式会社ベンリナーは、野菜調理器の製造・販売を通じて、キッチン用品市場に貢献しています。
海外では、サンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.が、マレーシア国内及び近隣諸国の日系家電メーカーに対し、ラベルやステッカー等の企画、製造、販売を行っています。サンコウサンギョウ(バンコク)CO.,LTD.は、タイ王国及び近隣諸国で同様の事業を展開しており、製造から販売に特化した事業モデルへの転換を図っています。
光華産業有限公司及びその子会社である燦光電子(深圳)有限公司は、中国国内や近隣諸国の日系家電メーカーに対して、特殊印刷製品の企画、販売を行っており、グローバルな事業展開を進めています。
これらの事業を通じて、三光産業グループは、多様なニーズに応える製品とサービスを提供し、国内外の市場でその存在感を高めています。
経営方針
三光産業は、技術力と品質力を社会的使命とし、素材と印刷の技術を蓄積しながら、地球環境問題にも配慮した経営を目指しています。同社は「顧客企業における最高のサプライヤーになる」ことを基本方針に掲げ、研究開発、品質保証体制の確立、営業力の向上、組織の効率化を経営行動の指針としています。また、連結営業利益率1.2%の達成を中期的な目標としており、顧客満足の最大化と市場開拓を通じて、事業の成長・発展を目指しています。
同社グループは、国内大手電機メーカーとの取引を中心に、製品ライフサイクルの短期化や価格競争の激化に直面しています。これに対応するため、パネル事業の業界内地位の安定化、シール・ラベル事業の収益性改善、海外事業展開などの重点施策に取り組んでいます。特に、パネル関連製品の受注拡大や、メディカル分野など新たな成長分野への技術開発に注力しています。
海外展開においては、中国市場での業績安定化や、アセアン地域での生産シフトに伴う受注拡大と製造原価低減を目指しています。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたプロモーション市場においても、活動再開の兆しを捉え、新規ノベルティ部門の受注拡大を目指しています。
これらの施策を通じて、三光産業は持続的な成長と企業価値の最大化を目指し、国内外の市場での存在感を高めていく方針です。