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エイベックスJP:7860
沿革
1988年4月 |
エイベックス・ディー・ディー㈱(東京都町田市原町田二丁目4番3号)設立(1998年4月にエイベックス㈱との合併により、登記上の設立日は1973年6月1日)、輸入レコードの販売を開始 |
1990年1月 |
本社を東京都町田市原町田二丁目7番4号に移転 |
9月 |
自社レーベル「avex trax」を創設し、レコード制作を開始 |
1991年5月 |
本社を東京都町田市鶴間19号に移転 |
1993年5月 |
本社を東京都港区南青山五丁目に移転 |
1996年2月 |
本社を東京都港区南青山三丁目に移転 |
1998年4月 |
エイベックス㈱がエイベックス・ディー・ディー㈱を合併 |
7月 |
Avex Taiwan Inc.(現:連結子会社)を設立 |
10月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1999年12月 |
東京証券取引所市場第一部に上場 |
2004年10月 |
会社分割により持株会社体制に移行 |
2009年1月 |
エイベックス・エンタテインメント㈱(現:エイベックス・デジタル㈱、現:連結子会社)の会社分割により、エイベックス・マネジメント㈱(現:連結子会社)を設立 |
2010年4月 |
エイベックス・グループ・ホールディングス㈱(現:エイベックス㈱、現:提出会社)の会社分割により、エイベックス・ミュージック・パブリッシング㈱(現:連結子会社)を設立 |
2011年10月 |
エイベックス・エンタテインメント㈱(現:エイベックス・デジタル㈱、現:連結子会社)がエイベックス・クラシックス・インターナショナル㈱(現:連結子会社)を設立 |
2014年1月 |
Avex International Holdings Singapore Pte.Ltd.(2015年9月、Avex Asia Pte.Ltd.に商号変更、現:連結子会社)を直接子会社化 |
4月 |
エイベックス・エンタテインメント㈱(現:エイベックス・デジタル㈱、現:連結子会社)及びエイベックス・マーケティング㈱(現:エイベックス・エンタテインメント㈱、現:連結子会社)の会社分割により、エイベックス・ピクチャーズ㈱(現:連結子会社)を設立 |
9月 |
本社を東京都港区六本木一丁目に移転 |
2015年3月 |
エイベックス・ピクチャーズ㈱と㈱講談社、㈱集英社及び㈱小学館の3社が㈱アニメタイムズ社(現:連結子会社)を設立 |
2017年4月 |
エイベックス・ミュージック・クリエイティブ㈱(存続会社、1997年10月設立)とエイベックス・ライヴ・クリエイティブ㈱(消滅会社、1990年11月設立)が合併し、エイベックス・エンタテインメント㈱(現:連結子会社)に商号変更 |
7月 |
エイベックス・ピクチャーズ㈱が㈱イクストル(2019年6月、㈱aNCHORに商号変更、現:連結子会社)を子会社化 |
11月 |
エイベックス・グループ・ホールディングス㈱がエイベックス㈱に商号変更し、本社を東京都港区南青山三丁目に移転 |
2018年1月 |
Avex China Inc.(現:連結子会社)を設立 |
2月 |
Avex Hong Kong Ltd.(現:連結子会社)を設立 |
5月 |
㈱イクストル(現:㈱aNCHOR、現:連結子会社)が㈱THINKRを子会社化 |
7月 |
エイベックス・ピクチャーズ㈱がFLAGSHIP LINE㈱(現:連結子会社)を設立 |
12月 |
Avex USA Inc.(現:連結子会社)を設立 |
2019年5月 |
エイベックス・テクノロジーズ㈱(現:連結子会社)を設立 |
6月 |
エイベックス・AY・ファクトリー(同)がエイベックス・アスナロ・カンパニー㈱(現:連結子会社)を設立 |
11月 |
エイベックス・テクノロジーズ㈱が㈱fuzz(現:連結子会社)を子会社化 エイベックス・テクノロジーズ㈱が㈱AniCast RM(2023年1月、㈱RiBLAに商号変更、現:連結子会社)を設立 |
㈱LIVESTAR(現:連結子会社)を子会社化 |
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2020年2月 |
コエステ㈱(現:連結子会社)を設立 |
7月 |
エイベックス・クリエイティヴ・ファクトリー㈱(現:連結子会社)を設立 |
2021年8月 |
エイベックス・ビジネス・ディベロップメント㈱(2022年7月、エイベックス・クリエイター・エージェンシー㈱に商号変更、現:連結子会社)の会社分割により、バーチャル・エイベックス㈱(現:連結子会社)を設立 |
2022年3月 |
本社を現在地(東京都港区三田一丁目)に移転 |
4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 |
8月 |
エイベックス・クリエイター・エージェンシー㈱(存続会社、2020年7月設立、現:連結子会社)と㈱TWH(消滅会社、2013年3月設立)及び㈱MAKEY(消滅会社、2014年8月設立)が合併 |
事業内容
エイベックスグループは、音楽、アニメ・映像、デジタル、海外事業の4つの主要セグメントで構成されています。音楽事業では、音楽コンテンツの企画・制作・販売、音楽配信、音楽出版、アーティスト・タレント・クリエイターのマネジメント、マーチャンダイジング、コンサート・イベントの企画・制作・運営・チケット販売及びECサイトの企画・開発・運営を行っています。このセグメントには、エイベックス・エンタテインメント株式会社やエイベックス・マネジメント株式会社などが含まれます。
アニメ・映像事業では、アニメ・映像コンテンツの企画・制作・販売及び映画配給を手掛けており、エイベックス・ピクチャーズ株式会社や株式会社アニメタイムズ社などがこのセグメントに属しています。
デジタル事業は、ファンクラブ運営及びデジタルコンテンツの企画・制作・販売・配信を行っており、エイベックス・デジタル株式会社やエイベックス・テクノロジーズ株式会社が含まれます。
海外事業では、エンタテインメントコンテンツの企画・制作・流通を世界各国で展開しており、Avex Asia Pte.Ltd.やAvex USA Inc.などがこのセグメントに該当します。
また、「その他」のカテゴリーでは、音声合成コンテンツの企画・制作・開発・流通を行っており、コエステ株式会社がこれに当たります。これらの事業を通じて、エイベックスグループは幅広いエンタテインメント分野で事業を展開しています。
経営方針
エイベックスは、独自の中期経営計画「avex vision 2027」を通じて、エンタテインメント業界における革新的な挑戦を推進しています。同社は、「Really! Mad+Pure」というタグラインのもと、従来の常識に囚われない新たな試みを続け、企業理念「エンタテインメントの可能性に挑み続ける。人が持つ無限のクリエイティビティを信じ、多様な才能と共に世界に感動を届け、豊かな未来を創造する」というビジョンを掲げています。
経営数値目標として、2025年3月期に営業利益60億円、ROE7%、2027年3月期には営業利益150億円、ROE15%の達成を目指しています。これを実現するため、エイベックスは音楽、アニメ・映像、デジタルの各事業領域において、IP(知的財産権)の発掘・育成に重点を置いた戦略を展開。これらの事業間でのシナジーを促進し、IPのマネタイズを多角的に進めることで、事業拡大と企業価値の向上を目指しています。
また、エイベックスは、デジタル・ネットワークの構築による収益最大化、グローバル展開の促進、人材育成の強化、企業風土の醸成、ガバナンス体制の強化、サステナビリティ経営の推進など、7つの重点課題に取り組んでいます。これらの施策を通じて、更なる業績向上と持続可能な企業価値の創出を目指しています。
エイベックスは、音楽、アニメ・映像、デジタル、海外事業を核として、幅広いエンタテインメント分野での事業展開を進めており、これらの事業を通じて、世界中に新たな感動を届け、豊かな未来を創造することを目標にしています。