アールシーコアJP:7837

時価総額
¥15.2億
PER
-2.5倍
ログハウスを中心とした自然派個性住宅の企画・開発・設計・販売、非住宅建築、タイムシェア別荘の販売・運営管理を行う住宅事業。

事業内容

アールシーコアは、主に住宅事業を展開しており、BESSブランドを中心にログハウスなどの自然派個性住宅を提供しています。同社は、住宅の企画、開発、設計を行い、東京・神奈川圏を中心に直販部門を通じて新築工事を請け負っています。また、全国の販社を通じて部材キットの販売も行っています。

同社の住宅事業は、ログハウスをはじめとする「自然派個性住宅」を提供し、顧客に対して「住む」より「楽しむ」ライフスタイルを提案しています。BESSブランドは、独自のデザインと自然素材を活かした住宅を提供し、ユーザーに対して「こころを遊ばせる暮らし」を提案しています。

アールシーコアは、法人向けのBtoB事業として、木造建築を提供する特建事業も展開しています。CLTログハウスの特許を取得し、防火地域での3階建て建築が可能となるなど、法人向けに宿泊施設や保育園などの建物を提供しています。

また、同社はタイムシェア事業も展開しており、別荘ライフを手軽に楽しめるシステムを提供しています。フェザント別荘メンバー制度を通じて、ログハウスなどの自然派個性住宅を1週間単位で所有できる仕組みを提供し、顧客に新しい別荘ライフを提案しています。

経営方針

アールシーコアは、独自の成長戦略を掲げ、BESS事業を中心に新たな市場を創出しています。同社は「信用を第一」とし、情報を具体的なビジネスに変えることで、相互の利益を追求しています。特に、ログハウスなどの自然材を活用した住宅を通じて、顧客に「楽しむ」ライフスタイルを提案し、ユーザーの幸福を追求しています。

経営環境においては、日本経済が成長型経済に移行する中で、アールシーコアは住宅市場の変化に対応しています。建築資材価格の安定や住宅ローン金利の上昇を背景に、マーケティングや営業の強化が求められています。同社は、BESS事業の再建を目指し、展示場やSNSを活用した集客強化を進めています。

アールシーコアは、2024年に新たな経営体制を導入し、BESS事業の再建と収益体質の改善に取り組んでいます。新社長のもと、営業の質的向上や体験イベントの強化を図り、BESSファンの拡大を目指しています。また、SNSや新商品の開発を通じて、集客力を高めています。

同社は、BESS事業の再構築を進め、感性マーケティングを活用したファンづくりを推進しています。新商品「三角WONDER 間貫けのハコ」の販売や、直販拠点「BESS木更津」のオープンを通じて、顧客体験を重視した営業戦略を展開しています。さらに、BtoB事業の拡大を図り、地方自治体や他社との提携を進めています。

財務戦略としては、財務の健全化と資本効率の向上を目指しています。代官山資産の売却による資金を活用し、手元資金の安定を図っています。また、フランチャイズシステムを活用し、効率的な収益構造を構築しています。これにより、最小限の設備投資で事業成長を実現し、資本効率の向上を図っています。