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アイフィスジャパンJP:7833
沿革
1995年5月 |
東京都千代田区内神田に、有限会社アイフィスジャパンを設立 |
〃 |
証券調査レポートの印刷・配送を中心に業務を開始 |
1996年4月 |
株式会社アイフィスジャパンに組織変更 |
1997年12月 |
東京都千代田区飯田橋に本社を移転 |
1998年4月 |
「IFIS Research Manager」サービスを開始 |
2001年5月 |
E-mail・Fax同報配信サービスを開始 |
2001年10月 |
「IFIS Consensus Data」サービスを開始 |
2002年1月 |
投資信託目論見書を中心としたファンド開示資料印刷の取扱開始 |
2002年10月 |
決算短信・説明会資料を中心としたIR関連印刷の取扱開始 |
2003年1月 |
「IFIS Consensus Manager」サービスを開始 |
2004年1月 |
「IFIS IR Manager」サービスを開始 |
2004年4月 |
音声配信サービスを開始 |
2004年6月 |
「IFIS Consensus Report」サービスを開始 |
2005年9月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2006年2月 |
東京都千代田区西神田に本社を移転 |
〃 |
アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社を当社の全額出資により設立 |
2006年3月 |
株式会社東京ロジプロを株式取得により子会社化 |
2006年5月 |
アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社が投資顧問業(投資助言)登録 |
2006年9月 |
ISMS 認証基準の国際規格「ISO/IEC 27001:2005」の認証を取得 |
2007年1月 |
株式会社キャピタル・アイを支配力基準により連結子会社化 |
2007年7月 |
株式会社キャピタル・アイを株式取得により完全子会社化 |
2008年9月 |
株式会社アイコスを全額出資により設立 |
2010年11月 |
株式会社アイコスが日中合弁企業である上海凱懿商貿有限公司へ出資し関連会社化 |
2012年2月 2013年5月 2014年9月 2015年2月 |
株式会社インフォーテックを株式取得により子会社化 IFIS OFFSHORE MANILA INC.を株式取得により子会社化 東京証券取引所市場第二部へ上場市場を変更 株式会社クレオネットワークスからメディアプラットフォーム事業を譲受 |
2015年8月 2016年2月 2016年2月 2016年8月 2022年4月 |
東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更 アイフィス・インベストメント・マネジメント株式会社がダイレクト出版株式会社より個人投資家向けの投資助言事業を譲受 プライバシーマーク取得(登録番号 第17002616(01)号) 株式会社金融データソリューションズを株式取得により子会社化 東京証券取引所スタンダード市場に移行 |
2023年7月 |
株式会社アイコスがINTERNATIONAL COMMUNICATION SERVICES INDIA PRIVATE LIMITEDを99%出資により設立 |
2023年9月 |
東京都港区六本木に本社を移転 |
事業内容
アイフィスジャパンは、国内外において多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業セグメントには、投資情報事業、ドキュメントソリューション事業、ファンドディスクロージャー事業、ITソリューション事業、その他事業が含まれます。
投資情報事業では、『IFIS Research Manager』をはじめとする証券調査レポートの電子書庫サービスや、業績予想数値を提供する『IFIS Consensus』など、機関投資家や証券会社向けのサービスを提供しています。これらのサービスは、証券調査レポートの一元管理や市場予想平均の算出を通じて、金融情報のアクセス性と利便性を高めています。
ドキュメントソリューション事業では、証券・生命保険資料の印刷・配送や、企業年金関連サービス、IR資料の印刷・配送など、金融機関や上場企業のIR部署向けに、ドキュメントの制作から配送までをトータルにサポートしています。
ファンドディスクロージャー事業は、投信会社に特化し、目論見書や運用報告書の編集・印刷・配送、マーケティング支援などを行っています。これにより、ファンド募集に必要な資料の品質と納期管理を強化しています。
ITソリューション事業では、金融機関向けITシステムの構築や運用支援、基幹業務アプリケーションの開発、マイグレーションサービスなどを提供し、顧客のIT環境の最適化を支援しています。
その他事業としては、ドキュメントのデータエントリーや電子アーカイブ化などのアウトソーシング支援サービスを展開しており、幅広いニーズに応えるサービスを提供しています。
アイフィスジャパンは、これらの事業を通じて、金融情報サービス業界における独創性に富んだソリューションを提供し、業界の革新に貢献しています。
経営方針
アイフィスジャパンは、紙媒体と電子媒体の両方でサービスを提供する情報ベンダーとして、証券会社や機関投資家、上場会社向けに情報伝達とドキュメント処理のサービスを展開しています。同社は、サービス・インフラの強化と顧客基盤の拡大を基本方針とし、インタラクティブな情報仲介サービスへの発展を目指しています。企業理念には「革新」「公正」「先取」「充足」の4つの柱を掲げ、コンプライアンスと社会環境への配慮を重視しながら、事業の発展と企業価値の向上を追求しています。
中期経営計画では、投資情報事業、ドキュメントソリューション事業、ファンドディスクロージャー事業、ITソリューション事業の4つのセグメントをバランス良く拡大し、収益性の向上を目指しています。営業利益率と自己資本利益率(ROE)を平均15%とする目標を掲げており、これらの事業を通じて安定的な成長を目指しています。
重点領域としては、発行市場情報の配信、個人向け投資情報サービスの拡大、ITソリューション事業の拡大、そして「IFISブランド」の確立に力を入れています。特に、個人投資家向けの情報提供サービスの強化や、ITソリューション事業における付加価値の高いサービス提供を通じて、顧客ニーズの高度化・多様化に応え、競争力の向上を図っています。
組織体制の整備、人材の確保と育成、システム障害の防止と対応、情報セキュリティの強化など、事業上及び財務上の課題にも積極的に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、アイフィスジャパンは、金融情報サービス業界におけるリーダーとしての地位を確固たるものにし、持続可能な成長を目指しています。