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永大産業JP:7822
沿革
1946年7月 |
大阪市大正区に当社を設立し、合板製造・販売の事業を開始 |
1952年11月 |
大阪市浪速区に販売会社永大ベニヤ株式会社(1970年11月永大ハウジング株式会社に商号変更)を設立 |
1959年10月 |
大阪市港湾計画に基づき、本社工場を現在の大阪市住之江区に移転 |
1962年12月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式を上場 |
1963年7月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
1964年4月 |
福井県敦賀市に敦賀事業所を開設し、合板工場の操業を開始 |
1964年5月 |
東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第二部より市場第一部に指定 |
1964年8月 |
大阪府堺市に堺事業所(現大阪事業所)を開設し、プレハブ住宅の本格生産開始 |
1967年11月 |
福島県いわき市に小名浜合板株式会社(現連結子会社の永大小名浜株式会社)を設立 |
1968年3月 |
山口県熊毛郡平生町に永大木材工業株式会社(現山口・平生事業所)を設立し、12月より操業を開始 |
1969年8月 |
敦賀事業所にパーティクルボード工場を完成 |
1969年12月 |
住宅機器事業を開始 |
1973年3月 |
ブラジル国パラ州に合板製造の三菱商事株式会社との合弁会社EIDAI DO BRASIL MADEIRAS S.A.を設立 |
1978年2月 |
会社更生手続開始申立 |
1978年5月 |
会社更生手続開始決定 |
1978年5月 |
株式上場廃止 店頭登録移行(1年後廃止) |
1982年9月 |
更生計画認可決定。永大木材工業株式会社、永大ハウジング株式会社を吸収合併 |
1986年2月 |
敦賀事業所にパーティクルボード二次加工工場を新設 |
1993年10月 |
会社更生手続終結決定 |
1995年2月 |
永大テクニカ株式会社(1973年8月設立の株式会社日本合板流通機構を商号変更)を施工事業会社としてスタート |
1995年4月 |
徳島県小松島市にMDF(中質繊維板)製造の日本製紙株式会社との合弁会社エヌ・アンド・イー株式会社(現持分法適用関連会社)を設立 |
1997年6月 |
EIDAI DO BRASIL MADEIRAS S.A.の三菱商事株式会社保有株式を全て取得し、子会社化 |
2004年3月 |
人材派遣会社永大スタッフサービス株式会社を設立 |
2005年3月 |
小名浜合板株式会社の株式を追加取得し、子会社化 |
2005年7月 |
業務請負会社永大テクノサポート株式会社を設立 |
2006年3月 |
小名浜合板株式会社の第三者割当増資を引受け |
2007年2月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2008年9月 |
EIDAI DO BRASIL MADEIRAS S.A.が自己破産の申立 |
2008年12月 |
EIDAI DO BRASIL MADEIRAS S.A.の破産申請の認可 |
2008年12月 |
小名浜合板株式会社を簡易株式交換により、完全子会社化 |
2011年4月 |
永大テクニカ株式会社の事業を当社に事業譲渡、8月に清算結了 |
2011年6月 |
Eidai Vietnam Co.,Ltd.を設立 |
2011年12月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄指定 |
2012年5月 |
Eidai Vietnam Co.,Ltd.が操業を開始 |
2012年10月 |
小名浜合板株式会社の商号を永大小名浜株式会社に変更 |
2013年7月 |
環境事業を開始 |
2014年3月 |
太陽光発電事業を開始 |
2017年9月 |
PT. Eidai Industries Indonesiaを設立 |
2018年3月 |
環境事業から撤退 |
2018年11月 |
PT. Eidai Industries Indonesiaが操業を開始 |
2019年5月 |
大阪市住之江区にパーティクルボード製造の日本ノボパン工業株式会社との合弁会社ENボード株式会社を設立 |
2020年4月 |
関東住設産業株式会社を設立 |
2020年7月 |
関東住設産業株式会社が操業を開始 |
2022年4月 |
永大テクノサポート株式会社の事業を永大スタッフサービス株式会社へ事業譲渡、9月に清算結了 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行 |
2022年11月 |
PT. Eidai Industries Indonesiaの清算手続きを開始 |
2022年11月 |
ENボード株式会社が商用生産を開始 |
事業内容
永大産業株式会社とそのグループ企業は、住宅資材と木質ボードの製造販売を主な事業としています。同社の製品は、一般住宅や非住宅の内装部材として広く使用されており、市場の動向を把握しながら顧客のニーズに合った製品を提供しています。また、省施工で安全かつ使い勝手を考慮した製品の品揃えを充実させ、豊かな住環境の創造に貢献しています。
永大産業グループは、一般住宅や非住宅で使用される内装部材の素材から製品に至るまで幅広い事業を展開しています。特に、地球環境に配慮した製品開発に力を入れており、パーティクルボードの製造では、不用となった木質製品のマテリアルリサイクルを行い、環境問題への取り組みを進めています。
事業内容は大きく分けて「住宅資材事業」と「木質ボード事業」、そして「その他事業」に分類されます。住宅資材事業では、建材分野でフローリングや階段セット、壁材などを、内装システム分野で室内ドアやクロゼット、シューズボックスなどを、住設分野ではシステムキッチンや洗面化粧台、システムバスなどを取り扱っています。木質ボード事業では、素材パーティクルボードや化粧パーティクルボードの製造・販売を行っています。その他事業としては、不動産の有効活用や太陽光発電事業などを展開しています。
これらの事業を通じて、永大産業グループは社会課題の解決に貢献し、持続可能な社会の実現に向けて努力しています。
経営方針
永大産業株式会社は、持続可能な社会の実現に貢献することを経営の基本理念としています。同社は、「持続可能な森林の木を使う」「木を無駄なく使う」「木を循環して使う」という3つの循環の輪に沿った事業展開を推進し、地球環境に配慮した製品開発に力を入れています。また、すべての世代の安全と使い勝手に配慮した製品を提供し、豊かな住環境の創造に努めています。
経営指標としては、売上高経常利益率5%以上を目標に掲げ、業容拡大を図っています。中期経営計画「EIDAI Advance Plan 2023」では、新型コロナウイルス感染拡大やウッドショックなどの影響を受けつつも、事業の継続性と株主への安定配当を重視し、収益基盤の強化を目指しています。
永大産業は、住宅内装部材の市場において、最新のトレンドを反映した製品開発や生産能力の強化に取り組んでいます。また、リフォーム需要の獲得や非住宅分野での販売強化を通じて、新築依存からの事業構造の転換を進めています。さらに、ENボード株式会社の事業を早期に軌道に乗せ、材料から製品までを一貫して生産できる体制の構築を目指しています。
これらの取り組みを通じて、永大産業は、持続可能な社会の実現に向けた社会課題の解決に貢献し、業績と企業価値の向上を図っています。同社は、お客様に満足いただける製品品質とサービスの提供を最優先にし、生産性の向上や物流及び情報システムの改革を推進することで、経営基盤のさらなる強化を目指しています。