スノーピークJP:7816

時価総額
¥473.7億
PER
当社グループは、アウトドア製品やアパレル製品の開発・製造・販売を主軸に、国内外で多岐にわたる事業を展開しています。具体的には、テント、タープ、スリーピングギア、ファニチャー、キッチンシステム、クックウェア、テーブルウェア、ヒーティングギア、ライティングギア、アパレル、シューズなどのアウトドア関連製品の提供、レストラン事業、障がい者の就労支援、システムソリューションや開発、キャンピングオフィス事業、地方創生コンサルティング、食のプラットフォーム事業など、生活のあらゆるシーンにおいて自然との関わりを通じた価値提供を行っています。また、国内外でキャンプフィールドの運営も手掛け、キャンプを通じたライフスタイルの提案も行っています。

沿革

年  月

概   要

1958年7月

初代代表取締役 山井幸雄が金物等の商売を目的として山井幸雄商店を新潟県三条市に創業。

1959年4月

登山を趣味とする山井幸雄は当時の登山用品に不満を持ち、オリジナル登山用品を開発。全国に販売を開始。

1963年10月

「スノーピーク」を商標登録。

1964年1月

有限会社山井商店を設立、法人組織化。

釣具用品事業に参入。

1971年5月

株式会社ヤマコウへ組織変更。

1976年6月

自社工場を新潟県三条市に設立。

1986年7月

山井太が入社。

1988年1月

オートキャンプの本格的リリース。

1996年12月

山井太が代表取締役社長に就任。

株式会社スノーピークに社名変更。

米国法人である子会社、Snow Peak U.S.A., Inc.をオレゴン州に設立。

1998年10月

ヤナセ本栖パークにてスノーピークウェイを開始。

2001年1月

欧州へ輸出開始し、韓国をはじめアジア市場へ本格参入。

2001年10月

オセアニア地区へ輸出開始。

2003年5月

福岡・太宰府にスノーピーク初の直営店スノーピーク太宰府を出店する。

2004年3月

北海道・秀岳荘白石店、東京・L-Breath御茶ノ水店、東京・WILD-1多摩ニュータウン店内に初となるスノーピークストアを出店。

2005年3月

スノーピーククラブを開設。

2008年11月

韓国法人である子会社、Snow Peak Korea, Inc. をソウル市に設立。

2009年9月

米国支店・Snow Peak Inc. A Corporation of Japanを、Snow Peak U.S.A., Inc.からの組織変更により開設。
釣具用品事業をダイワ精工株式会社(現グローブライド株式会社)へ売却。

2010年11月

東京・二子玉川に直営店スノーピーク二子玉川を出店。

2011年4月

キャンプフィールドを併設した店舗・工場・オフィスが一体となった Headquarters(新潟県三条市)へと本社及び工場を移転。
旧本社屋に物流センターを開設。
大阪・スノーピーク箕面自然館キャンプフィールドを開設。

2012年5月

新潟・株式会社スノーピークウェルを設立し、障がい者就労支援事業を開始。

2012年8月

山井梨沙が入社。

2013年1月

台湾支店・Snow Peak Taiwan Branchを開設。

2013年3月

東京・丸の内に直営店スノーピーク丸の内を出店。

米国に直営店 Snow Peak Portland Store を出店。(2020年に「Snow Peak USA Headquarters(Global HQ4)」に移転)

2013年4月

韓国に直営店 Snow Peak HQ Lounge を出店。

2013年6月

神奈川・横浜に直営店スノーピーク横浜みなとみらいを出店。

2013年11月

韓国に直営店 Snow Peak E-Cheon Store を出店。

2014年9月

2014F/Wシーズンからアパレル事業を本格的に始動。

2014年11月

神奈川・川崎に直営店スノーピーク武蔵小杉を出店。

2014年12月

東京証券取引所マザーズ市場に上場。

2015年3月

東京・昭島に直営店スノーピーク昭島アウトドアヴィレッジを出店。

2015年7月

大分・日田に直営店併設のキャンプフィールド、スノーピーク奥日田を出店。

2015年8月

韓国初のアパレル直営店 Snow Peak Apparel store Hyundai Dpt. Pangyo を出店。

2015年10月

神奈川・海老名に直営店スノーピーク海老名を出店。

2015年10月

住環境における「野遊び」を提案するアーバンアウトドアの初となるショップインショップを横浜と水戸で開始。

2015年11月

東京・渋谷にアパレル旗艦店スノーピーク表参道を出店。

米国・ニューヨーク市にアパレル旗艦店 Snow Peak SoHo を出店。

2015年12月

東京証券取引所第一部市場に指定。

2016年2月

北海道内各地の観光資源であるアウトドア施設の「活用強化」や「ブラッシュアップ」を支援すること、及び多様な宿泊機会を創出することを目的として、株式会社北海道銀行と連携協定を締結。

2016年3月

東京・新宿にアパレルを中心に取り扱う直営店、スノーピークルミネ新宿を出店。

千葉・船橋に直営店、スノーピークららぽーとTOKYO-BAYを出店。

東京・銀座にアパレルを中心に取り扱う直営店、スノーピーク東急プラザ銀座を出店。

愛知・ISETAN HAUS内にアパレル初となるスノーピークストアを出店。

2016年4月

大阪・梅田に直営店、スノーピークALBi大阪を出店。

2016年5月

アーバンアウトドアにおける“中古住宅リノベーション”領域の開発・推進強化の一環として、株式会社和久環組に出資。

2016年6月

福岡・今泉にアパレルを中心に取り扱う直営店、スノーピーク天神Dice&Diceを出店。

京都・四条にアパレルを中心に取り扱う直営店、スノーピーク京都藤井大丸を出店。

2016年7月

キャンピングオフィス事業の開発・推進強化のため、株式会社スノーピークビジネスソリューションズを設立。

十勝の豊かな自然資源を強みとした観光振興に共に取り組むパートナーとして、北海道帯広市と包括連携協定を締結。

2016年9月

マルチハビテーションを実現するモバイルハウス「住箱(JYUBAKO)」をリリース。

2016年10月

神奈川・平塚に直営店、スノーピークららぽーと湘南平塚を出店。

新潟・万代に直営店、スノーピークビルボードプレイス新潟を出店。

2017年1月

施設の開発、運営、コンサルティング、飲食業、商品開発・販売の為に株式会社スノーピークグランピングを設立。

2017年2月

地方創生に関するコンサルティング業務を行う株式会社スノーピーク地方創生コンサルティングを設立。

2017年3月

中核機能を集約し、オペレーションのさらなる効率化を実現する新戦略拠点「スノーピーク Operation Core HQ2」が稼働。

新基幹システムとして、SAPを導入・稼働を開始。

台湾2店目の直営店Snow peak Uni-president department storeを出店。

2017年4月

石川・金沢に直営店、スノーピーク香林坊東急スクエアを出店。

東京・銀座にモバイルハウスを取り扱う直営店、スノーピークモバイル銀座を出店。

2017年6月

北海道・帯広に直営店併設のキャンプフィールド、スノーピーク十勝ポロシリを開業。

常設グランピング施設「snow peak glamping 京急観音崎」を開業。

2017年7月

韓国3店目の直営店Snow Peak Common Groundを出店。

世界をリードするものづくりの中枢都市としての顔を持つ一方、豊田市の豊かな自然資源を強みとした観光振興に共に取り組むパートナーとして、愛知県豊田市と包括連携協定を締結。

オンラインストアをリニューアル。

2017年8月

アウトドアリビングの導入や多目的広場のプロデュースにて団地再生プロジェクト「天野エルカールプロジェクト」に参画。

2017年9月

共働によるまちづくりを推進することにより村民が安心して豊かに暮らすことのできる地域社会の実現を図ることを目的に、北海道更別村と包括連携協定を締結。

日本各地にある地域資源の海外への発信及び訪日旅行者の誘客強化を目的に、株式会社MATCHAと資本提携を締結。
朝日酒造株式会社と共同開発した久保田の新シリーズ「久保田 雪峰」を発売。

2017年10月

観光分野やまちづくりなど様々な活動においての連携を目指すほか、防災への取り組みについても連携・協力を目的に、熊本県熊本市と包括連携協定を締結。

大分県日田市と地域活性化に関する包括連携協定を締結。

2017年12月

ブランドサイトをリニューアル。

2018年1月

新たな情報発信拠点「Snow Peak Tokyo HQ3」の稼働。

2018年2月

韓国4店目の直営店Snow Peak Shinsegae Siheung Premium Outletを出店。

2018年3月

Snow Peak公式アプリを配信開始。

2018年4月

北海道上川町、上川大雪酒造株式会社と3者間で地域活性化に関する包括連携協定を締結。

高知県と地域活性化に関する包括連携協定を締結。

高知県越知町に5か所目となる直営キャンプフィールド、スノーピークおち仁淀川キャンプフィールドを開業。

サントリー食品インターナショナル株式会社と共同で「山のむこう」プロジェクトを開始。

2018年6月

環境省と国立公園オフィシャルパートナーシップを締結。

リサイクル事業を手掛ける日本環境設計株式会社に出資。

2018年8月

茨城県つくば市と地域活性化に関する包括連携協定を締結。

新潟県十日町市と地域活性化に関する包括連携協定を締結。

新潟県新潟市と地域活性化に関する包括連携協定を締結。

2018年9月

長野県北安曇郡白馬村を中心とした事業展開を行う株式会社スノーピーク白馬を設立。

名古屋市港区に直営店、Snow Peak ららぽーと名古屋みなとアクルスを開業

高機能エコハウスのまちづくり「山形エコタウン前明石」プロジェクトに参画。

2018年10月

久保田 雪峰が「2018年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞。

「Snow Peak」公式 アプリに修理受付機能を追加。

2018年11月

エントリーキャンパー向けの新たな販売形態「スノーピーク エントリーストア」を全国223店舗

開業。

福岡・シーサイドももち地区に直営店、Snow Peak マークイズ福岡ももちを開業

欧州における事業を推進するSnow Peak London, Limited.を設立

2019年1月

株式会社ハーティスシステムアンドコンサルティングの全株式を取得して連結子会社化。

羽毛循環型社会を目指す「Green Down Project」に参画。

長野県北安曇郡白馬村と地域活性化に関する包括連携協定を締結。

2019年3月

連結子会社である株式会社スノーピークビジネスソリューションズと株式会社ハーティスシステムアンドコンサルティングを合併(存続会社:株式会社スノーピークビジネスソリューションズ)。

株式会社スノーピークビジネスソリューションズとJTBが連携し「CAMPING OFFICE HAWAII」のサービス提供を開始。

2019年4月

フィッシング・アウトドア関連用品の企画開発、輸出入、製造及び販売を行う株式会社ティムコと資本業務提携を締結。

2019年5月

常設グランピング施設「snow peak glamping swanlake ikarashitei garden」を開業。

高知県土佐清水市に6か所目となる直営キャンプフィールド、スノーピーク土佐清水キャンプフィールドを開業。

2019年6月

高知県越知町に食物産店舗、宿泊やカヌーアクティビティを提供する新業態の直営店、スノーピークかわの駅おちを開業。

株式会社 YMFG ZONEプラニングと地域活性化に関する包括連携協定を締結。

2019年7月

米国における事業を推進するSnow Peak USA, Inc.を設立。

長野県北安曇郡白馬村にグランピングの中でも最高峰の体験を提供する「Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN」をグランドオープン。

2019年8月

スノーピークのものづくりの歴史を振り返る展示空間「Snow Peak MUSEUM」をグランドオープン。

2019年9月

山口県下関市と地域活性化に関する包括連携協定を締結。

Japan Branding Awards 2019にて、「Rising Stars」賞を受賞。

2019年10月

HOME&CAMPバーナー、キャンピングオフィス等8点(製品・サービス)が「2019年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞。

連結子会社であるSnow Peak London, Limited.が英国ロンドンで欧州初の戦略拠点、Snow Peak London St James'sを開業。

2019年11月

東京都町田市に飲食施設Snow Peak Eat併設の直営店、スノーピーク南町田グランベリーパークを出店。

2019年12月

ミッションステートメントである「The Snow Peak Way」を改定。

アパレル・スポーツ用品の開発・製造・販売、商標権などの知的財産権管理、ライセンス事業等を行う株式会社VIRTUALTEKと資本業務提携締結及び同社の第三者割当増資を引き受け。

2020年2月

東京・新宿に直営店スノーピーク伊勢丹新宿を出店。

熊本県人吉市と地方活性化に関する包括連携協定を締結。

2020年3月

山井太が代表取締役会長に就任。

山井梨沙が代表取締役社長に就任。

「LOCAL WEAR by Snow Peak」が「クールジャパン・マッチングアワード2019」で特別賞を受賞。

宮崎銀行と地方創生に関する包括連携協定を締結

2020年6月

東京都渋谷区にローカルの魅力を発信する新しいコンセプトの新業態の直営店、Snow Peak LAND STATION HARAJUKUを出店。

神奈川県横浜市に「YAMAI」を全商品取り扱う直営店、スノーピーク ニュウマン横浜を出店。

関西学院大学と包括連携協定を締結。
JR東日本、日本環境設計とのプラスチックレジ袋削減施策に参画。

2020年7月

長野県北安曇郡白馬村に体験型複合施設の直営店、Snow Peak LAND STATION HAKUBAを出店。

2020年8月

大阪府泉佐野市に飲食施設Snow Peak Eat併設の直営店、スノーピーク 大阪りんくうを出店。

京都府京都市に京都の自然と日本文化を感じられる新たな体験型施設の直営店、Snow Peak LAND STATION KYOTO ARASHIYAMAを出店。

2020年9月

米国において旗艦店舗を併設した「Snow Peak USA Headquarters(Global HQ4)」が稼働。
大阪府大阪市にティムコのブランド「フォックスファイヤー」と初の共同出店となる直営店、スノーピーク LUCUA 1100を出店。

愛知県名古屋市に飲食施設Snow Peak Eat、コワーキングスペース「Camping Office osoto」併設の直営店、スノーピーク久屋大通公園を出店。

2020年10月

九州旅客鉄道株式会社と包括連携協定を締結。

2020年11月

2021年4月
 


2021年5月


2021年7月
 

新潟県佐渡市と地方創生に関する包括連携協定を締結

キャンプ場を併設した新潟本社Headquartersが開業10周年。
佐賀県とオープンエア佐賀の推進に関する包括連携協定を締結。
熊本県熊本市に、九州エリア初となるSnow Peak Eatを併設した直営店、スノーピークアミュプラザくまもとを出店。
愛知県豊田市鞍ヶ池公園内に、新業態のアウトドア体験直営店、パークフィールドスノーピーク

豊田鞍ヶ池を出店。
スノーピーク初となる大規模総合展示会「Snow Peak LIFE EXPO 2021」を新潟本社Headquartersで開催(7月7日~9日)。

2021年8月
2021年9月
 
 
 
 


2021年10月


2021年11月
 
 
 

2021年12月

2022年3月

2022年4月

2022年5月

2022年7月

2022年9月

2022年10月

2023年1月

新潟県三条市と地域活性化に関する包括連携協定を締結。
海外直営店9店舗目となる Snow Peak Taichung を台湾台中市に出店。
新潟県と観光振興及び地域活性化に関する包括連携協定を締結。
株式会社スノーピーク、株式会社自遊人、新潟ベンチャーキャピタル株式会社の共同出資により、新潟県の観光地開発・再生を目的としたファンド運営会社、株式会社新潟デザイン&キャピタルを設立。
海外直営店10店舗目、韓国直営店としては5店舗目となる Snow Peak LAND STATION HANAM を韓国京畿道河南市に出店。
公立大学法人三条市立大学との間で、新しいリーダー育成に向けた寄附講座の開設に関する協定を締結。
北海道羅臼町と観光振興及び地域活性化に関する包括連携協定を締結。
焚火台が「2021年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞。
「衣食住働遊」のあらゆる野遊び体験が価値につながる「ライフバリューポイント制度」の新設と2022年1月からの運用を発表。
シタテル株式会社と共同で企画・制作された宇宙船内服が国際宇宙ステーション(ISS)で搭載可能に認定。
株式会社スノーピーク、株式会社ティムコ、株式会社アイビック、アイビック食品株式会社の4社により、新たなアウトドアカルチャーの価値を創造する新会社、株式会社キャンパーズアンドアングラーズを設立。
新潟市西蒲区和納地区の複合的住宅街「野きろの杜」開発への参画を発表。

三重県いなべ市と地域活性化に向けた包括連携協定を締結。

食品の開発・製造・販売に関わる新会社株式会社スノーピークローカルフーズを、新潟県三条市を中心に飲食店を展開する、株式会社 GreatCompanyと共同して設立。

東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

温浴施設を中心とした、自然を感じる複合型リゾートSnow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERSをグランドオープン。

“野遊び × 衣食住働遊”の新たな世界観を表現するコミュニティ型店舗 Snow Peak LIFE BIOTOPE STORE FUTAKOTAMAGAWAを出店。

北海道札幌エリア初の直営店スノーピーク SAPPORO FACTORYを出店。

大垣共立銀行と観光振興及び、地域活性化に向けた包括連携協定を締結。

丸の内の直営店スノーピーク丸の内がSnow Peak LAND STATION TOKYOとして、リニューアルオープン。

山井太が代表取締役会長兼社長に就任。

ソリッドステークが「2022年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞。

中国における物販事業及び体験事業の推進に向けて、仁恩(北京)国際商業管理有限公司及び中信聚信(北京)資本管理有限公司と合弁会社雪諾必克自然(北京)文化発展有限公司を設立。

米国・ニューヨーク市ブルックリンに直営店Snow Peak Brooklynを出店。

台湾支店の法人化により、台湾における各種事業を行う子会社台湾雪諾必克企業股份有限公司を設立。

事業内容

スノーピークは、アウトドア製品やアパレル製品の開発、製造、販売を主な事業としています。同社グループは、国内外で幅広い事業を展開しており、特にアウトドア製品に関しては、テントやタープ、スリーピングギア、焚火台などのキャンプ用品から、ファニチャー、キッチンシステム、クックウェア、テーブルウェア、ヒーティングギア、ライティングギア、アパレル、シューズに至るまで、多岐にわたる製品を提供しています。これらの製品は、四季を通じたキャンプライフスタイルや高い人生価値を提供することを目的としています。

海外事業においては、韓国、英国、米国、中国、台湾での運営を行っており、特に米国ではレストラン事業も展開しています。また、新潟県内で障がい者の就労支援事業を行うスノーピークウェルや、システムソリューションを提供するスノーピークビジネスソリューションズ、地方創生コンサルティング、食のプラットフォーム事業など、多様なビジネスを通じて社会的使命を果たしています。

国内では、直営店、インストア、ショップインショップ、エントリーストア、ディーラー卸、ECディーラー卸など、様々な販売形態を通じて製品を提供しており、顧客との密接な関係を築いています。また、ポイントカード会員制度を通じて顧客管理を行い、製品の購入や体験サービスの利用に応じてポイントを提供しています。

スノーピークは、製品の品質に責任を持ち、製造上の欠陥が原因の場合は無料で修理し、その他の場合には適正な価格で修理するなど、充実したアフターサービスを提供しています。これにより、ユーザーが安心して製品を長期間にわたって使用できるようサポートしています。

経営方針

スノーピークは、自然指向のライフバリューを提案し実現するグローバルリーダーを目指し、持続的な成長と長期的な売上高営業利益率の向上を図る成長戦略を推進しています。同社は、新製品開発と新規出店を積極的に進めることで、国内外の市場環境の良好さを背景に、アウトドア活動の需要増加に対応しています。特に、国内では「拠点」「体験」「コミュニティ」の3つの軸を中心に強化を進め、直営キャンプフィールドの拡大やイベント数の増加を通じて顧客創造の好循環を創出しています。

海外市場においては、米国と中国を中心に、スノーピークのキャンプスタイルの浸透とブランド認知の向上を目指しています。米国では、直営のキャンプフィールドの開設や販売網の拡張・強化を進め、中国では、体験拠点開発の第一弾としてキャンプフィールドの開発プロジェクトを進行中です。これらの取り組みを通じて、新規キャンパーの創出とロイヤルカスタマー化を実現し、グローバル市場での成長を加速させています。

また、経営基盤の強化にも注力しており、「サプライチェーンの最適化」「経営管理体制の強化」「人財戦略の強化」「販売網の見直し」の4つの項目を中心に、筋肉質な経営体質の実現を目指しています。これにより、グローバル市場の需要に合わせたサプライチェーンの構築や、組織・人財管理の効率化、財務体制強化などを進め、持続可能な成長を支える基盤を固めています。

スノーピークは、これらの成長戦略と経営基盤の強化を通じて、アウトドア活動を通した人間性の回復と社会的使命の達成を目指し、国内外での事業拡大とブランド価値の向上に努めています。