コラントッテJP:7792

時価総額
¥81.4億
PER
13.2倍
家庭用磁気治療器の開発・販売を主軸に、コラントッテ事業とCSS事業を展開。磁力を利用した健康用品や緊急時連絡サービスを提供。

沿革

1997年10月

大阪市中央区南船場に株式会社アーク・クエスト(資本金10百万円、現当社) 設立

1999年2月

医療用具製造許可(第二種医療機器製造販売業許可、医療機器製造業登録)取得

1999年4月

磁気健康ギア「Colantotte(コラントッテ)」タンクトップ、ウエストベルト 販売開始

2000年11月

純チタンを採用したハイエンドモデルの磁気アクセサリー「マグチタン」販売開始

2002年10月

シリコンループを使用して軽量でスポーティーなワックルシリーズ販売開始

2004年3月

香港をはじめとしてアジアで代理店を介して「Colantotte」販売開始

2004年7月

新ブランド「Colantotte Active(コラントッテ・アクティブ)」販売開始

2005年10月

米国にて代理店を介して海外ブランド「TRION:Z」販売開始(2014年8月 販売終了)

2005年11月

中国にて代理店を介して「Colantotte」販売開始(2017年2月 販売終了)

2007年3月

英国及び中東諸国にて代理店を介して「TRION:Z」販売開始、世界約40か国にて販売

2008年1月

品質マネジメントシステムISO13485、ISO9001の取得

2009年9月

「Colantotte」の新しいブランドマークを発表

2010年6月

新社屋ビル完成のため本社を現在の本店所在地に移転

2011年1月

欧州安全基準規格CEマークを取得

2011年4月

ネックループ全体からの磁力の力で血行を改善し、こりをほぐす医療機器「コラントッテ TAO ネックレス」販売開始

2011年10月

真贋判定・トレーサビリティシステム(正規品判定システム)を導入

2012年6月

韓国医療機器認証(MFDS)取得(旧:KFDA)

2013年4月

アマチュアからプロまですべてのアスリートのパフォーマンスアップをコンセプトに生まれた新ブランド「Colantotte X1(コラントッテ エックスワン)」販売開始

2014年5月

「コラントッテTAO」で使用している磁石の特許取得(特許名:紐状磁石、出願年月日 2008年12月19日)

2014年10月

シリコン製で気軽に着けられる磁気ネックレスの新モデル「コラントッテ ネックレス クレスト」販売開始

2014年11月

コラントッテ初の磁気枕「コラントッテ マグーラ」販売開始

2015年7月

株式会社アーク・クエストから株式会社コラントッテへ商号変更

2016年1月

CSS(コラントッテ・セーフティ・システム)の発明で特許取得(特許名:救援方法、救援システム、徘徊者保護方法及び徘徊者保護システム)

2016年3月

コラントッテ初の貼る医療機器「コラントッテ NS パワーパッチ 80」販売開始

2017年1月

緊急事態が発生したとき、速やかに家族と連絡が取れる緊急時連絡サービス - CSS(コラントッテ・セーフティ・システム)サービス開始

2018年6月

CSS(コラントッテ・セーフティ・システム)の発明で米国特許取得(特許名:救援方法、救援システム、徘徊者保護方法及び徘徊者保護システム)

2019年4月

新ブランド「Colantotte RESNO(コラントッテ レスノ)」販売開始

2020年9月

個人情報保護に関してのPマーク(プライバシーマーク)を取得

2021年7月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

2022年4月

スポーツを全力で楽しむ人のための新ブランド「Colantotte SPORTS(コラントッテスポーツ)
販売開始

2022年4月

女性に特化した新ブランド「Lierrey(リエリィ)」販売開始

事業内容

コラントッテは、家庭用磁気治療器の製品開発及び販売を主軸に事業を展開している企業です。同社は、コラントッテ事業とCSS事業の2つのセグメントに分類されています。コラントッテ事業では、血行改善やこり緩和を目的とした磁気治療器を提供しており、これらの製品は管理医療機器として認証されています。特に、独自技術による「N極S極交互配列」を採用し、磁力を広範囲に影響させることで、高い効果を実現しています。製品ラインナップは、首・肩用ネックレス、腕用ループ、腰・背中・膝・肘用ウエアやサポーター、枕、パッチなど多岐にわたります。

2022年4月には、スポーツ愛好者向けの「Colantotte SPORTS」ブランドを、2019年4月からは「Colantotte RESNO」を販売しており、後者は2023年4月に「眠り」のための製品へとリブランドされました。さらに、女性特化の新ブランド「Lierrey」も展開しています。

一方、CSS事業では、緊急時連絡サービスを提供しており、緊急医療行為や認知症、独居高齢者の身元確認等の緊急時に役立つサービスを行っています。この事業は、超高齢社会の進展に伴い、その重要性が高まっています。

販売チャネルに関しては、ホールセール部門、イーコマース部門、リテール部門の3つに分類されており、国内外の販売代理店や小売店、ECサイト、直営店舗を通じて製品を販売しています。直営店舗数は2023年9月30日時点で17店舗です。

コラントッテは、健康と生活不安の解消を目指し、磁気治療器や緊急時連絡サービスを通じて、消費者のQOL向上に貢献しています。

経営方針

コラントッテは、健康アクセサリー分野におけるブランド戦略を中心に、顧客の生涯価値の最大化を目指す成長戦略を推進しています。同社は、磁気治療器の製品開発と販売を通じて、消費者のQOL(生活の質)向上に貢献することを事業の核として位置づけており、その中核ブランドである「Colantotte」をはじめとする複数のブランドを展開しています。

経営戦略の一環として、同社はブランドの認知度とマインドシェアの確立に注力しています。特に、デザイン性にこだわった製品開発を進め、「見せる&魅せる」磁気治療器としての新たな市場を創造しています。また、顧客ニーズに応える製品開発に加え、ブランディングやマーケティング活動を強化し、顧客(ファン)の創造と維持を目指しています。

さらに、同社は新しいブランドや製品ラインの拡充にも力を入れており、「Colantotte SPORTS」や「Colantotte RESNO」、「Lierrey」など、特定のニーズに特化したブランドを立ち上げ、市場の拡大を図っています。これらの取り組みにより、健康管理や予防意識の高まりといった社会変化に対応し、健康関連市場の拡大に貢献しています。

販売チャネル戦略としては、EC売上高の比率を高めることで、ホールセール部門に集中したリスクを軽減し、売上総利益率の改善を目指しています。また、海外戦略として、中国での越境ECを強化するとともに、他国での越境ECにも注力し、グローバル展開を加速しています。

これらの戦略を通じて、コラントッテは持続的な成長を目指し、社会的価値と企業価値の最大化に取り組んでいます。