シンシア (7782) 株価

時価総額
¥30.4億
PER
11.7倍
コンタクトレンズの有力企業。主力のシリコーンハイドロゲル素材「シンシアSシリーズ」を含む使い捨てクリア・カラーレンズを展開。22年11月に医療脱毛クリニックのコンサルティング事業を開始、23年11月にリユース業界向けPOSシステム会社を子会社化。日本・香港・台湾で事業展開。

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事業内容

シンシアは、コンタクトレンズの製造・販売を中核とした医療機器メーカーです。同社は使い捨てコンタクトレンズに特化しており、視力補正用のクリアレンズから、カラーコンタクトレンズまで幅広い製品を展開しています。特にシリコーンハイドロゲル素材を使用した「シンシアSシリーズ」が主力商品となっており、高い酸素透過性と装用感の良さで評価を得ています。

同社の収益は主にコンタクトレンズ事業から生み出されており、眼科医院やコンタクトレンズ販売店を通じて製品を提供しています。特にカラーコンタクトレンズ分野では、10代から20代の若年層をターゲットとしたブランド戦略を展開し、多様なニーズに対応した商品ラインを構築しています。国内だけでなく、香港や台湾にも販売拠点を持ち、アジア市場への展開も進めています。

同社は事業の多角化も推進しており、コンタクトレンズ事業で培ったブランディング力を活かして、医療脱毛クリニック向けのコンサルティング事業を手がけています。また、環境配慮の観点から、リユース業界向けのシステム開発・販売を行うシステム事業も新たに開始し、持続可能な社会づくりに貢献する事業領域の拡大を図っています。

経営方針

シンシアは「さまざまな事情で暮らすさまざまな方にとって、購入先や価格帯で手に入れやすいコンタクトレンズを提供したい」というポリシーの下、コンタクトレンズ事業を中核とした成長戦略を展開しています。同社が重視する経営指標は売上高と営業利益で、2024年3月期には前年同期比14.0%増の74億5,607万円の売上高を達成しました。営業利益も8.2%増の5億2,452万円となり、M&Aによる事業拡大と既存事業の成長が業績を牽引しています。

同社の重点投資分野は、コンタクトレンズ市場の本流である眼科併設店・量販店チャネルでの「シンシアS」シリーズの拡販と、ドラッグストアチャネルの開拓に注力しています。差別化戦略として、同社の強みである「ウェブマーケティング」「品質管理」「営業力」を活かした事業展開を推進し、高品質な商品をお買い求めやすい価格で提供することで競合他社との差別化を図っています。また、乱視用や遠近両用などの多機能レンズの開発にも力を入れ、細分化する消費者ニーズに対応した商品開発力の強化を進めています。

新市場開拓については、M&Aによる積極的な事業多様化を推進しており、当期にはフリュー株式会社からECサイト「Mewコンタクト」をはじめとしたカラーコンタクトレンズ事業を取得しました。海外展開では、中国をはじめとするアジア各国のコンタクトレンズ市場拡大を見込んで事業を展開していますが、地政学的リスクなども考慮しながら効率的な資源配分による収益力強化を図っています。同社は今後も既存事業とのシナジー効果を重視したM&Aを通じて、一層の事業拡大を目指しています。

技術革新への取り組みでは、新素材を活用したより高機能で装用感の良いコンタクトレンズの開発を重視しています。特に新規獲得したシステム事業では、技術革新の急速な進展に対応するため、高度専門人材の確保と育成に注力し、独自の技術力を市場に効果的に訴求できる体制づくりを進めています。また、インターネット通販によるコンタクトレンズ購入の拡大という流通環境の変化に対応するため、デジタル技術を活用した販売チャネルの強化も図っています。

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