シンシアJP:7782

時価総額
¥33.6億
PER
コンタクトレンズの製造・販売と医療脱毛クリニック運営のコンサルティングを手がける。

沿革

2008年9月

東京都港区に㈱シンシアを設立

2008年11月

東京都中央区に移転

2008年11月

㈱キャピタルメディカ(現㈱ユカリア)から事業譲受によりコンタクトレンズ製造・販売事業を継承

2009年6月

1日使い捨てコンタクトレンズ「L-CON 1DAY EXCEED」を発売

2009年8月

2週間交換コンタクトレンズ「2week CANVIEW」を発売

2010年3月

1ヶ月交換カラーコンタクトレンズ「FAIRY」を発売

2012年10月

1日使い捨てサークルレンズ「L-CON 1DAY POP」を発売

2012年12月

1日使い捨てカラーコンタクトレンズ「FAIRY 1day」を発売

2013年1月

1日使い捨てサークルレンズ「Ultimate 1DAY PEARL」を発売

2013年3月

Sincere Vision Co., Ltd.(香港)の株式取得

2013年5月

新視野光學股份有限公司(台湾)を設立

2014年4月

2週間交換サークルレンズ「Ultimate 2week PEARL」を発売

2014年4月

SINCERE LENS SDN. BHD.(マレーシア)を設立

2014年5月

Sincere Vision (Thailand) Co., Ltd.(タイ)を設立

2014年8月

㈱カラコンワークスの株式取得

2014年9月

2週間交換コンタクトレンズ「L-CON 2WEEK UV」を発売

2014年11月

1日使い捨てカラーコンタクトレンズ「Miche Bloomin'」を発売

2014年11月

1日使い捨てカラーコンタクトレンズ「Select FAIRY」を発売

2015年3月

1日使い捨てコンタクトレンズ「L-CON 1DAY MOISTURE」を発売

2015年8月

2週間交換カラーコンタクトレンズ「EYE BEAUTY 2week」を発売

2015年9月

1ヶ月交換カラーコンタクトレンズ「select fairy monthly」を発売

2016年11月

1日使い捨てカラーコンタクトレンズ「Select FAIRY USER SELECT」を発売

2016年12月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2017年6月

1日使い捨てカラーコンタクトレンズ「EYEDDiCT by FAIRY」を発売

2017年11月

1日使い捨てコンタクトレンズ「1day Eye Well」を発売

2017年12月

東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第一部に市場変更

2018年2月

1ヶ月交換カラーコンタクトレンズ「Miche Bloomin' Monthly」を発売

2018年4月

1日使い捨てカラーコンタクトレンズ「FAIRY 1day」をリニューアル

2019年2月

1日使い捨てコンタクトレンズ「L-CON 1DAY 55」を発売

2019年2月

1日使い捨てコンタクトレンズ「SINCERE 1DAY S」を発売

2019年6月

1日使い捨てカラーコンタクトレンズ「EYEDDiCT by FAIRY HYDROUS」を発売

2020年7月

1日使い捨てカラーコンタクトレンズ「FAIRY 1day Shimmering シリーズ」を発売

2020年7月

2週間交換コンタクトレンズ「SINCERE 2WEEK S」を発売

2020年7月

1日使い捨てコンタクトレンズ「1day Eye Well 55」を発売

2021年1月

東京都文京区に本社を移転

2021年5月

1日使い捨てサークルレンズ「SINCERE 1DAY S Cleché」を発売

2021年11月

㈱ジェネリックコーポレーションの株式取得

2022年2月

1日使い捨てコンタクトレンズ「Pranair」を発売

2022年3月

2週間交換コンタクトレンズ「2week Eye Well」を発売

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行

2022年12月

㈱フォー・アイズよりクリニック運営に関するコンサルティング事業を譲受

事業内容

シンシアは、コンタクトレンズ事業とコンサルティング事業の2つの主要セグメントを持つ企業です。コンタクトレンズ事業では、製造から販売までを手掛け、特に使い捨てタイプのコンタクトレンズに注力しています。同社の製品ラインナップには、「L-CON」シリーズや「FAIRY」など、多様なニーズに応える製品が含まれています。これらの製品は、1日使い捨て、2週間交換、1ヶ月交換タイプなど、使用期限に応じて分類されています。また、カラーコンタクトレンズの分野でも、「Select FAIRY」や「EYEDDiCT by FAIRY」など、デザイン性と機能性を兼ね備えた製品を提供しており、ユーザーの多様な要望に対応しています。

一方、コンサルティング事業では、医療脱毛クリニックの運営に関するコンサルティングサービスを提供しています。この事業は、自由診療クリニックの運営支援を目的としており、2022年12月に株式会社フォー・アイズから事業を譲り受けたことでスタートしました。シンシアは、これらの事業を通じて、医療・美容分野でのサービス提供を強化しています。

シンシアグループは、株式会社シンシアをはじめ、株式会社カラコンワークス、株式会社ジェネリックコーポレーション、Sincere Vision Co.,Ltd.(香港)、新視野光學股份有限公司(台湾)、Sincere Vision (Thailand) Co.,Ltd.(タイ)、SINCERE LENS SDN.BHD.(マレーシア)など、国内外に複数の関連会社を持ち、グローバルに事業を展開しています。

経営方針

シンシアは、コンタクトレンズとコンサルティング事業を軸に、多角的な成長戦略を推進しています。同社は、高品質なコンタクトレンズを手頃な価格で提供することを目指し、商品開発力の向上に注力しています。特に、WEBマーケティング、品質管理、営業力を強みとして、M&Aを通じた事業規模の拡大を図っています。

シンシアは、コンタクトレンズ市場の主流である眼科併設店や量販店チャネルへの販売強化、ドラッグストアチャネルの拡大、信用力向上による受注拡大、為替リスクのヘッジ、そしてM&Aによる事業多様化を重点戦略としています。これらの戦略は、経営基盤の強化、ブランド認知度の向上、業績の拡大を目的としています。

また、新型コロナウイルス感染症の影響に対応し、クリアレンズの販売強化を進めています。これは、外出自粛によるカラーコンタクトレンズへの影響を軽減するための戦略です。

経営環境の変化に対応するため、シンシアは商品開発力の強化、優秀な人材の確保、ブランド商品の認知度向上、海外事業展開の見直し、内部管理体制の強化、コンプライアンス経営体制の強化など、幅広い課題に取り組んでいます。これらの取り組みは、持続的な成長と企業価値の向上を目指すシンシアの戦略的な基盤となっています。

シンシアは、コンタクトレンズ事業においては「L-CON」シリーズや「FAIRY」シリーズをはじめとする製品ラインナップを強化し、コンサルティング事業では医療脱毛クリニックの運営支援を通じて医療・美容分野でのサービス提供を拡大しています。これらの事業を通じて、国内外での事業展開を加速させています。