IMVJP:7760株価

時価総額
¥406.5億
PER
20.6倍
振動に関する事業の有力企業。振動試験装置、複合環境試験装置、メジャリングシステムを展開。受託振動試験と解析サービス、修理・保守体制を提供。子会社で組立・加工を実施。国内とASEAN・欧州・米国の4地域で展開。

株価の推移

出来高の推移

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

事業内容

IMVは主に振動に関する装置とサービスを提供する企業です。主力は振動試験装置や複合環境試験装置、振動の計測・監視システムの製造・販売で、加えて顧客からの振動試験の受託と解析サービスも行っています。

同社の主要顧客は自動車や電機、航空、インフラ関連のメーカーや研究機関などで、地震監視や予知保全を必要とする事業者も含まれます。収益は機器販売が中心ですが、修理・保守や受託試験・解析といったサービス収入が安定した収益源になっており、海外の連結子会社を通じた輸出・海外保守も売上に寄与しています。

同社は事業を「振動に関する単一セグメント」と位置づけ、製品ラインは大きく三つに分かれます。振動シミュレーションシステムは試験装置と複合環境装置、テスト&ソリューションサービスは受託試験と結果の分析、メジャリングシステムは振動計測・監視や地震監視などの装置と保守です。これらを組み合わせて機器販売から導入後の保守・解析まで一貫したサービスを提供しています。

経営方針

同社はグローバル展開と高収益体質への転換を成長戦略の軸に据えています。具体的には、投下資本利益率(ROIC)を8%以上で維持することを数値目標とし、2026年9月期には売上高2,000億円(20,000百万円)、営業利益24億円(2,400百万円)を見込んでいます。機器販売を基盤としつつ、修理・保守や受託試験・解析などのサービス収入を拡大して収益の安定化を図り、コンプライアンス遵守とコスト管理を通じて利益率の改善を目指しています。

重点投資分野は振動試験装置や複合環境試験装置、振動の計測・監視システムといったコア製品群と、導入後の保守・解析を含む一貫したサービスです。同社は生産体制の強化や生産技術の革新に子会社や外部パートナーと連携して取り組み、重要部品を除く調達を委託することで効率化とリードタイム短縮を図っています。こうした製品とサービスを組み合わせた「機器販売から保守・解析まで」の提供で顧客の差別化を図り、品質と対応速度を強みとしています。

新市場開拓では欧州・米国の航空宇宙分野をはじめ、自動車、電機、インフラ分野への深耕を進めています。同社は海外子会社や現地企業と緊密に連携して販売・サービス・生産体制を充実させ、現地での存在感を高める方針です。また、有力企業との提携やマーケティング強化、デジタル技術への投資を通じて受託試験や予知保全など新規事業にも注力し、現地ニーズに応じたサービス展開や提携・アライアンスによる事業拡大を狙っています。

技術革新への取り組みとして、同社は内外の研究機関やパートナーとの協力を強め、測定技術や試験装置の性能向上に重点を置いています。具体的にはセンサー技術の高度化や人工知能を活用した解析の導入、試験自動化による生産性向上などに投資し、電動化や自動運転などの新たな顧客ニーズに対応した製品開発を進めています。これにより技術的優位性を維持しつつ、新たな市場機会を確実に取り込むことを目指しています。