タムロン (7740) 株価

時価総額
¥1796.8億
PER
12.4倍
光学レンズの有力企業。カメラ用交換レンズから監視カメラ用、車載カメラ用まで幅広い光学機器を展開。写真関連、監視&FA関連、モビリティ&ヘルスケア等の3事業を展開。日本・米国・欧州・アジアでグローバルに展開。

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事業内容

タムロンは光学機器の開発・製造を手がける専門メーカーで、レンズ技術を核とした多様な製品を展開しています。同社は一般消費者向けのカメラ用交換レンズから、産業用途の監視カメラレンズ、車載カメラ用レンズまで幅広い光学製品を提供しており、長年培った光学技術とものづくりの知見を活かして事業を展開しています。

同社の主要な顧客は、写真愛好家やプロフォトグラファーから、監視機器メーカー、自動車メーカー、医療機器メーカーまで多岐にわたります。収益構造は製品の製造・販売が中心で、日本国内での開発・設計と、ベトナムや中国などアジア諸国での生産体制を組み合わせた効率的な事業運営を行っています。販売面では米国、欧州、アジア各国に子会社を設立し、世界各地での販売網を構築しています。

事業は3つの主要セグメントで構成されています。写真関連事業では一眼レフやミラーレスカメラ用の交換レンズを製造し、監視・工場自動化関連事業では監視カメラ用レンズやテレビ会議用レンズを手がけています。さらにモビリティ・ヘルスケア事業では、自動車の安全運転支援システム向けの車載カメラ用レンズや医療用レンズなど、成長分野での製品開発に注力しています。

経営方針

タムロンは2026年12月期を最終年度とする中期経営計画「Value Creation26 ver2.0」を推進しており、売上高950億円、営業利益205億円(営業利益率21.6%)という野心的な目標を掲げています。同社は初年度で当初の2026年目標を全て達成する好調な業績を受けて、計画を上方修正して更なる成長を目指しています。ROE16%以上、総還元性向60%程度の株主還元も設定し、経済価値と社会価値の両立を図る戦略を打ち出しています。

事業戦略では「"撮る"から"測る"へ」をキーワードに、コア技術である光学技術を中心とした新たな技術領域への展開を加速させています。同社は写真関連事業で培った高精度レンズ技術を活かし、監視・工場自動化分野では営業利益率10%以上の確保を目指し、モビリティ・ヘルスケア分野では車載事業と医療事業の更なる成長を図っています。M&A、アライアンス、オープンイノベーションを積極活用して新規事業の育成・創出も推進しており、事業ポートフォリオの最適化を進めています。

グローバル展開では米州・欧州市場の挽回を最優先課題とし、新興国市場での需要取り込みも強化しています。地政学リスクへの対応として、ベトナム新工場を含む世界3極生産体制の構築を進め、サプライチェーンの強化と工場の自動化・省力化を推進しています。これにより地域的なリスク分散と生産効率の向上を同時に実現し、安定的な事業基盤の確立を図っています。

技術革新への取り組みでは、AI活用による業務改革を全社的に展開し、生産性向上を図るDX推進会議を設置しています。同社は光学技術を軸とした要素技術開発に加え、新たな技術領域での研究開発を推進し、市場ニーズに応じた新製品をタイムリーに提供できる開発体制の強化を進めています。人的資本投資の拡充や働きがいのある会社づくりにも注力し、社員の創造性を最大限に引き出す組織づくりを通じて、持続的な成長基盤の構築を目指しています。

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