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シグマ光機JP:7713
沿革
1977年4月 |
埼玉県入間郡日高町(現・埼玉県日高市)田波目に資本金2,000千円でレーザ用光学機器の製造及び販売を目的としてシグマ光機株式会社を設立。 |
1982年5月 |
埼玉県入間郡日高町(現・埼玉県日高市)原宿に新本社・工場を建設し移転。 |
1983年4月 |
自動位置決め装置の製造・販売を開始。 |
1984年10月 |
規格製品用総合カタログ初版を発行。無店舗販売を開始。 |
1986年11月 |
東京都板橋区成増に東京営業所を開設。自動位置決め装置の販売を強化。 |
1989年3月 |
石川県能登中核工業団地に進出し、能登工場を設立。石川県の先端産業条例に基づく助成対象企業に指定。 |
1990年7月 |
埼玉県入間郡日高町(現・埼玉県日高市)下高萩新田に本社・日高工場を建設し、本社及び工場の主力を移転。 |
1992年6月 |
大阪市淀川区西中島に大阪営業所を開設。関西地区の販売を強化。 |
1993年1月 |
石川県金沢市戸水町に金沢技術センターを開設。 |
1993年6月 |
レーザ用光学研磨製品の研磨加工作業を目的として、上海西格瑪光机有限公司を設立。 |
1994年8月 |
東京都荒川区東日暮里に東京営業所を移転。スペースの拡大により販売を強化。 |
1995年7月 |
光学機器の米国内製造販売を主目的として、OptoSigma Corporationを設立。 |
1995年10月 |
石川県松任市(現・石川県白山市)八束穂に技術センターを開設。金沢技術センターを統合。 |
1996年11月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。資本金を999,750千円に増資。 |
1997年8月 |
本社・日高工場を増設。研磨製品の増産に対応。 |
1998年1月 |
上海西格瑪光机有限公司(中国上海市)の新工場完成。本格稼動開始。 |
1998年5月 |
光学薄膜製品の生産体制を拡充するため、夏目光学株式会社と共同出資で長野県飯田市にタックコート株式会社を設立。 |
2000年7月 |
技術センター「ISO 14001」取得。 |
2001年1月 |
スイス・フラン建新株引受権の行使完了。資本金を2,149,347千円に増資。 |
2001年2月 |
本社・日高工場「ISO 9001」取得。 |
2001年3月 |
技術センター「ISO 9002」取得。 |
能登工場「ISO 9001」取得。 |
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営業推進部門及び本社機能の強化拡充のため「東京本社ビル」(墨田区)を取得。 |
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2002年6月 |
東京本社を開設し、営業本部及び管理本部を移転。 |
2002年9月 |
東京本社「ISO 9001」取得。 |
2002年10月 |
技術センター「ISO 9001」取得。 |
2003年1月 |
東京本社、本社・日高工場、大阪営業所「ISO 14001」取得。 |
2003年7月 |
能登工場「ISO 14001」取得。 |
2003年9月 |
大阪営業所「ISO 9001」取得。 |
2004年12月 |
ジャスダック市場の創設に伴い、店頭登録を取り消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年11月 |
上海西格瑪光机有限公司(中国・上海市)の工場増設。機器製品の中国生産を開始。 |
2006年2月 |
品質マネジメントシステム、環境マネジメントシステムを統合し、国内5事業所の「ISO 9001:2000」「ISO 14001:2004」を一括認証取得。 |
2007年3月 |
本社・日高工場を増設。光学素子部門の設備を増強。 |
2007年5月 |
大阪営業所を大阪支店に改組。 |
2007年6月 |
福岡市博多区に九州営業所を開設。 |
2010年11月 |
OptoSigma Corporation(米国・カリフォルニア州)の社屋を移転、拡充。 |
2013年12月 |
光学機器の欧州内販売を主目的として、フランスにOptoSigma Europe S.A.S.を設立。 |
2014年1月 |
シグマ光機グループのグローバルブランドを「OptoSigma」に統一。 |
2015年12月 |
本社・日高工場で医療機器製造業の認可を取得。 |
2017年6月 |
技術本部を新設し、生産・技術・営業・管理の4本部制に改組。 |
2017年11月 |
国内全事業所の「ISO 9001:2015」「ISO 14001:2015」を一括再認証。 |
2019年3月 |
光学機器の東南アジア市場内販売を主目的として、シンガポールにOptoSigma Southeast Asia Pte. Ltd.を設立。 |
2020年4月 |
本社・日高工場に新工場棟を増設。光学素子・薄膜製品、光学システム製品の設備を増強。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所のジャスダック市場からスタンダード市場に移行。 |
2023年7月 |
メディカル・ヘルスケア業界向け医療機器開発・製造・販売を主目的として、ライオンパワー株式会社とミナト光学工業株式会社との共同出資で石川県白山市にLMS株式会社を設立。 |
2023年7月 |
技術センターに生産能力の向上及び開発力の向上を目的として新工場棟を2棟増設。 |
事業内容
シグマ光機株式会社とそのグループ企業(子会社4社及び関連会社1社を含む)は、光学関連の製品とサービスを提供する企業です。同社の事業は大きく二つのセグメントに分けられます。一つ目は「光学要素部品」で、これには光学基本機器製品、自動応用製品、光学素子・薄膜製品が含まれます。二つ目は「光学システム製品」で、光学モジュール・光学ユニット製品や光学機器・装置などが含まれます。
光学要素部品セグメントでは、ステージ、ホルダー、ベース、ロッド、ポストスタンド、クランプ、ケージシステムなどの光学基本機器製品、自動位置・姿勢決めユニット、光計測・制御ユニット、計測・制御ソフトウェアなどの自動応用製品、マルチエレメントオプティクス、ミラー、ビームスプリッタ、フィルター、レンズ、プリズム、ポラライザ、基板、ウインドウなどの光学素子・薄膜製品を提供しています。
光学システム製品セグメントでは、光学モジュール、レンズユニット、レーザプロセシングシステム、調芯装置、観察光学系、レーザ応用製品、マイクロマニピュレーションシステム、顕微鏡用XY自動ステージシステム、コアユニット顕微鏡、バイオ・医療機器、受託特注製品などを開発、生産、販売しています。
同社は、光産業やレーザ関連技術の基礎研究、開発研究、応用研究分野、さらには産業分野の生産・検査・計測工程において重要な役割を果たす製品を提供しています。また、多品種の光学要素部品の規格品をカタログ販売し、特注製品への対応も可能で、最先端の光技術を支えるソリューションを提供している点が特色です。
経営方針
シグマ光機株式会社は、光学製品の総合メーカーとして、光産業の発展に貢献しています。同社は、光学要素部品と光学システム製品の二つのセグメントで事業を展開し、光学基本機器製品、自動応用製品、光学素子・薄膜製品、光学モジュール・光学ユニット製品、光学機器・装置などを提供しています。これらの製品は、基礎研究から産業分野の生産・検査・計測工程に至るまで、幅広い分野で活用されています。
同社の成長戦略は、光技術の革新を先見し、市場環境や技術トレンド、社会情勢の変化に迅速に対応することに重点を置いています。具体的には、大学や公的機関との連携による最先端の知の融合、光学技術を核とした高付加価値かつオンリーワンの新製品開発、多様なニーズに応えるものづくり力の向上、新たな価値の創出に挑戦する人材の育成、そしてすべてのステークホルダーの期待に応えるサステナビリティの推進を挙げています。
また、営業・マーケティングの強化、ものづくり力の強化、経営管理体制の強化を重点的に取り組む事業上及び財務上の課題としています。これらの取り組みを通じて、シグマ光機は持続可能な成長と中長期的な企業価値の向上を目指しています。同社は、光技術の新たな可能性を広げ、社会に貢献する企業であり続けることを目標に掲げています。