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アイスコJP:7698
沿革
1948年5月 |
神奈川県横浜市戸塚区において、相原冷菓店としてアイスキャンデーの製造・販売・卸売り等の経営を開始する |
1952年5月 |
神奈川県横浜市西区において、高島物産株式会社(資本金5百万円)設立 冷菓販売業を開始 |
1954年5月 |
相原冷菓店がアイスクリームの製造及び卸売業に転業 |
1972年5月 |
株式会社相原冷菓が設立され、総合アイスクリーム卸売を開始 |
1972年8月 |
神奈川県横浜市神奈川区に高島物産株式会社本社移転 |
1985年7月 |
高島物産株式会社は、神奈川県横須賀市に横須賀営業所を新設 |
1992年4月 |
株式会社相原冷菓と高島物産株式会社が合併、商号を株式会社アイスコと改めた。資本金50百万円 |
1992年4月 |
神奈川県横浜市神奈川区に神奈川営業所を新設 |
1992年5月 |
神奈川県横浜市泉区に本社移転 |
1996年4月 |
市販冷凍食品の卸売りを本格的に開始 |
2000年3月 |
神奈川県横浜市泉区において、食肉販売業務を行うことを目的として株式会社アイオーを設立(資本金10百万円) |
2005年6月 |
埼玉県狭山市に狭山営業所を新設 |
2006年12月 |
千葉県船橋市に千葉物流センターを新設 |
2007年3月 |
愛知県名古屋市港区に名古屋営業所を新設 |
2009年4月 |
株式会社大我産業を吸収合併しスーパーマーケット事業部を発足。資本金75百万円 |
2011年11月 2011年12月 |
神奈川県横浜市港南区にスーパー生鮮館TAIGA芹が谷店を開店 神奈川県藤沢市のピーコックストア藤沢トレアージュ白旗店内に青果・鮮魚のテナントとして出店 |
2013年10月 |
神奈川県藤沢市にスーパー生鮮館TAIGA藤沢石川店を開店 |
2014年4月 |
神奈川県厚木市に厚木物流センターを新設 |
2015年2月 |
神奈川県横浜市泉区において、不動産管理業務を行うことを目的としてアイスコホールディングス株式会社を設立(資本金3百万円) |
2015年12月 |
静岡県浜松市東区に浜松営業所を新設 |
2015年12月 |
神奈川県海老名市にスーパー生鮮館TAIGA海老名下今泉店を開店 |
2016年4月 |
神奈川県座間市にスーパー生鮮館TAIGA座間店を開店 |
2017年2月 |
東京都立川市に立川営業所を新設 |
2017年5月 |
神奈川県横浜市都筑区に神奈川営業所を移転 |
2018年1月 |
経営の効率化を目的として、子会社であるアイスコホールディングス株式会社を吸収合併 |
2018年4月 |
経営の効率化を目的として、子会社である株式会社アイオーを吸収合併 |
2018年4月 |
静岡県浜松市東区中里町に浜松営業所を移転 |
2019年4月 |
愛知県名古屋市緑区に名古屋緑営業所を新設 |
2019年12月 |
静岡県焼津市に焼津営業所を新設 |
2020年2月 |
愛知県春日井市に春日井営業所を新設 |
2020年6月 |
茨城県石岡市に石岡営業所を新設 |
2021年4月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場 |
2021年4月 |
埼玉県さいたま市に岩槻物流センターを新設 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場再編に伴い、スタンダード市場へ移行 |
2022年12月 |
神奈川県川崎市にフローズン専門店FROZEN JOE'S元住吉ブレーメン通り店を開店 |
1979年6月 |
神奈川県横浜市戸塚区に株式会社大我産業が設立され、スーパーマーケット経営を開始 |
1985年4月 |
神奈川県横浜市南区にスーパー生鮮館TAIGA永田店を開店 |
2000年3月 |
神奈川県大和市にスーパー生鮮館TAIGA南林間店を開店 |
2006年7月 |
静岡県浜松市中区にスーパー生鮮館TAIGA浜松店を開店 |
2007年4月 |
神奈川県川崎市中原区にスーパー生鮮館TAIGA川崎中原店を開店 |
2008年11月 |
神奈川県横浜市泉区にスーパー生鮮館TAIGA岡津店を開店 |
2009年4月 |
当社と合併しスーパーマーケット事業部となる。 |
事業内容
アイスコは、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業です。同社は、「I Care Everybody Company ~あらゆる人々に慈しみの心をもって接する企業でありたい~」という企業理念のもと、フローズン事業とスーパーマーケット事業の二つの主要な事業セグメントを持っています。
フローズン事業では、関東及び東海エリアを中心に13拠点の物流センター・営業所と約300台の配送用トラックを所有し、ドラッグストアや食品スーパー等の小売店に市販用冷凍食品及びアイスクリームの卸売を行っています。新型コロナウイルスの影響で内食・中食需要が拡大する中、同社は冷凍食品・アイスクリームの専門知識を持つ営業担当者を通じて、小売業のニーズに応える商品提案を行っています。また、フローズン専門店「FROZEN JOE'S」の運営も行っており、一般の小売店では取り扱いの少ない全国各地から取り寄せたこだわりの冷凍食品を展開しています。
スーパーマーケット事業では、神奈川県を中心に「スーパー生鮮館TAIGA」を6店舗、テナントとして1店舗展開しています。同社は生鮮3品(青果・鮮魚・精肉)に注力し、鮮度・品質・品揃え・価格にこだわり、大手スーパーとの差別化を図っています。出店立地の環境に応じた店舗展開を進め、鮮度を重視するために早朝に市場で担当バイヤーが買い付けた商品をその日のうちに店頭に並べる、当日仕入れ当日販売を行っています。
アイスコは、これらの事業を通じて、食を通じた社会貢献を目標に、常にお客様に喜んでいただくことを目指しています。
経営方針
アイスコは、「I Care Everybody Company」を企業理念とし、顧客第一を徹底しながら事業拡大に努めています。同社は、10年ビジョン「iceco VISION 2030」を策定し、卸業界でのオンリーワンのポジション確立とフローズン業界ナンバーワンの収益力を目指しています。このビジョン達成に向け、2021年度を初年度とする第一次中期経営計画を立て、「人材育成と組織力向上」、「既存事業の収益力向上」、「新規事業の創出」を重点テーマに掲げています。
しかし、原材料価格や電気料金の高騰等の影響で、当初設定した利益目標の達成が困難と判断し、2023年度(2024年3月期)の数値目標を見直しています。経営環境の変化に対応し、企業価値の向上を目指すため、人材の採用・育成、組織力の強化、既存事業の収益力向上策、新規事業の創出、そしてコンプライアンス経営の推進・徹底に取り組んでいます。
フローズン事業では、関東から東海までの物流拠点の最適化やDXを用いた運転・配送業務の合理化、PB商品開発を進めています。また、フローズン専門店「FROZEN JOE'S」の運営を通じ、新たな成長エンジンを構築しています。スーパーマーケット事業では、「スーパー生鮮館TAIGA」を展開し、生鮮3品に注力することで差別化を図っています。
アイスコは、これらの戦略を基に、経営環境の変化に柔軟に対応し、持続的な成長と高い収益性を目指しています。