あさくま (7678) 株価

時価総額
¥297.3億
PER
90.2倍
ファミリーレストラン事業の有力企業。「ステーキのあさくま」を主力業態とし、サラダバー付きステーキレストランを郊外ロードサイドに展開。テンポスホールディングスの子会社。1962年の1号店開店から60年超の歴史を持つ。26年1月現在で78店舗を運営。

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事業内容

あさくまは、テンポスホールディングス傘下の飲食店経営企業で、郊外型ファミリーレストランチェーン「ステーキのあさくま」を主力として展開しています。1962年の創業以来、国産牛から豪州産牛まで様々な牛肉を使用したステーキ・ハンバーグと、新鮮なサラダバーを組み合わせた料理を提供し、幹線道路沿いに駐車場完備の店舗を展開しています。同社は食材の品質と鮮度にこだわりながら、車でアクセスしやすい立地でファミリー層をターゲットとした事業モデルを確立しています。

収益の中心は直営店からの売上で、現在78店舗を運営しており、このうち直営店が74店舗、フランチャイズ加盟店が4店舗となっています。主力の「ステーキのあさくま」が68店舗を占め、全体の約87%を構成しており、同社の収益基盤となっています。フランチャイズからのロイヤリティ収入も一定の収益源となっていますが、事業規模は限定的です。

同社の事業は主に3つのセグメントで構成されています。最大のセグメントである「あさくま事業部」が主力のステーキレストランを運営し、「サクセッションリージョン」ではもつ焼き居酒屋「エビス参」8店舗とインドネシア料理専門店「ワヤンバリ」1店舗を都市部や商業施設内で展開しています。また、「新業態リージョン」では「カレーのあさくま」1店舗を運営し、主力ブランドのカレールーを活用した新たな事業展開を模索しています。

経営方針

あさくまは現在78店舗(フランチャイズ4店舗を含む)を展開し、東海地区を基盤として関東地区、関西地区への出店エリア拡大による更なる成長を目指しています。同社は売上高前期比率、売上総利益率、総人件費対売上高比率、売上高並びに経常利益を重要な経営指標として掲げており、原価率の低減やコスト管理の徹底により高い収益性の維持と企業価値向上を図っています。新規出店については専門部署を立ち上げ、より良い物件の発掘と積極的な展開を推進する体制を整備しました。

同社の差別化戦略の核となるのは、独自の「カンタレス経営」という取り組みです。これは顧客と従業員の境界線を取り払うカウンターレスを意味する造語で、実際に顧客と共同でサラダバーメニューの開発を行い、採用されたメニューを期間限定で提供するなど、顧客参加型のサービス展開を実現しています。また、主力商材である牛肉の安定供給に向けた新産地開拓や、為替変動への対応、野菜類・米穀の仕入価格交渉による原価管理の徹底など、品質を維持しながらコスト競争力を高める施策に注力しています。

新市場開拓においては、小規模スペース向けのカレーライス業態を新たに展開し始めました。従来の主力ステーキ業態では100坪超の建物と40台程度の駐車場が必要でしたが、カレー業態では駐車場不要の小規模店舗での営業が可能となり、集客力の高い商業地区への出店機会を大幅に拡大できます。この新業態開発により、主力のステーキ業態と並行して多様な立地条件に対応した店舗展開が可能となり、顧客基盤の強化を図っています。

人材教育と生産性向上のための仕組み作りも重要な投資分野として位置づけられています。同社は専門部署を設置し、社内勉強会の積極的な実施や外国人採用の推進により、品質を落とすことなく店舗運営の効率化を進めています。また、築年数の古い既存店舗については外部からの視認性向上とブランドイメージを損なわない改装を実施し、新規顧客の獲得と既存顧客の満足度向上の両立を目指しています。

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