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オーハシテクニカJP:7628
沿革
1953年3月 |
東京都中央区槙町二丁目3番地(現、中央区八重洲二丁目)に大橋商事株式会社を設立 |
1954年8月 |
本店を東京都中央区八重洲五丁目3番地に移転 |
1962年5月 |
本店を東京都港区西久保巴町42番地に移転 |
1965年10月 |
乗用車、トラック向けの切削品、圧造品の納入を開始 |
1973年6月 |
自動車、家電メーカー向けの精密切削部品の取扱いを開始 |
1974年5月 |
全額出資子会社として東京都港区に大橋興産株式会社を設立 |
1980年11月 |
OA、AVメーカーに対してプリンターを始めとする精密機能部品の取扱いを開始 |
1987年4月 |
米国オハイオ州コロンバスに販売子会社FasTac,Inc.(現OHASHI TECHNICA U.S.A.,INC.)を設立 (現連結子会社) |
1987年5月 |
商号を株式会社オーハシテクニカに変更 |
1994年3月 |
米国オハイオ州サンバリーに製造子会社 O.S.Technology,Inc.(現OHASHI TECHNICA U.S.A. |
1997年1月 |
タイ国バンコクに販売子会社 OHASHI TECHNICA(THAILAND)CO.,LTD.を設立 |
1997年8月 |
本店を東京都新宿区西新宿二丁目3番1号に移転 |
1998年4月 |
子会社大橋興産株式会社を吸収合併 |
1998年7月 |
ISO9002認証取得(JQA) |
1998年9月 |
タイ国プラチンブリに製造工場を建設しOHASHI TECHNICA(THAILAND)CO.,LTD.はバンコクより移転 |
1999年12月 |
英国ウィルトシャー州スウィンドンに販売子会社OHASHI TECHNICA UK, LTD.を設立 |
2000年1月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2000年10月 |
OHASHI TECHNICA(THAILAND)CO.,LTD.と㈱サトーラシとの合弁会社であるOHASHI SATO(THAILAND) CO.,LTD.をタイ国プラチンブリに設立(現連結子会社) |
2000年11月 |
OHASHI TECHNICA U.S.A.,INC.の新拠点として、テネシー支店(Tennessee Branch)を開設 |
2001年2月 |
株式単位を1,000株から100株に引き下げ |
2002年6月 |
中国上海市に製造・販売子会社 大橋精密電子(上海)有限公司を設立(現連結子会社) |
2002年10月 |
東京都国立市に当社物流部門を分社化した、株式会社オーティーシーロジスティクス(現株式会社オーハシロジスティクス)を設立(現連結子会社) |
2002年11月 |
ISO14001認証取得(JQA) |
2002年12月 |
東京証券取引所(市場第二部)に株式を上場 |
2003年9月 |
中国上海市に販売子会社 大橋精密件(上海)有限公司を設立(現連結子会社) |
2004年9月 |
東京証券取引所(市場第一部)へ指定替え |
2004年11月 |
中国広州市に製造子会社大橋精密件制造(広州)有限公司を設立(現連結子会社) |
2005年1月 |
OHASHI TECHNICA(THAILAND)CO., LTD.本社をサムットプラカーンに移転(現連結子会社) |
2006年4月 |
普通株式1株につき2株の割合で株式分割 |
2007年1月 |
国内販売体制を、従来の地域別からの市場別体制へ変革 |
2007年4月 |
愛知県東海市の自動車部品製造会社であるオーハシ技研工業株式会社を買収し、子会社化(現連結子会社) |
2008年10月 |
中国武漢市に大橋精密件(上海)有限公司の武漢分公司を開設 |
2009年11月 |
本店を東京都港区虎ノ門三丁目7番2号に移転 |
2011年7月 |
中国広州市に製造子会社 広州大中精密件有限公司を設立(現連結子会社) |
2012年9月 |
メキシコ国グアナファト州シラオ市に販売子会社OHASHI TECHNICA MEXICO,S.A.DE C.V.を設立 (現連結子会社) |
2014年11月 |
長野県上伊那郡宮田村の株式会社テーケーに資本参加し、持分法適用関連会社化 |
2015年4月 |
台湾高雄市に調達拠点として台灣大橋精密股份有限公司を設立(現連結子会社) |
2016年2月 |
本店を東京都港区虎ノ門四丁目3番13号に移転 |
2017年2月 |
オーハシ技研工業株式会社 鈴鹿工場を新設 |
2017年11月 |
岐阜県各務原市の株式会社ナカヒョウに資本参加し、持分法適用関連会社化 |
2020年7月 |
OHASHI TECHNICA UK,LTD.本社を英国タインアンドウィア州ワシントンへ移転(現連結子会社) |
2021年12月 |
連結製造子会社であるOHASHI TECHNICA U.S.A.MANUFACTURING,INC.を存続会社として、OHASHI NAKAHYO U.S.A.,INC.を吸収合併 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行 |
事業内容
オーハシテクニカとそのグループ会社は、自動車関連部品の製造、販売、加工技術開発、および物流業務を主な事業としています。具体的には、エンジン関連部品、車体組立用部品、ブレーキ関連部品、EV関連部品などの製造と販売を行っています。また、「その他関連部品」の製造と販売も手がけています。
国内において、オーハシテクニカは自動車関連部品およびその他関連部品の販売と加工技術開発を担当しています。オーハシ技研工業株式会社、株式会社テーケー、株式会社ナカヒョウは自動車関連部品の製造と販売を、株式会社オーハシロジスティクスはグループの物流部門を担っています。
海外では、アメリカ合衆国、メキシコ、中国、タイ、イギリス、台湾において、OHASHI TECHNICA U.S.A., INC.、OHASHI TECHNICA U.S.A. MANUFACTURING, INC.、OHASHI TECHNICA MEXICO, S.A.DE C.V.、大橋精密件(上海)有限公司、大橋精密件制造(広州)有限公司、広州大中精密件有限公司、大橋精密電子(上海)有限公司、OHASHI TECHNICA (THAILAND) CO., LTD.、OHASHI SATO (THAILAND) CO., LTD.、OHASHI TECHNICA UK, LTD.、台灣大橋精密股份有限公司などの子会社が、自動車関連部品事業およびその他関連部品事業を展開しています。
これらの事業を通じて、オーハシテクニカグループは自動車産業における幅広いニーズに対応し、グローバルな供給体制を構築しています。
経営方針
オーハシテクニカは、自動車部品の製造と販売を主軸に事業を展開しています。同社は、「新たな価値を創造し、世界のお客様に信頼される会社を実現する」という経営理念のもと、市場から必要とされるサプライヤーを目指しています。そのために、グローバル企業としてのさらなる発展、ファクトリー&ファブレス機能の強化、そして社員の幸福と社会貢献の実現を経営方針として掲げています。
2022年3月には、「中期経営計画~Mission2025~」を策定し、自動車業界の発展と同社の業績拡大を目指しています。この計画では、経済的価値の追求と社会的価値の創造を両立させることを基本方針としており、2025年度にはグループ連結売上高450億円、連結営業利益41億5千万円の達成を目標としています。
具体的な戦略としては、開発機能、製造機能、調達機能、グローバル機能の一層の強化を図ります。特に、開発機能では新たな加工技術の開発や市場創造型ビジネスの展開、製造機能では競争力の強化と生産性の向上、調達機能では主要調達先との関係強化や新たな調達先の開拓、グローバル機能では世界各地での生産体制の確立を目指しています。
また、ESG経営の推進も重要な戦略の一つであり、環境問題や社会的課題への取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。これらの戦略を遂行するための投資として、4年間で設備投資60億円、研究開発費10億円、ESG関連投資10億円を計画しています。
オーハシテクニカは、これらの成長戦略を推進することで、自動車産業における信頼されるサプライヤーとしての地位を確固たるものにし、経済的価値と社会的価値の両方を追求することを目指しています。