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テイツーJP:7610
沿革
1990年4月 |
古本・家庭用テレビゲームソフト(リサイクル品)等の売買を目的として、岡山県岡山市豊浜町2番53号に株式会社テイツーを設立 |
1991年2月 |
家庭用テレビゲームソフト(新品)等とビデオ(新品)を取扱開始 |
1994年7月 |
兵庫県西宮市に『古本市場』西宮店(5号店)を出店(関西地区1号店) |
1996年9月 |
岡山県岡山市北区今村650番111に本店を移転 |
1996年10月 |
CD(新品)を取扱開始 |
1997年7月 |
東京都東大和市に『古本市場』東大和店(16号店)を出店(関東地区1号店) |
1998年2月 |
ビデオレンタルを取扱開始 |
1999年9月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
2000年10月 |
㈱トップカルチャーと共同出資による㈱トップブックス(現関連会社)を設立 |
2001年4月 |
㈱ユーブック、CD(新品)・DVD(新品)・CD(リサイクル)の販売開始 |
2003年2月 |
㈱アイ・カフェに出資 |
2003年6月 |
㈲アオキヤ(㈱ブック・スクウェア中部)に出資 |
2004年2月 |
㈱アイ・カフェに実質支配力基準を適用し、連結子会社化 |
2004年9月 |
インターピア㈱(現関連会社)に出資 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年7月 |
当社と㈱ブック・スクウェア中部が合併 |
2005年10月 |
テイツー東京本部を東京都港区に設立 |
2006年9月 |
当社のアイ・カフェ事業部門を会社分割し、㈱アイ・カフェに承継 |
2009年9月 |
当社と㈱アイ・カフェが合併 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
2010年10月 |
カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱と業務提携基本合意書を締結 |
2011年8月 |
テイツー東京本部を東京都品川区に移転 |
2011年9月 |
アイ・カフェ事業部門を会社分割し、㈱カジ・コーポレーションへ譲渡 |
2012年5月 |
カードフレックスジャパン㈱(連結子会社)を設立 |
2013年3月 |
トレカ専門店トレカパーク日本橋店オープン |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2014年7月 |
㈱モ・ジール(連結子会社)を設立 |
2015年12月 |
古本市場川口伊刈店、ホビー取扱いリニューアルオープン |
2016年3月 |
カードフレックスジャパン㈱の解散を発表 |
2016年6月 |
当社と㈱モ・ジールが合併 |
2017年7月 |
テイツー東京本部を関東支社と関西支社に機能分散移転 |
2020年6月 |
㈱山徳及び㈱着物インターナショナルの株式を取得し完全子会社化 |
2021年2月 |
㈱着物インターナショナルの解散を発表 |
2022年1月 |
「TAYS(テイズ)」の外販第1号の提供開始 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
2022年4月 |
㈱買取王国と業務提携基本契約を締結 |
2022年12月 |
㈱システム・ケイと業務提携基本契約を締結 2023年2月28日現在、直営店119店舗、地方創生取組店舗3店舗、業務提携・FC店16店舗、計138店舗 |
事業内容
テイツーは、多岐にわたる事業セグメントを展開している企業です。主要な事業としては、「古本市場」「ふるいち」「トレカパーク」といった店舗運営が挙げられます。これらの店舗では、書籍や家庭用ゲームソフト・ハード、トレーディングカード、ホビー商品、スマートフォン、衣料品などの販売および買取を行っています。また、オンライン販売にも力を入れており、「ふるいちオンライン」をはじめとするECサイトを通じて商品の販売を行っています。
テイツーの関連会社には、株式会社トップブックスがあり、この会社は「古本市場」「ふるいち」の店舗をフランチャイズとして運営しています。さらに、別の関連会社であるインターピア株式会社は、システム開発事業を手がけていますが、その事業の重要性は低いため、事業系統図には記載されていません。
テイツーは、実店舗とオンラインの両輪で、多様な商品の販売・買取を展開しており、顧客のニーズに幅広く応える事業構造を持っています。その事業展開は、書籍から電子機器、衣料品に至るまで多岐にわたり、消費者の様々な要望に対応しています。
経営方針
テイツーは、リユース事業を核とした成長戦略を推進しています。2023年度の取り組みとして、「2023年度テイツーグループ成長戦略」を策定し、リユースで地域と世界をつなぐというグループビジョンのもと、リユース事業の拡大、EC領域への注力、経営基盤の強化を三本柱として掲げています。具体的には、リユース店舗領域、リユースEC領域、リユースBtoB領域の3つの事業領域に焦点を当て、それぞれに経営資源を配分しています。
リユース店舗領域では、商材多様化の推進、店舗DXの推進、ふるいち店舗のFC展開、トレーディングカード在庫検索機「T-Search」のリリースなどに取り組んでいます。リユースEC領域では、「ふるいちオンライン」の利益貢献と宅配買取機能の実装を進めています。リユースBtoB領域では、トレーディングカード読取査定機「TAYS」の拡販とIoT高機能トレカ自販機AIICO IIの調達と展開に注力しています。
さらに、M&A戦略の推進、海外進出の調査研究、人材育成施策の実施、防犯カメラシステムの技術開発と実証実験、テイツーグループSDGs宣言に基づく取り組みなど、その他の主要な取り組み事項も進めています。これらの戦略を通じて、テイツーは2027年2月期末の目標数値である売上高354億円、営業利益20億円、当期純利益12億円を目指しています。同社は、リユース事業を通じて持続可能な社会の実現への貢献を目指し、成長を加速させています。