IDOM (7599) 株価

時価総額
¥1398.1億
PER
9.3倍
中古車販売の大手。「ガリバー」ブランドで中古車買取・販売を全国展開。新車販売やカーリース、人材紹介事業も手掛ける。日本国内が主力で米国にも進出。

株価・出来高の推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

事業内容

株式会社IDOMは、「ガリバー」ブランドで知られる中古車販売事業を主力とする企業です。同社は一般消費者を主要な顧客として中古車の買取・販売を行っており、中古車事業に加えて新車販売も手がけています。グループ全体では16の子会社を擁し、中古車販売を中核とした総合的な自動車関連サービスを展開しています。

同社の主要な収益源は一般消費者への小売販売となっています。中古車の買取から販売まで一貫して手がけることで、仕入れと販売の両面で収益機会を確保しています。また、中古車販売に付帯する各種サービスも重要な収益源として位置付けています。

事業セグメントは日本事業とその他(海外)に分かれており、日本では東京マイカー販売による中古車売買、IDOM CaaS Technologyによるリース・レンタル事業、さらにシステム開発や人材紹介といった周辺事業も展開しています。海外ではGulliver USAとGulliver EASTが米国市場での中古車売買を担当し、事業の国際展開を進めています。

経営方針

IDOM(ガリバー)は中期経営計画において、営業利益を現在の約202億円から300億円へと5割近い大幅な増益を目指す野心的な成長戦略を掲げています。同社は直営店での小売台数を現在の16.3万台から17〜19万台へ拡大し、投資効率を示すROICについても現在の6.8%から8%以上への改善を計画しています。これらの数値目標は、約4.4兆円規模の日本の中古車市場において、同社のシェアが6%程度にとどまっていることから、さらなる市場拡大の余地が大きいとの判断に基づいています。

同社の重点投資分野は大型店の新規出店と整備工場の展開という二本柱で構成されています。店舗展開では「ガリバー」のブランド力と蓄積されたノウハウを武器に、資本効率を見極めながら段階的に大型店の出店ペースを加速させる方針です。整備工場については、約5.9兆円という巨大な自動車整備市場への参入を通じて、顧客の生涯価値を高める戦略を採用しています。これにより内製化によるコスト効率化と、顧客との取引循環サイクル拡大によるリピート化を狙っています。

新市場開拓では、将来的な海外事業拡大を見据えて豪州や米国を中心としたグローバル展開を推進しています。同社は従来の買取・卸売中心のビジネスモデルから、一般消費者向けの小売中心への転換を既に完了しており、この小売ビジネスを軸として海外での事業基盤構築を進めています。日本市場では消費者の中古車への抵抗感が薄れ、先進国である米国と同様に中古車比率が高まる可能性があると分析しており、長期的な市場拡大に備えた戦略を展開しています。

技術革新への取り組みでは、電気自動車化や排ガス規制強化といった自動車業界の構造変化を事業機会として捉え、新しいIT技術を積極的に取り入れた投資を実行しています。同社は多様化する消費者ニーズに対応するため、サービス開発力の強化やマーケティング活動の進化を図り、人材教育体制の整備と専門性のある人材採用を通じて組織力の向上を目指しています。EVなどの新技術が市場に浸透する過程でも、中古車の循環が重要な役割を果たすとの認識のもと、変化をリスクと機会の両面から捉えた経営判断を行う方針を示しています。

AIチャット