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サイゼリヤJP:7581
沿革
1973年 5月 |
イタリアンレストラン「サイゼリヤ」の経営を開始。 |
1977年12月 |
千葉県市川市に第3号店となる「市川北口店」を開店。多店舗化に着手。 |
1981年 4月 |
千葉県船橋市にショッピングセンター第1号店となる「船橋ららぽーとららぐるめ店」を開店。 |
1983年 5月 |
千葉県市川市市川1丁目13番32号に本社を移転。 |
1987年 3月 |
創業の地、千葉県市川市本八幡に駅ビル第1号店となる「シャポー本八幡店」を開店。 |
1987年 4月 |
商号を株式会社マリアーノに変更。 |
1987年10月 |
市川北口店にて手書きオーダーからオーダーエントリーシステムに変更。 |
1989年 9月 |
千葉県柏市にロードサイド店第1号店となる「柏水戸街道店」を開店。 |
1991年10月 |
千葉県船橋市浜町2丁目1番1号に本社を移転。 |
1992年 6月 |
札幌市厚別区に50店舗目となる「新札幌駅ビル店」を開店。 |
1992年 9月 |
商号を株式会社サイゼリヤに変更。 |
1994年 7月 |
神奈川県藤沢市に100店舗目となる「江ノ島店」を開店。 |
1995年 5月 |
関西地区の拠点として神戸市東灘区に「六甲アイランド店」を開店。 |
1996年11月 |
当社の今後のモデル店舗として、臨海副都心に「台場フロンティアビル店」を開店。 |
1997年10月 |
埼玉県吉川市旭2番地5に吉川工場を新設、同時に本社を同地に移転。 |
1998年 4月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1998年12月 |
千葉県印西市に200店舗目となる「印西大森店」を開店。 |
1999年 7月 |
東京証券取引所市場第2部へ上場。 |
2000年 3月 |
千葉県船橋市に300店舗目となる「船橋芝山店」を開店。 |
2000年 7月 |
オーストラリアに製造子会社 SAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.(現、連結子会社)を設立。 |
2000年 8月 |
東京証券取引所市場第1部に指定。 |
2001年 2月 |
埼玉県富士見市に400店舗目となる「鶴瀬店」を開店。 |
2001年 3月 |
神奈川県大和市に神奈川工場を建設。 |
2001年 5月 |
福島県白河市に福島精米工場を建設。 |
2001年10月 |
岐阜県岐南町に500店舗目となる「岐南店」を開店。 |
2002年 2月 |
旅行業を主とする㈱アダツアーズジャパンを設立。 |
2002年10月 |
愛知県尾西市に600店舗目となる「尾西開明店」を開店。 |
2003年 4月 |
兵庫県小野市に西日本エリアの配送拠点となる兵庫工場が完成。 |
2003年 6月 |
中国の上海市に上海薩莉亜餐飲有限公司(現、連結子会社)を設立。 |
2003年10月 |
宮城県仙台市に700店舗目となる「若林大和町店」を開店。 |
2004年 3月 |
中国の北京市に北京薩莉亜餐飲管理有限公司を設立。 |
2005年 8月 |
東京都北区に初のファストフード店となる「イート・ラン十条店」を開店。 |
2005年11月 |
埼玉県ふじみ野市に初のファストカジュアル店となる「スパQ&TacoQビバモール埼玉大井店」を開店。 |
2006年 8月 |
大阪府大阪市北区に800店舗目となる「天神橋筋六丁目店」を開店。 |
2006年12月 |
北京薩莉亜餐飲管理有限公司を上海薩莉亜餐飲有限公司に吸収し、清算。 |
2007年 4月 |
東京都八王子市にファストカジュアル店となる「サイゼリヤEXPRESS ぐりーんうぉーく多摩店」を開店。 |
2007年11月 |
中国の広州市に広州薩莉亜餐飲有限公司(現、連結子会社)を設立。 |
2008年 3月 |
台湾の台北市に台湾薩莉亜餐飲股份有限公司(現、連結子会社)を設立。 |
2008年 5月 |
中国の北京市に北京瑪利亜諾餐飲有限公司(現、北京薩莉亜餐飲管理有限公司、連結子会社)を設立。 |
2008年 8月 |
中国の香港市にMARIANO CO.,LIMITED(現、HONG KONG SAIZERIYA CO.LIMITED、連結子会社)を設立。 |
2008年 9月 |
シンガポールにSINGAPORE SAIZERIYA PTE.LTD.(現、連結子会社)を設立。 |
2009年 7月 |
茨城県土浦市に900店舗目となる「土浦駅ビル店」を開店。 |
2010年 3月 |
福岡県久山町に九州1号店となる「トリアス店」を開店。 |
2011年 6月 |
大阪府大阪市に1000店舗目となる「フォレオ大阪ドームシティ店」を開店。 |
2012年 9月 |
日本橋兜町にマリアーノの1号店となる「マリアーノ日本橋兜町店」を開店。 |
2012年12月 |
中国の広州市に広州サイゼリヤ食品有限公司を設立。 |
2013年 1月 |
千葉県千葉市に千葉工場を建設。 |
2013年11月 |
山口県下関市に山口県1号店となる「ゆめモール下関店」を開店。 |
2013年12月 |
東京都千代田区神田に新業態「サンドイッチカウンター」を開店。 |
2014年 8月 |
東京都千代田区神田に新業態「PASTAS」を開店。 |
2015年 6月 |
上海薩莉亜餐飲有限公司(現、連結子会社)が100店舗を達成。 |
2015年 8月 |
当社グループの年間客数が2億人を突破。 |
2016年 7月 |
東京都中央区日本橋茅場町に新業態「スパゲティ・マリアーノ」を開店。 |
2016年10月 |
東京都中央区日本橋茅場町に新業態「ズッパディパスタ」を開店。 |
2016年11月 |
監査等委員会設置会社へ移行。 |
2017年 5月 |
㈱アダツアーズジャパンが当社グループから独立。 |
2017年12月 |
佐賀県佐賀市に佐賀県1号店となる「モラ―ジュ佐賀店」を開店。 |
2018年 4月 |
埼玉県川口市に新業態「スパットミート」を開店。 |
2018年 7月 |
京都府内の全店舗及び全国のショッピングセンター型店舗で全席禁煙。 |
2018年 8月 |
神奈川県横浜市に新業態「リカリカ」を開店。 |
2018年 9月 |
東京都江東区に新業態「マリアーノ」を開店。 |
2018年 9月 |
東京都中央区に新業態「リフレスカ」を開店。 |
2018年10月 |
熊本県熊本市に熊本県1号店となる「ゆめタウンサンピアン店」を開店。 |
2019年 6月 |
国内外店舗数が1500店舗達成。 |
2019年12月 |
イタリア人デザイナーによる店舗デザインの展開。 |
2020年 2月 |
東京都台東区浅草に新業態「伊麺処」を開店。 |
2020年 7月 |
メニュー税込価格の末尾を00円又は50円に統一。 |
2020年 8月 |
全店にて手書きオーダーを開始。 |
2020年 9月 |
食事用飛沫防止ツール「しゃべれる君」を全店展開。 |
2020年10月 |
東京都中央区に新業態「ミラノ食堂Mariano」を開店。 |
2021年 4月 |
全店にてキャッシュレス決済を導入。 |
2021年 4月 |
東京都練馬区にコンビニ跡地を利用した小型店として「地下鉄赤塚店」を開店。 |
2021年12月 |
秋田県秋田市に秋田県1号店となる「イオンモール秋田店」を開店。 |
2022年 1月 |
鳥取県日吉津村に鳥取県1号店となる「イオンモール日吉津店」を開店。 |
2022年 4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
2022年 5月 |
当社技術の販売を行う株式会社CSsTを設立。 |
2022年 6月 |
岩手県盛岡市に岩手県1号店となる「イオンモール盛岡店」を開店。 |
2022年 8月 |
立地環境変化のため、既存新業態店舗を閉店。 |
2022年12月 |
島根県出雲市に島根県1号店となる「ゆめタウン出雲店」を開店。 |
2022年12月 |
香川県綾川町に香川県1号店となる「イオンモール綾川店」を開店。 |
2023年 5月 |
青森県五所川原市に青森県1号店となる「ELM店」を開店。 |
事業内容
サイゼリヤ株式会社およびその子会社9社は、外食事業を中心に展開しています。同社は、イタリアンワイン&カフェレストラン「サイゼリヤ」を全国に1,055店舗運営し、「日々の価値ある食事の提案と挑戦」をテーマに掲げています。また、国内5箇所の工場では、店舗で使用する食材の製造及び物流業務を手掛けています。
海外展開においても、同社は積極的に事業を展開しています。オーストラリアでは、SAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.が食材の製造を行っています。アジア市場では、特に中国と台湾、香港、シンガポールに注力しており、上海では156店舗、広州では156店舗、台北では21店舗、北京では68店舗、香港では59店舗、シンガポールでは32店舗の「サイゼリヤ」を運営しています(2023年8月末時点)。
これらの事業展開を通じて、サイゼリヤは国内外でイタリアンカフェレストランのチェーンを成功させ、食材製造からレストラン運営まで一貫したビジネスモデルを確立しています。同社の事業セグメントは、国内外の食文化への貢献と、グローバルな視点での事業展開により、広範な顧客層にアプローチしています。
経営方針
サイゼリヤは、外食産業における厳しい経営環境の中で、独自の成長戦略を推進しています。同社は、国内レストラン事業の利益体質強化、海外事業のビジネスモデル確立、国内事業の第2の柱となる新事業開発、人的資産への投資継続、そして食堂業の産業化推進を重点領域として掲げています。これらの戦略を通じて、他社との差別化を図り、業界における確固たる地位を築くことを目指しています。
対処すべき課題としては、既存店の設備改善や店舗組織作り、デジタル化による作業改善、メニューの再構築、食材供給体制の再構築、カミッサリー機能による店舗作業削減、工場のロス削減、小投資ローコストオペレーション店舗の構築、ストアマネジャー育成、店舗組織づくりと運営品質の向上、新フォーマットの継続、SDGs推進、海外事業の組織構造設計などが挙げられます。
サイゼリヤは、国内で1,055店舗を運営し、国内外でイタリアンカフェレストランのチェーンを成功させています。また、国内5箇所の工場で食材の製造及び物流業務を手掛け、海外では特に中国、台湾、香港、シンガポールに注力しています。これらの事業展開を通じて、同社は食材製造からレストラン運営まで一貫したビジネスモデルを確立し、国内外の食文化への貢献とグローバルな視点での事業展開を進めています。