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ヤマノホールディングスJP:7571
沿革
1909年 |
北海道函館市において森田ふとん店を創業、森の商標から商号の「かねもり」となる |
1963年2月 |
かねもり商事株式会社に商号を変更し、製綿・寝具各種繊維製品の販売を行う |
1964年8月 |
東京証券取引所市場第二部及び札幌証券取引所に上場 |
1971年12月 |
商号を「株式会社かねもり」に変更 |
1972年10月 |
名古屋証券取引所市場第二部に上場 |
1979年9月 |
第三者割当増資によりミネベアグループの傘下に入る |
1986年3月 |
合併のため上場廃止(資本金4,609百万円) |
1986年4月 |
ミネベア株式会社へ吸収合併(合併比率18:10) |
1987年2月 |
当社を東京都目黒区に設立 |
1987年3月 |
ミネベア株式会社から訪問販売業務を分離継承し北海道支社(札幌市西区)、東北支社(宮城県岩沼市)、北陸支社(新潟県長岡市)、関東支社(千葉県木更津市)を設置 |
1987年8月 |
本社を東京都千代田区に移転 |
1988年1月 |
東北支社を宮城県仙台市へ移転 |
1990年10月 |
株式の額面金額変更のため日本エスピーエス株式会社に吸収合併 |
1974年6月 |
印刷用機器の販売を目的とした日本エスピーエス株式会社を東京都目黒区に設立 |
1983年3月 |
営業を停止し、休眠状態に入る |
1990年10月 |
旧かねもり株式会社を吸収合併し、商号を「かねもり株式会社」に変更 |
1994年2月 |
大株主の異動によりヤマノグループに参入する |
1997年11月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1998年7月 |
株式会社きもの京都の営業の全部を譲り受けし、きもの京都事業部を新設 |
2000年3月 |
株式会社丸正の株式取得 |
2001年5月 |
株式会社錦の株式取得 |
2001年10月 |
持株会社体制へ移行、商号を「株式会社ヤマノホールディングコーポレーション」に変更 |
2004年2月 |
堀田産業株式会社の株式取得 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年9月 |
株式会社ビューティ多賀志の株式取得、株式会社多賀志の営業を譲受け |
2005年10月 |
かねもり株式会社の商号を株式会社ヤマノリテーリングスに変更 |
2005年10月 |
株式会社ヤマノビバスポーツと株式会社パワーズを合併し、商号を株式会社ヤマノスポーツシステムズに変更 |
2005年10月 |
株式会社サトウダイヤモンドチェーンと株式会社ビ・ゴールを合併し、商号を株式会社ヤマノジュエリーシステムズに変更 |
2006年8月 |
当社商号を「株式会社ヤマノホールディングコーポレーション」から「株式会社ヤマノホールディングス」に変更 |
2007年1月 |
株式会社ヤマノ1909プラザを設立し、株式会社ブラザー販売より訪販事業を譲受 |
2007年1月 |
株式会社ブラザーセイビングの株式を取得し、商号を株式会社ヤマノ1909セイビングに変更 |
2007年4月 |
株式会社丸正と堀田産業株式会社は、2007年4月1日付合併し、商号を堀田丸正株式会社に変更 |
2008年3月 |
株式会社ビューティ多賀志と株式会社ビューティプラザを合併し、商号を株式会社マイスタイルに変更 |
2008年6月 |
株式会社ヤマノリテーリングスが、株式会社錦及びロイヤル・コスモ株式会社を吸収合併 |
2009年10月 |
当社に株式会社ヤマノリテーリングス、株式会社きのはな、株式会社ヤマノプラザ、株式会社ヤマノ1909プラザ、株式会社ヤマノスポーツシステムズ、株式会社スポーツマンクラブ、株式会社ヤマノクレジットサービス、ヤマノインベストメント株式会社の計8社の子会社を吸収合併 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場 |
2010年10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式を上場 |
2012年10月 |
当社に株式会社ヤマノジュエリーシステムズを吸収合併 |
株式会社ヤマノ1909セイビングと株式会社アールエフシーを合併し、商号を株式会社ヤマノセイビング(現・連結子会社)に変更 |
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2013年4月 |
株式会社ら・たんす山野の株式取得 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所(JASDAQスタンダード)に株式を上場 |
2013年10月 |
当社に株式会社ら・たんす山野を吸収合併 |
2014年7月 |
当社にHMリテーリングス株式会社を吸収合併 |
2015年11月 |
株式会社すずのきの株式取得(現・連結子会社) |
2017年5月 |
事業譲渡によりスポーツ事業から撤退、及び堀田丸正株式会社の株式売却により卸売事業から撤退 |
2017年10月 |
当社に株式会社マイスタイルを吸収合併 |
2018年7月 |
有限会社みうらの株式取得(現・連結子会社)、商号を株式会社みうらに変更 |
2019年10月 |
株式会社L.B.Gの株式取得(現・連結子会社) |
2019年11月 |
株式会社かのこより和装事業を譲受 |
2020年3月 |
株式会社マンツーマンアカデミーの株式取得(現・連結子会社) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQスタンダードからスタンダード市場へ移行 |
2022年5月 |
東京ガイダンス株式会社の株式取得(現・連結子会社) |
2022年6月 |
株式会社OLD FLIPの株式取得(現・連結子会社) |
2022年10月 |
株式会社L.B.Gに当社美容事業と株式会社みうらの営業部門を事業譲渡し、商号を株式会社ヤマノプラスに変更 |
2022年10月 |
当社に株式会社みうらを吸収合併 |
事業内容
ヤマノホールディングス及びそのグループ企業は、美容を中心とした多岐にわたる事業を展開しています。同社グループは、美容室やネイルサロンの運営を手掛ける美容事業、和装品や宝飾品の販売を行う和装宝飾事業、家電や洋装品、宝飾品、健康関連商品の訪問販売・催事販売を行うDSM事業、学習塾の経営を行う教育事業、そして前払式特定取引業や古着の買取及び販売、着物の着付けに関する普及・検定を行うその他の事業という五つの主要セグメントに分かれています。
美容事業では、株式会社ヤマノプラスが中心となり、美容室やネイルサロンの運営を行っています。和装宝飾事業では、和装品専門店の展開や宝飾品専門店チェーンの運営を通じて、振袖や留袖、訪問着、七五三祝着、和装小物、ダイヤモンドリング、ファッションリング、ネックレス、時計、毛皮などの販売を行っています。
DSM事業では、各種家電、洋装品、宝飾品、健康関連商品等の販売を手掛け、ミシンやコート、スーツ、バッグ、ファッションリング、ネックレスなどが主要商品です。教育事業では、株式会社マンツーマンアカデミー及び東京ガイダンス株式会社が学習塾の経営を行っています。
その他の事業としては、前払式特定取引業を行う株式会社ヤマノセイビング、古着の買取及び販売を行う株式会社OLD FLIP、着物の着付けに関する普及・検定を行う一般社団法人日本技術技能教育協会があります。これらの事業を通じて、ヤマノホールディングスグループは幅広い顧客ニーズに応える多様なサービスを提供しています。
経営方針
ヤマノホールディングスは、美容を中心に和装宝飾、DSM(訪問販売)、教育、その他の事業を展開する多角的なビジネスモデルを有しています。同社グループは、企業理念「美道五原則」に基づき、事業拡大と社会課題の解決への貢献を目指しています。中期経営計画の策定と企業理念体系の整理を進め、社員が主体的にパーパス実現に取り組む風土への変革を目指しています。
同社グループは、中長期目線経営の強化、事業ポートフォリオの強化、業務効率化と生産性向上、サステナビリティ経営の強化を重点戦略としています。事業ポートフォリオの強化では、外部環境変化への耐性を持ち、柔軟性を内包する事業構造の構築を目指しています。また、M&A戦略を中期経営戦略と一体化させ、新たな事業領域の開発とグループシナジーによる収益力強化を進めています。
業務効率化と生産性向上に向けては、管理業務の効率化と各事業での生産性向上を図り、経営数値目標の整理と経営の透明性向上に努めています。サステナビリティ経営の強化では、サステナビリティ委員会を新設し、SDGsの17ゴールと関連付けた目標設定の検討を進め、持続可能な社会の実現に繋がるビジネスモデルの構築を積極的に進めています。
これらの戦略を通じて、ヤマノホールディングスは、変化する事業環境に柔軟に対応し、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。